とある兵庫の提督生活   作:新快速真

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主人公の提督は15歳です。できるだけ現実の世界の理論(法律とか物理法則)を守るようにしています。特定の地域名や会社名等が登場しますが、実際とは関係ありません。


新米提督の日常
提督着任


「姫路~姫路~ ご乗車ありがとうございました。」

僕は新米提督として兵庫県南部の海岸沿いにできた舞鶴鎮守府神戸支部神戸姫路鎮守府、略して神鎮(姫鎮)に着任する予定だ。先ず初めに僕は中学三年生、しかももうすぐ受験だ。提督になった経緯はさておき、鎮守府生活と学校生活の両立をどうするかだが、もう既にシステムは出来上がっているから心配は不要だ。

 鎮守府に着くと門を通り取り敢えず執務室に入った。鎮守府の概要を掴む為だ。この鎮守府は他とは違い敷地内には線路が通っている。西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の山陽本線(JR神戸線)のひめじ別所と神戸の別ルートとして建設された路線で艦娘の遠征任務や資材調達等に利用している。勿論山陽電車、阪神電車や京阪、近鉄、阪急、南海等の全国の路線に乗り入れられるように様々な線路を用意している。他にも違うところが沢山あるがそれは後程登場するだろう。

 大淀「ご挨拶の準備が整いましたがどうされますか?」

 提督「あぁ、それじゃあ行こうか。」

僕は大淀に連れられ鎮守府の多目的ホールに向かった。そして、皆が集まっていることを確認して教壇の上に立つと、

 提督「今日からこの神戸姫路鎮守府に着任する新米提督だ。宜しく。何か聞きたいことがあれば後で僕のとこに来てくれたらいい。」

簡単に挨拶を済ませ部屋を後にする。

 大淀「次は何を行いますか?」

 提督「取り敢えず妖精さんに荷物の片づけ、整理、をしてもらっている間に別便で荷物が届くはずだからそれを取りにいくわ。」

僕はそう言って大淀を連れて鎮守府の二階北執務室前廊下を西に進む。

 吹雪「あっ!司令官!特型駆逐艦、吹雪型の一番艦吹雪です!宜しくお願い致します!」

 提督「君が吹雪か、宜しく。」

 吹雪「ところでどちらに行かれるのですか?」

 提督「あぁ、ちょっとね、そうだ!君も君の友達と一緒に来てみないか?一番西の北側にある姫路鎮守府駅四番線で待っているから。」

 吹雪「はい!みんなもつれてそちらに向かいます!」

 提督「おぅ!待っているよ!」

そうして僕は鎮守府の一番端工廠の北側にある姫路鎮守府駅に着いた。

 提督「届いているかな?」

 大淀「何が届くんですか?」

 提督「それは後でのお楽しみだ。」

しばらくすると12両編成の223系2000番台が入線してきた。

 提督「ありがとう。よし!やるか!」

僕はそういうと運転室に入り準備を始めた。

 大淀「あの、おっしゃっていたのってこれですか?」

 提督「あぁ、そうだ。まだほかにもあるけどな。」

準備が整い、僕は扉を閉めた。

 提督「大淀、早く乗れ。」

 大淀「えっ、乗ってもいいんですか?」

 提督「あぁ、特別だ。」

そう言って大淀を乗せ、扉を閉めた。出発信号機が進行になっていることを確認し警笛を鳴らす。マスコンを1、2、という風に入れ列車を発車させた。

 提督「制限45、姫路鎮守府入区線進行」

列車は副本線から待避線を経由して入区線に入った。

 提督「場内進行、制限30、第一留置線進行」

分岐を渡り第一車両留置線群の一番奥に進入、「12」と書かれた所定停目に列車を止めた。

 明石「わぁ~、凄いですね。」

工廠で艦娘の建造や装備の開発、点検等々様々のことをやっているが、列車の整備関係も工廠で行うつもりだ。

 提督「今度、鎮守府に第三鉄道広場を作ろうと思ってて、そこに配置する車両だ。他にも117系とかを置くつもりだ。」

鎮守府の艦娘たちが集まってくる。取り敢えず列車をすべて搬入させよう。

 搬入が終わるともう既に正午を回っていた。ここまで運んでくださった方にお礼を言い、食堂に向かった。

 提督「今日は何かな?和食がいいな。」

 鳳翔「今日の昼食はぶりの照り焼きですよ。」

そういうとお盆に乗った料理が出てきた。

 提督「おぉ~美味そうだ。ありがとう。」

席に着く、すると艦娘たちが寄ってきた。

 赤城「航空母艦赤城です。宜しくお願い致します。」

 提督「あぁ、宜しく。」

僕の横に赤城と大淀が座ると向かいに

 吹雪「睦月ちゃん!今度の司令官は優しそうでよかったね!」

 睦月「うん!少し心配だけど、」

 夕立「大丈夫っぽい?」

吹雪、睦月、夕立が座っている。話の内容に疑問が生じたため隣の大淀に聞いてみる。

 提督「今度の提督とか優しそうとか、前任の時に何かあったのか?」

 大淀「えぇ・・・まぁちょっとしたことがあって・・・」

僕はこれ以上この話をするのは不味いと思い聞くのをやめた。

僕は食事を終え、一旦執務室に戻った。

 

 提督「さて、まずは鎮守府施設を見回りに行こう。大淀は取り敢えず各行政機関に連絡を頼む。」

大淀「わかりました。」

僕は執務室を後にしてまずはざっと建物の様子を見ていく。

 提督「最初に生活棟舎を見てみるか。」

 

 




次話、鎮守府内を探索します。
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