『IS原作の妄想作品集』   作:ひきがやもとまち

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サブタイ通りの内容です。・・・説明になってませんでしたね、失礼。言い直します。
『信長の忍び』に出てくる戦国武将たちの魂をISキャラがもし引いてたらのお話です。以上。


信長の忍び風インフィニット・ストラトス

 ーーーこの物語は戦国の世に生き、そして散って行った武将たちの魂を宿した選ばれた少女たちと一人の少年との、愛と戦いと残念で綴られた物語である・・・・・・。

 

 

 『白騎士事件』発生から十年と少し。世界で唯一のIS操縦者育成機関であるIS学園の新1年生として『世界ではじめてISを起動させた男』として織斑一夏が入学してきました。

 

「えー・・・・・・えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

『・・・・・・・・・』

「以上です」

 

 パアンッ!

 

「いっーー!?」

「まったくお前という奴は・・・」

「あ、織斑先生」

『キャーーー! 千冬様だわー! 本物の織斑千冬様よ! 抱いてーっ☆』

 

 背後から一夏の後頭部を出席簿でぶっ叩きながら登場してきたのは織斑千冬先生。一夏の姉で、このクラスの担任でもある人です。

 

「お前は満足に挨拶も出来んのか? この愚弟」

「いや、千冬姉、俺はーー(パァン!)痛い!」

「馬鹿者。織斑先生と呼べ」

 

 ジロリと悪すぎる目つきで実の弟を睨みつけます。

 

「と言うか、学校の教室にスーツ着てきた大人を目にして身内だったからと『姉さん』呼ばわりするザマで、よく高校通わずに就職するなんて大口たたけたものだな。普通に考えて教職に就いてた以外のどんな可能性を考えてたんだお前は?」

「うっ。で、でも千冬姉、俺はーー(パァン!)」

「教師相手に姉呼びはやめろと言っている。仮にここが普通高校だったら、姉の担当するクラスに弟が配属とかあり得んのだぞ?

 女だらけの学校で担任が気の於ける身内だったというだけでも配慮してやったのだから感謝して大人しく従っておけ。

 あと、本気で社会人になる気があるなら中学生気分を抜いてからにしろ」

「ご、ご尤もです・・・」

 

 織斑先生は昔から超現実主義者な人でした。

 

 

 

 そんな一夏を熱い瞳で見つめている、他人からは睨んでいるようにしか見えない目つきの悪い巨乳美少女がクラス内にいました。

 

(ああ、一夏だ! 小学校時代よりさらに格好良くなってる! 素敵! 大好き! 愛してる!

 今すぐ告白して結ばれて今夜にでもベッドの中であーんな事や、こーんな事したくて仕方がない!)

 

 彼女の名前は篠ノ之箒。一夏と小学校時代にクラスメイトだった幼馴染みの少女であり、その頃から彼に想いを寄せているのに告白まで行けたことが一度もない臆病すぎるヘタレ少女です。

 

 そして、強敵と書いて初恋の相手だった織斑少年が6年ぶりに再会したら姉に怒られてペコペコしまくる情けない男の子になっていたとしても好きなままでいる、愛情が深すぎる女の子でもありました。

 

(さ、さぁ言うぞ・・・。勇気を出して今日こそ言うんだ。久しぶりに会えたら告白するって決めてたもんな・・・。

 わ、私は侍。侍は戦に挑んで敵に勝つ者。恋愛だって真剣勝負と考えれば私でだって勝てるに決まっているのだぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!)

 

 教科書で顔を隠しながらチラチラ見上げて様子を見ている彼女は、去年の剣道全国大会準優勝者で実力的には圧倒していた相手に精神的弱さが理由で負けたことを半年以上経った今でも気にしすぎていて以前以上に失敗を恐れるようになっていたりする。

 

(・・・チラッ)

 

「織斑、入学前に渡しておいた参考書は読んできただろうな?」

「古い電話帳と間違えて捨てました」

 

 パアンッ!

 

「お前は辞典ばりに文字数多めな本を開いて電話帳と間違えれる愉快な頭脳の持ち主だったのか? そんな1M頭でよく就職したいなんて言い出せたな。アホなんじゃないのか?」

「う、ぐ・・・」

「どうせ見た目だけで『難しそうだ、読むのめんどくさい。本読むより体動かしてた方が役に立つ』とか嘗め腐った寝言をほざいて1ページも開く前に捨てたのだろう?

 必読と書いてある参考書を1ページだけでも開いていたなら電話帳と間違えるなどあり得ないから」

「ち、違います織斑先生。俺はただメモする必要もない数の友達しか電話かける相手がいないから電話帳つかったことなくて、参考書と見分けがつかなかっただけです」

「なお悪いわ阿呆。お前は身内だけで経営されてる小売業にでも就職する予定で愛越学園に入学しようとしてたのか?」

 

 パアンッ!

 

「・・・ああ、ダメだ! 私には勇気が湧かない! あんな・・・あんな格好良くて勇気のある男らしい男の子の伴侶に今の私はぜんぜん相応しくない!

 せめて告白するのは強くなってから!」

「・・・ねぇ、篠ノ之さん。さっきから転校生の男の子を見ながら悶えまくって独りごと言いまくってなにやってんの? 正直すごくキモいんだけど・・・」

 

 基本的に自分の世界にトリップしやすくて、トリップ中は周りにいる誰の姿も意識の外へと追放して精神的に引き籠もる癖のある女の子でもありました。

 

 

 

登場人物紹介

 織斑千冬

 超現実主義者で目つきの悪すぎる美人教師。

 織田信長の魂を継ぎし者・・・のように見えるけど、実は山崎吉家の魂を継いだ女性。

 弟がどんなにダメな奴だろうと遠慮容赦なくブッ叩いてツッコミ入れて戦場へと駆り出します。でも決して見捨てません。

 あと、魂を継いだだけなので前世の強さと今生の強さに関連性はない。

 

 

 篠ノ之箒

 臆病だけどプライドは高くて、見栄えを気にする少女。何かあると自分の中に引き籠もって逃走する悪癖がある。

 言うまでもないけど、朝倉義景の魂を継ぎし者。ヘタレな上に言い訳がましい。

 

 

 織斑一夏

 成長は早いけど最初はダメダメな少年。

 守る者のために強くなるタイプなので、味方に足手まといがいないと成長速度が遅くなる性質を持っている。たぶん千鳥ちゃんの魂を継いでるんじゃないかと思われる者。

 戦国武将の魂を継いだ者たちが活躍する世界線だと忍びが前世だから影が薄くなる。

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