運命の光   作:リッティー

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占いです。


第八話 星の導き

「ここか……」

 

レーメの広さを侮っていた。

 

アラハギーロはわりと区画整理が進んでいたから、実は街が分かりやすい。

が。

レーメは違う。

広い。上に、どこに何があるか分かりにくい。

おまけに地図がない。道もあまり分かりにくい。

 

ポロンさんの占い処にたどり着くまで1時間。

アラハギーロを西端から東端まで、歩いて直線で行った時の時間もだいたい同じ位だ。

迷って何度も停止していたから、余計に時間がかかった気がするけど。

 

横には、フローラ、メレヤ、アークスの学生メンバーが勢揃い。

「お前たち、行って来い!」

と、大人組から任せられたのが、この情報収集だった。

(カイル達は回復薬買い占めとかしてないよな!?)

それが気掛かりだったのだが。

 

一方。

こちらは一人ずつ入るため、誰が最初に入るかもめにもめた。

結局俺、クロウリーからになったが。

 

 

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暗い。

それが、占い処の第一印象。

ロウソク、ヴェールなど、占いのイメージに似合っている廊下の奥。

水晶玉の向こうに、ポロンさん。

ミステリアスな雰囲気をたたえる彼は、名前を聞く。

素直に姓名どっちも答えた。

「そうか……」

お?なんか意味深?

「そなたは……もしや、消えた者たちの探求者か?」

「ああ、そうだ」

そして、ポロンさんはこんなことを言っていた。

・ナバラの塔の前には「番人」としてドラゴンがいる。夜行性なので昼に塔につくようにすべし。

・塔まで歩いて大体2時間。ただし、大人の場合。

仲間たちも透視されており、パーティーメンバーと種族を言い当てられた。

クロウリーは、旅を続ける、はず。とも言っていた。

なんだよ「はず」って、と思ったけど、敢えて言わないことにした。

声からしてじいちゃんだし、あまり覚えてないこともあるのだろう。

夢とかなら尚更そうだ。

あと詳しい地図を貰った。ご丁寧に世界地図。

正直言って嬉しい。と思って裏を見たら、

「世界に旅立つお主に託す」

とあった。

とりあえず情報ゲット。

裏のことに関しては、わからないことも多いのでスルーした。

 

 

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「どうだった!?」

メレヤとフローラから真っ先に訊かれた。

「これと、塔の情報もらったよ」

と、世界地図を見せながら言った。

「おおおおおおおおおおおお!?」

と、場がざわめいた。

 

そして、みんなが占いを終えた時。

 

「メレヤ、フローラ、アークス……」

 

そして、彼は言った。

 

「帰ろう、宿屋に」

 

自分たちのいるべき場所に、頼れる人たちの元へ。

 

少年少女は連れ立って歩き出した。

 

 

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夜。

 

ポロンは窓の外を見つめていた。

 

「新たなる光と闇が見えた。」

 

運命は、動き出す。

 

静かに。

 




次回は場所がまた動きます。
洞窟回で出てたあの子が再登場?
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