オリ主でってかオリジナルの部分が多いです
十年前、「ダイヴシティエリア」を中心とした大きな災害があった。
「ダイヴシティエリア」は現在「新ダイヴシティエリア」と「旧ダイヴシティエリア」と呼ばれている。
その災害は、千葉厄災と呼ばれており今もまだこの地に大きな傷を残している。
~崩れ落ちる瓦礫にコンクリートの地は燃え人々は叫び声をあげる。
「どーしたの君?大丈夫、お母さんとは逸れちゃったの?」
「ぐすっえぐっおねぇぢゃん、ママもパパもいないの」
「それじゃ近くの体育館までおねぇちゃんと行こ。ねっ?」
「だから泣き止んでくれるとおねぇちゃん嬉しいかな~」
幼い女の子と大人びた少女の二人は、目的地である体育館へと走った。
「おい!―――どこ行ってたんだよ。こんな時に。今、あたりは火とかそんなんばっかなんだぞ」
「ごめん―――くん。なんか声が聞こえた気がしたからさ。あはは~」
「笑い事じゃないだろ。俺はお前が心配で」
「そんなことよりも今はこの子のが大事っしょ?。さぁいこ―――くん、この子をうちの高校の体育館つれったげよう」
「誰だよ。その子供?」
「ん~わかんないけどさっき言ったでしょ。声が聞こえたんだよ」
―海浜市上空―
「ふ~んふ~んふ~ん。飽きてきたなぁ...もういっか?」
「さぁそろそろこの愉快な厄災に終わりを告げよう。きっと神は気まぐれなんだ。」
「我、世界に命ずる、地を割り、人々の血肉を大地に捧げよ」
男がその言葉を発した時、大地が大きく揺れ始めた
「きゃっ」
「え?―――くん、それはきもいよ」
「うっうるせえな!―――、たまたまだよ」
「わかったから走って―――くんはその子抱えてるんだから」
「おにぃさん、頑張ってください」
「ほらっ体育館は見えてるから。もうちょいだよ」
「わーってるよ。おらぁぁぁぁ」
三人が走っている時、その上空では...
「やべー。楽しいあの逃げてるやつらとか特に必死すぎる」
「壁飛ばしたらきっともっと面白くなりそう。ふひひひ」
「我、世界に命ず逃げ惑うものに悪夢の褒美を与えよ」
「あれ?力がでねぇ」
「つかなんか身体引っ張られてねぇか?くそこの場所からはじかれる」
~体育館内~
「君、お母さんいた?」
「ん~ん。いないと思う..」
「おい!―――とりま――先生連れてきたぜ」
「んっ!―――くん、ありがと。先生この子なんですが」
「―――無事だったのね」
「あっママ~」
「先生の娘さんでしたか。よかったです」
「ありがとう。―――さん娘を助けてくれて。私は結界の維持でここを離れられないしこの足だから...」
「だいじょぶです。先生、この横にいる使えない男もいましたから」
「使えないは余計だよ。俺、超役に立っただろうがよ」
「きっとあの人も、もうすぐ帰ってくると思うからあなたたちも結界内に入ってなさい」
ベキベキ
陽気な会話を壊すその不穏な音はその場にいた誰もが息をのむ大きさだった。
「伝令―未確認の魔力体がこの体育館をのむ勢いで迫っています」
「えぇ...。分かりました。ごめんなさい―――さん、―――くん。近くにいて頼れる人があなたたちしかいないの他の人にもすぐに救援に行くよう呼び掛けるから先に向かっていてくれるかしら」
「はい。分かりました。―――先生」
「了解です。先生」
「学生の身のあなたたちにこんなこと頼むのはおかしいというのは分かっているけれど、どうか無事でいてください。」
「そんな頭下げないでくださいよ―――先生、だって俺らは成績優秀者だぜ!」
「そうですよ。絶対帰ってきますから。帰ってきたら先生のおごりでご飯行きたいです。」
「本当にありがと。危なくなったらちゃんと結界の中に帰ってきてください。」
「「はいっ」」
―ところ変わり他の市上空―
「くそすげーはじかれてんな。しかもなんで魔法使えないんだよ。ぜってー神の仕業だな」
「つか身体の自由が利かねぇぞ!! んだあのきたねぇガキは...おいおい! ちょっと待て、まさか神のやろっ俺をあのガキに..ありえねぇ覚えてろ。神」
~体育館外部~
あぁぁぁぁ~
あぁぁぁぁぁ~
あぁぁぁぁぁぁ~
「増えてるね。―――くん」
「あぁ、これ俺らだけでやれるのかな?」
「ん~わかんないけど。私たち二人ならきっとだいじょぶだよ」
「あぁ。この戦い、絶対―――だけは、死なせねぇ」
「ありがとう。役立たず、おせっかい焼きでいつも私を助けてくれる。そしてヘタレ、そんな―――くんからその言葉が聞けただけで..私は最高に嬉しいよ」
目の前は、友情というには両者がお互いを意識しすぎていて、愛情というにはお互いが親しすぎるそんな関係の二人を残し黒く街を染め上げていく。
そんな事件から数十年後。
ここは「新ダイヴシティエリア」内でも屈指の魔法系に特化したエリア
これはそこでおこる大きな事件の物語