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私は、"宮木 深白"(みやき みしろ)
私立雪ノ星学園に通う一年生だ。雪ノ星学園通称、雪星には毎年変わった新入生が入るという噂があった。
今年の変わった新入生…それは、私を含めて全ての生徒だった。
変わった生徒と変わった学園。これからが楽しみであり不安でしょうがない。だがこれはまごう事なき私の物語。
さぁ、学園生活を始めよう。
♢♢♢
コツコツコツ
季節は春。花粉症にとって最悪な季節。出会いと別れの季節。
私は、頭にそんなことを思い浮かべながら通学路を歩いていた。
真新しい制服。真新しいローファー。浮いてないか心配だ。
コツコツコツ。
「おはよう〜。深白」
学園まで後、半分という所で親友の"櫻菜 まこと"(さくらね まこと)に声をかけられた。
「おはようー。まこと」
「いい天気だね。深白」
「そうだね。と、言っても…土砂降りだけどね…」
彼女にはこの雨が見えてないのだろうか。土砂降りなのにいい天気だねって…
「深白は、国語の課題した?」
「国語の課題…?うん。したけど」
「見せてー!!」
こんなたわいもない話をしながら通学路を進んで行くと、見えてきた…
私立雪ノ星学園が。
私達は校門をくぐり、ここから一年…私の物語が進んで行く。
♢♢♢
私は、1ー3に割り当てられた。
ここは問題児が集まるクラスらしい。少し中学校で暴れてたら問題児扱いされてしまったみたいだ。
ちなみに、まことも一緒だ。
勢いよく教室の扉を開ける。
「あ〜。おはよぉ〜。深白ちゃんとぉ、まことちゃん〜」
ぶりっ子ボイスで話しかけてきたのは、"中原 友之輔"(なかはら とものすけ)
漢字はイカツイが、可愛い女子だ。ぶりっ子だということを除けば。
「おはよう。友之輔」
まことは、ぶりっ子が大嫌いだ。まこともこれがなきゃいい子なんだけど…
「おはよぉ〜。まことちゃん」
「おはよう〜。友之輔」
「おはようぉ〜。深白ちゃん」
さて、私の机はどこかな……
あったあった。一番窓際の席だ。
鞄を置いて、椅子に座り、先生を待つ。
これが、優等生…だと思う。
ただ、上手くいかないのが1ー3だ。
「イエイイエイイエイー!!海斗くんのおとおりでぇす!」
生粋の問題児、"浅星 海斗"(あさぼし かいと)が…
「さぁて。どうもこんにちは。浅星です。今日はなんと!コーラ最強説!!」
「わー!!」
そう言って海斗が鞄から取り出したのはコーラ2リットルだ。
「いいですかー?まずは、髪の毛にガムをつけて!コーラをかけるとー?」
「「かけるとー!?」」
海斗は女子の髪の毛になんの躊躇いも無く、ガムをつけ、コーラをかけた。
「こうやって!擦ると!なんと!」
コーラをかけながら、ガムをこすって行く。
「じゃーん!取れましたー!!」
「「おー!」」
っという風に、盛り上がっています。
髪の毛にガムをつけられた女子の顔…般若みたくなってる…
「どうですかー!?」
「「おー!」」
凄い盛り上がりだ。
っていうか、コーラ凄いな。
家に帰ったらやってみよう…
そう思いながら、先生が来るまであのバカ騒ぎは続いた。
次回は、ホームルームは静かに訪れない!?
です。
お楽しみに〜。