運命の光   作:リッティー

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4話です。
どうぞ。


第四話 成果と課題

街に戻ってから、鍛錬を繰り返した。

対人戦とは、模擬戦とは全く違って、慣れなくて。

剣の振りを、会心の感覚を、何度も思い出して、

 

 

 

また、俺は剣を振りかぶる。

 

 

 

大上段の、会心の一閃だった。

 

 

 

 

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出陣の翌日。

 

前日から五月晴れが続く空の下。

俺とフローラは、戦っていた。

 

 

「後ろから来てるよ、クロウリーくん!」

 

「任せろ!」

 

街の外、魔物のうろつく広野で。

 

「「「「ぴきいいいいいいい!!」」」」

 

相手はスライム。

最弱だからと侮ってはいけない。

こうやって、数で攻めてくるから。

 

ギラには頼らない。

 

 

己の力のみで、ただただ敵を斬るのみ。

 

「どりゃああああ!」

 

力任せに薙ぎ払う。3匹が両断された。

 

俺の背後から走り寄ってきたフローラが、杖で一突き。

ガスっというような音がして、スライムはひしゃげた。

魔法を使わない。

その上で如何に連携及び討伐をするか。

今の俺たちの課題だ。

 

アラハギーロから港町まで1,5時間。

但し、走って。

アラハギーロから山向こうにあるレーメの村まで1日半。

但し、熟練の傭兵を雇い、洞窟で野宿して。

 

そうしてくると、どうしても魔力不足の問題が出てくる。

魔法の小瓶さえも満足に買えない状況(先遣隊100人が買い占めた)だから、なるべく魔力を使わないで戦いたい。

そして問題なのが、野宿だと魔力回復が乏しいこと。

魔力が足りないと、回復が薬草のみになり、杖で撲殺せざるを得なくなる。

最低限、アラハギーロ近辺の魔物は魔力使用無しで倒さないと、洞窟で乱戦になったとき、困るのだ。

相手が強いと、魔法は威力を発揮する。

それまで___洞窟までの辛抱だ。

つらい道になるだろう。

そんなの、わかってた。

フローラが俺を助けてくれる。だから、俺はフローラを守る。

助け合う。これがパーティー探索の真骨頂。

 

「今日はここまでにしようか」

 

かれこれ6時間。

スライム、どくやずきん、どんぐりベビーなどなどと、戦い漬けの一日だった。

 

 

 

 

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街に戻った。

フローラと一緒に向かう先は、カンダタの本拠地(アジト)

 

「どうだった!?」

 

門番も出払った本拠地(アジト)で、水晶のような魔道具に向かう彼に聞く。

 

「全くだ。情報がない」

 

 

先遣隊は、各チームに一人ずつ、交渉上手な人を入れている。

そんな人の得た情報をまとめる役割を、カンダタファミリーは買って出ていた。

 

誰も有益な情報を持ってこない。

犯人が見えない、敵の本拠地(アジト)も解らない。

最悪の状況だった。

 

「全部の門に監視の魔道具を付けといた。」

 

犯人は、町の中の奴じゃない。

孤児院の子供たち、夜遅くまで飲んだくれてた親父の付き人たちからの情報だった。

それを基に隊を組んで出陣したし、魔道具もかなりの数作成していたのだ。

 

その成果は、意外と直ぐに表れた。

 




課題ばっかじゃん。
成果については……
また次回。
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