『IS原作の妄想作品集』   作:ひきがやもとまち

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とある親しいユーザー様からの話を聞いていて急に思いついた内容を形にしてみました。
まぁ色々と癖あり過ぎな話ですけど、癖あるからセレニアで試しとこうと思った次第。
良ければお楽しみくださいませ。


IS学園のひねくれ少女 第26話

 照明を落とした薄暗い室内に、ボウッと大型の空中投影ディスプレイが浮かんでいる。

 俺たち専用機持ちとセレニアは、臨海学校先の旅館に設けられていた宴会用の大座敷に教師陣と一緒に集められ、山田先生によってもたらされた緊急情報について説明を受けていた。

 

「では、現状を説明する。

 二時間前、ハワイ沖で試験稼働にあったアメリカ・イスラエル共同開発の第三世代型の軍用IS『シルバリオ・ゴスペル』が制御下を離れて暴走。監視空域より離脱したとの連絡があった。

 その後、衛星による追跡の結果、福音はここから二キロ先の空域を通過することが分かった。時間にして五十分」

 

 いつもより更に厳しい顔つきになった千冬姉から聞かされた、いきなりの説明に俺としては面食らってポカンとならざるを得ない。

 ・・・え? 何? なんのこと? 軍用IS?

 

 ISってたしか軍事利用が禁止されてるはずじゃ・・・しかも暴走って・・・って言うか、なんで俺たちに連絡が?

 そういうのって普通は軍隊とか自衛隊が対処してくれる問題なんじゃ・・・。

 

 色々と考えて混乱してしまっている俺に対して、周囲の面子は至って真剣な表情で説明に耳を傾けている。

 ISは有事の際には国防力でもあるから、セシリアとかの正式な国家代表候補生たちは、こういった事態もあり得ると考えられて特別な訓練を受けてきてたから平気なのかもしれないけど・・・・・・俺と同じで箒は鈴たちとは違う一般人育ちのはずなんだけどなぁー・・・。

 

 今までずっと平和な現代日本で生まれ育った日本人として生きてきた女の子なのに、いきなり戦場に放り込まれそうな状況下で真剣に作戦説明聞けるとか、コイツは一体どんだけなんだろう・・・? やっぱ普段から幕末とか戦国の時代劇小説読んでるヤツは違うのか? スゲーな時代劇小説、宮本武蔵の『五輪の書』を超えてる気がするぜ・・・。

 

 ――まぁ、もっとも。

 

 

「・・・・・・・・・・・・」

「わぁ~♪ 見てください見てくださいお母様! お空に白くて大きなお星さまがついたり消えたりしてます♡ キレイです~☆」

「・・・・・・え、ええ・・・そうですねボーデヴィッヒさん・・・。でも今は織斑先生のお話を聞きましょうね、いい子ですから・・・」

「はーいデス♪ もっとボウって光って、バァーって動いてほしいですねっ♪」

 

 

 ――めっちゃ居心地悪そうにしてるのも一人だけ混じってはいるんだけどね。

 娘の方に至っては、目をキラキラさせながら空中投影見てて話理解してんのかさえ分からないんだけどね。精神お子様モード中だから仕方ないんだけれども。

 

 ・・・いやもうホント、専用機持ちでもなく関係者でもなく、本来は今ここにいる必要性まったくない立場なのに、『ラウラを専用機持ちとして機能させるには必要だから』って理由だけで同席させられちまったセレニアとしては、こんな話聞かされても迷惑以外の何物でもないだろうな本当に・・・。

 俺よりも更に立場ヒデェ・・・ほとんどラウラの専用機であるシュヴァルツェア・レーゲンを動かすためのパーツ扱いじゃねぇか。人としてすら扱われてない気がしてきたぞオイ。

 本当に、この学園は大丈夫なのか? ――まぁ、ラウラに戦ってもらうためには本当にいてもらう必要あるのは理解してるんだけれども・・・。

 

「学園上層部からの通達により、我々がこの事態に対処することとなった。

 また暴走したISのスペックから見て、教員は学園の訓練機を使用して空域及び海域の封鎖を行い、本作戦の要であるシルバリオ・ゴスペルへの対処そのものは各専用機持ちたちに担当してもらう事になるだろう。

 その前提で作戦会議をはじめるが、現時点でなにか意見がある者は?」

 

 そう言って千冬姉は説明をいったん切って全員を見渡す。

 そのおかげで俺の思考もようやく追いつくことが出来、どうやら上からの指示って奴で、俺たち専用機持ちだけで軍用ISを止めろってことにされちまったらしいことが分かった。

 

 ・・・要するにアメリカとかイスラエルの上にいる人達が条約違反してヤラカシちまって、IS学園の上の人達が俺たちに後始末するよう指示してきたって事になるのか・・・・・・女尊男卑の時代になっても上の人達は相変わらず横暴すぎる・・・。

 

 千冬姉からは、『望むと望まざるに関わらず人は集団の中で生きなくてはならない。それすら放棄するなら、まず人であることを辞めることだな』って入学当初に言われたことあるけど――今になって考えたらアレって、『王様の命令は絶対』ってのと同じような気がしてきちまったような気が―――いや、千冬姉が言ってた言葉なんだから、そんなことはない。千冬姉はスゴくて強くて立派。プライベートがだらしないだけ。千冬姉は正しい。

 

「――はい、先生」

「デュノアか。質問を許可する、言ってみろ」

「はい。対応策を考えるためにも、まず目標ISのスペックデータの限定公開は最低限必要だと思われます」

「ふむ・・・一理あるな。分かった、本来なら機密事項だが特例として開示を許可しよう」

 

 しばらく沈黙が続いた後、シャルロットが黙りこくったままの皆を見渡してから、少しだけ躊躇いがちな表情を浮かべながらだったけど挙手して千冬姉に質問を行って許可をもらった。

 

 彼女自身が望んだことじゃないとはいえ、身分詐称して性別も偽ってIS学園に転校してきてた秘密がバレたばかりっていう負い目があるからな・・・・・・他の奴より言いづらいって気持ちはスゴく分かる。

 出来れば俺が聞いてやった方が良かったんだろうけど・・・・・・分からなかったし。知らんし。

 セレニアなら分かったかもしれないけど、発言権ないラウラを動かすパーツだしな。どうしようもねぇー・・・。

 

「ただし、これらは二カ国の最重要軍事機密だ。けして口外はするな。情報が漏洩した場合、諸君には査問会による裁判と最低でも二年の監視がつけられる」

「はい。了解しました、織斑先生」

「・・・・・・うぇ~・・・」

 

 ――だが、その結果として嫌そうな顔して呻くセレニア。

 パーツ扱いで、無理やり同席させられてるだけの立場で、聞きたくもないのに聞こえてくるから仕方なく聞いてしまった情報を、誰かが口滑らせちまっただけで自分にも疑いかかって裁判と監視されるって結果だけ押しつけられたんだから・・・・・・そりゃ嫌だわな。どんだけ厄日なんだろう、今回のコイツって。

 

 それでもまぁ、『人は集団の中で生きなくてはならない』ってなってる以上は、望んでも望んでなくても合わせるしかない訳で。・・・やっぱ王様の命令は絶対理論だった気がドンドンと・・・いやでも千冬姉が言ったことだったし、千冬姉が千冬姉が・・・・・・グルグルぐる―――。

 

 別問題が絡んできたことで、さっきより更に混乱し始めた俺だったけど、そういった色々と関係のない周囲の面々は開示されたデータを元に、軍用ISへの対策案のため相談をはじめたっぽい。戦争素人の俺にはよく分からない。

 

「広域殲滅を目的とした特殊襲撃型・・・・・・開示されたデータの武装だけでも、わたくしのISと同じく、オールレンジ攻撃を行えるようですわね」

「まぁね。攻撃と機動の両方を特化してる機体だし、スペック上ではあたしの甲龍を上回ってるから向こうの方が有利ときてる。

 しかもアメ公から届けられた情報を、IS学園上層部が検閲して伝えていいって判断された情報だけでコレってことだし、流石にキツいわぁ~」

「この特殊武装が曲者って感じがするね。ちょうど本国からリヴァイヴ用の防御パッケージが来てるけど、連続しての防御は難しい気がするよ」

「そうなんですわよね・・・・・・もともとIS学園そのものが、アメリカを中心とする欧州列強からの圧力を受けた日本政府が運営費を自国持ちで創設させられた場所ですし。

 極東の島国でしかない日本国そのものが、事実上アメリカの属国で、何かあっても“NO”とは言えないワンちゃん国家という立場でもあるわけですし・・・・・・難題ですわ」

「おいコラそこの二人。この緊急時のドサクサに紛れて我々の母国を罵倒するフリをしながら、婉曲にアメリカの嘘を非難する口実に利用するんじゃない。どれだけアメリカ嫌いなんだ、お前らは・・・」

「ササッ!!」

 

 ・・・・・・と、千冬姉から冷たい目付きと言葉を同時にたまわって、慌てて視線と顔を逸らして口笛を吹き始める、世界経済でアメリカを覇を競い合ってる共産主義大国の代表候補生と、アメリカの前までは七つの海を支配していた大帝国貴族だった代表候補生の二人組。

 セレニアから聞かされてた、互いの国の歴史がらみなお国柄問題らしいんだけど・・・まさか本当だったとは・・・そして今こんな状況下で真相が明らかになるとは・・・・・・味方同士で仲悪すぎるにも程があるだろ!?

 ホントーに大丈夫なんだろうな!? この作戦は!本当に!?

 

「お母さまッ! お母さまッ♡ キャッキャ♪ キャッキャ~♪♪」

「・・・はいはい、分かりましたからボーデヴィッヒさん落ち着いて。先生のお話聞き終わるまで大人しくしてたら、後でちゃんとやってあげますから。ね?」

 

 そしてラウラだけは、母親とキャッキャウフフしていて仲はいいんだけど、役立ちそうではない。・・・・・・本当に大丈夫なのかな・・・?

 なんか日本が大ピンチな気がしてきて、特殊訓練受けてない俺が一番危機感抱いてるように見えちまう気がするのは、気のせいなのか? どっちなんだ?

 

「え~~とぉ・・・コホンコホン! と、とりあえずこのデータだと格闘性能が未知数で、もってるスキルが分からないのが気になりますね! 作戦前の偵察は可能なんでしょうか!? 織斑先生っ」

「・・・デュノアの意見は私も考えたが、現状では無理だと言わざるをえない。この機体は現在も超音速飛行を続けている以上、突然に向を変えるなり速度を落とすなり急停止でもしない限り、アプローチは一回が限界だろう。

 もっとも、暴走したISがどう動くか分からんが、分からんからには現状までの前例データを基に考えるしかない」

「そうですよね・・・う~ん、一回きりのチャンスかぁ・・・そうなってくると――」

 

 気を利かせた気配り名人のシャルロットが、慌てて割って入って仲間割れを未然に防いで役立ちそうな情報も入手して思案を重ねる顔で考え込んでくれる。

 シャルロット・・・やはりアイツは俺たちにとって本当に女神だったのかもしれない。セレニアが立場上、自主的に役に立ってくれそうにない現状では彼女だけが頼りになりそうだ!

 頑張ってくれシャルロット! 今この場で、お前こそが役立つ奴ナンバー1だ!

 

 ・・・・・・そう心の底から思って絶賛していた俺だったのだが、しかし。

 

「――1回きりのチャンス・・・・・・ということは、やはり当たり所次第ではISをも一撃で落とすことが可能な攻撃力を持った機体で当たるしかありませんね。

 そうなると織斑先生、適任者は織斑君しかいないと思われます」

「・・・・・・え?」

 

 山田先生からのトンデモ発言によって、いきなり現状におけるオンリー1戦力へと祭り上げられちまったらしい俺。

 

「え? いやあの――」

「そうね。一夏、あんたの零落白夜だったら可能だわ。あんただったら出来る。むしろ、あんたしか出来ない」

「それしかありませんわね。一夏さんしか出来る方がいない以上は他に方法がありませんから仕方がありません。問題があるとすれば、移動のためのエネルギーをどうするかですが――」

「たしかに、エネルギーを全部攻撃に使わないと難しい相手だろうし、移動するまでに出来るだけ節約しないと白式でさえ削りきれない可能性が・・・・・・」

 

 ちょっと待てオイ!? これ完全に俺が行く以外に選択肢ない状態になっちまってないか!? 他にもあるだろ方法とか色々さぁ! えっと、ほら――みんなで話し合って、もっと良い手段とかの方法が!!

 

「ごめん、一夏・・・・・・この距離と時間だと、ほんとうに白式で行ってもらうしか方法が思いつかなくて・・・・・・。

 まだ経験の浅い君にだけ行ってもらうのは悪いと思ってはいるんだけど、他の機体だとついていく事がそもそも出来ないし・・・・・・」

「OHぅ・・・・・・」

 

 スゴく申し訳なさそうなシャルロットからの謝罪の言葉と共に告げられた現実が、地味にキツいぜ・・・・・・これで断れる男は――多分いないんだろうなぁ・・・多分だけどさぁ・・・。

 

「織斑。デュノアの言うことも事実ではあるが、それでも今回のこれは訓練ではない。実戦だ。

 失敗した時に死ぬ危険があるのはお前自身である以上、無理強いはしない。もし覚悟がないなら今回に限り拒否権を認めてやる。足りない部分は―――なんとかするから大丈夫だ」

「・・・千冬姉・・・」

 

 わずかに及び腰になってた俺の怯える心を見抜いたのか、千冬姉から言われた言葉で逆に覚悟を決めることが出来た。

 ここで退くようなヤツは男じゃないと。男が廃ると。

 

 ――ただ最後に付け足してた一言だけ、メチャクチャ信用できない保証だったことが関係してなかったと言えば嘘になるけれども。

 本当に色々と仲間内でゴタゴタありまくってる状態で行われる作戦だぜ・・・!!

 

「いえ、やります。やって見せます。俺にやらせて下さい、織斑先生!!」

「そうか、よし。では作戦の具体的な内容に入る。

 現在この場にいる専用機持ちの中で最高速度が出せる機体は、ちょうど試験用に強襲用高機動パッケージが送られてきたオルコットのブルー・ディアーズがある訳だが――」

「はいですわ! 先生っ」

 

 名を呼ばれて元気よく手を上げ、セシリアが何か意見を言いたそうに千冬姉を見上げている。

 こういう場面で出される専用機持ちからの意見っていうのは、本来ありがたい事のはずなんだけど・・・・・・何故だろうか。

 なんだか物凄く嫌な予感がして堪らなくなってる俺がいるような、いないような気がビンビンと――

 

「なんだオルコット。送られてきた『ストライク・ガナー』の調子でも悪いのか? だとすれば考えねばならんが――」

「いえ、先生。わたくしは国の事情や政府の意向も確認してから出なければ覚悟を決められませんので、今から辞退させて頂いてもよろしいでしょうか!?

 大丈夫ですわ! 今この場で聞いたことは一切誰にも漏らすことなく、命果てるまで秘することをお約束いたします!

 世界中の国々から信頼されたことで、植民地支配を可能にした大英帝国貴族をご信頼くださいませ! 大丈夫ですから!!」

「いや言う気だろ!? お前、自分の国に戻ってからアメリカの醜聞を母国政府に密告する気しかないだろ絶対に!? 口裏合わせて国に守ってもらいながら手柄にする気満々なだけじゃないのか!?

 違うというなら証拠を見せてみろ! この自家を守るため代表候補生になったイギリス貴族令嬢!!」

「サササッ!!!」

 

 額に青筋を立てた千冬姉からスゴい剣幕で睨まれて、大急ぎで視線を逸らして冷や汗を垂らすイギリスの代表候補生でイギリス貴族令嬢のセシリア・オルコット。

 そういや前に、両親が死んでて自分が家を守らないとどーとかの話をしてたことあったけど・・・・・・お前こんなときに、それ持ち出すなよ本当に・・・。

 

「さ、さぁ、なんのことだかサッパリ分かりませんですわね、オホホ~」

「・・・・・・まったく。もういい、とにかくお前の意志は分かった。一先ず別のヤツの候補を探すとして次点でいくと――」

「はい! 千冬さ――織斑先生っ」

「今度は凰か・・・・・・」

 

 ウンザリした表情と視線で相手を見下ろしながら、それでも現在の状況と相手の立場だけで考えたら、何かいい作戦を思いついた可能性も無きにしも非ずなので聞いてやると言いたげな態度で聞く姿勢。バカ言ったら殴る前提とも言うかもしれんが。

 

「とりあえず聞くだけ聞いてやるが、緊急時に政治の都合などを持ち込むようなら、それなりの覚悟をしてもら――」

「はい、分かってます! あたしはただ、勝っても負けても何の得もなくて、負けたら損して、始末書書かされるだけで終わりそうな任務がイヤなだけです!

 やる気も覚悟も0なのがいても邪魔でしょうから、あたしだけ帰っていいでしょうか!? 千冬さ――もとい、千冬さん先生!!」

「少しは政治の話で取り繕って本心を隠す努力ぐらいせんかアホぉぉぉぉッ!?」

「阿部~~~~氏!?」

 

 

 バコ―――ッン!!と。

 流石にキレた千冬姉のツッコミキックを食らって、襖を突き破って吹っ飛ばされていくセカンド幼馴染み凰鈴音。

 自分には何の得もない、他人事の戦いに参加する気0なのを隠すことなく、正直に戦う前に白状するのは途中で裏切るよりは遙かに良いことなんだろうけれども。

 

 鈴よ・・・セレニアと出会って変わっちまった今のお前には分からないかもしれないが・・・・・・人の社会では正直すぎると生きていけないらしいぞ・・・?

 分かってるか? って言うか分かれ。心の底から本当に。

 

 昼間の出来事から全く学べてねぇから。あれから数時間も経ってねぇから。

 痛み忘れるの早いにも程がありすぎる。

 

「ハァ・・・ハァ・・・、まったく・・・今年の専用機持ち共はなんでこう変な上に、神経がワイヤーで出来てるような奴ばかりっ! これだから異住が入学してきた学校は全く!!」

「・・・なんで私まで言われなきゃいけないんでしょうかね・・・いえ、分かりますけど。心当たる例もありますし、慣れましたけれども・・・・・・理不尽ではありますよね毎回のように」

 

 そして被害に巻き込まれて風評被害(?)を受けさせられる旧友セレニア。

 いやまぁ、正直言って俺にも分かるんだけれども。言いたくなる気持ちは分からなくもスゴクないんだけれども。

 言いたくなりそうな事例にスゴク心当たりありすぎるから、千冬姉の気持ちもスゴクよく分かることなんだけれども。

 

 ――それでも理不尽な苦情ではあるんだよなぁ~・・・・・・別にセレニアがなにか悪いことした結果だったことって一度もないし。

 ホントに前世とかパラレルワールド自分がやったことで呪い受けてないかな? コイツって本当に・・・。

 

 

 

「ふははは~★ 役立たずな前座たちの出番は終わったようだね、ちーちゃん!

 その作戦は、ちょ~~っと待ったなのだよーッ! 私の頭の中には、もっと良い作戦がナウ・プリンティング♪

 ここは断・然! 紅椿の出番なのさ!! 変な金髪とか中国人じゃな――」

 

『『どうぞどうぞドーゾ』』

 

「手の平返しで束さん案採用!? 日本人でもない外人からダチョウ扱い!?

 って言うか束さん、漫才したくないんだけど! バカっぽくて嫌なんだけど!!

 天災の束さんをバカにするとは良い度胸だ表へ出ろ! この変な金髪と中国ぅぅぅッ!!」

 

『『やぁぁぁってやるわッ!!(ますわッ!!)

  このド派手オバサン如きがぁぁぁぁぁぁッッ!!!』』

 

「辞め―――――ッい!?

 味方同士で戦う前に決闘する奴がいるかアホ共ォォォォッ!!」

 

 

 

 

 と、束さんまで乱入してきて作戦はじめる前に大乱闘がはじまりそうな、俺たちIS学園一年生専用機持ち一同。

 

 ・・・・・・本当にホント~~~に大丈夫なんだよな!? この作戦は! 本・当・にッ!?

 

 

つづく

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