現世に捧ぐ星の小話   作:Jhon_極光

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※注意
・初投稿です。言語の不自由な執筆者ですのでご容赦ください。
・この作品は「アンジュ・ヴィエルジュ」の二次創作です。
・この作品はアニメ「アンジュ・ヴィエルジュ」のifの世界の物語です。
・非常に後味の悪い作品となるかもしれません。ご注意を。
・平然とプログレスが殺されます。推しが登場したら要注意です。
・なお名前だけ出て殺されるプログレスもおります。注意。
・主人公は男で、オリキャラです。また、男性が沢山登場します。
・ショッキングな表現がございます。ご注意ください。


第1話 The day

蒼月紗夜は今日もDr.ミハイルが居る管制塔へ向かった。

管制塔に辿り着くと、いつものように、そこにはDr.ミハイルと、

彼女の研究と演算を手伝うコードΩ00ユーフィリアの姿があった。

そしてこれもまたいつものように、紗夜はDr.ミハイルに訊いた。

 

 

紗夜「天音は、天音はまだ見つからないんですか?」

 

ミハイル「……残念だが。」

 

ユーフィリア「こちらでも手を尽くしているのですが……」

 

紗夜「……そうですか。」

 

 

ウロボロスの大規模侵攻が10日前に終息した。

ウロボロスに取り込まれた日向美海と御影葵の闘いに紗夜達は参加し、

日向美海を撃破。そしてプログレスの一斉蜂起でウロボロスを退け

多くのαドライバーやプログレスをウロボロスの手から救出した。

しかし、その中に紗夜達のαドライバーである彩城天音の姿は無かった。

 

 

紗夜「……それではまだ、私たちは戦えませんね。」

 

ミハイル「その話なんだが。後で会って欲しい者がいる。」

ミハイル「私が、開発したαドライバーなんだが。」

 

紗夜「αドライバーを開発、ですか?」

 

ミハイル「……そうだ。」

 

 

ミハイルは視線を落とす。

ユーフィリアも何故か視線を逸らした。

 

 

紗夜「それは、天音の代わりに使えという事ですか?」

 

ミハイル「頼みたいのはそうでは無いんだ。ただ……」

ミハイル「『彼』を使えるものにして欲しい。」

 

紗夜「男性、ですか?」

 

ミハイル「そうだ。出来れば君の仲間全員に会って貰いたい。」

ミハイル「後で呼び出すから待機して全員来てほしい。」

 

紗夜「……わかりました。」

 

 

現状、紗夜達のチームはαドライバーがいないため、実践では

使える駒となっていない。いつウロボロスが侵攻してくるか

わからない現状では、αドライバーである天音が居ない以上、

代役を立てる以外の選択肢はない事は紗夜もわかっていた。

話す事が無くなり、管制塔は沈黙に包まれた。

 

 

紗夜「また明日も、天音が見つかるまで、何度でも来ますから。」

 

ミハイル「そうすると良い。」

 

紗夜「……では、また明日。」

 

 

紗夜は管制塔を去って行った。紗夜が去ったすぐ、

ミハイルとユーフィリアは受け持っていた職務を続ける。

二人は『彼』の調整を続ける。

 

 

ユーフィリア「良いんですか?彼女達に『彼』を預けて。」

 

ミハイル「そうするほかあるまい。」

ミハイル「他に彼女たちを有効に扱う手段が思いついているのか?」

 

ユーフィリア「いえ、そんなことは。」

 

 

二人は軽い会話をすると、再び職務である『彼』の調整

を続けた。

一方、仲間たちに今日も天音は見つからなかったと

報告をしに帰る間、彼女はひとつ疑問を浮かべていた。

ミハイルが人工αドライバーを作成した。

それは普通ならあり得ない事だ。白の世界の技術で作られた

アンドロイドはプログレスばかり、プログレスより高度と思われる

αドライバーが作れるなどとは一言も聞いた覚えが無い。

もし、αドライバーが作れたならば、それは青蘭島で

一大ニュースとなって知れ渡っているだろう。

紗夜は不可解と思いつつ、仲間の元へ戻った。

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