今年も宜しくお願い致します。
*書き忘れていましたが、今回の話は前後編というか原作を基準にした話にオリジナル回を加えることで一つの話が完成する作りとなっています。
次話のオリジナル回で今話をまとめた後、タッグバトルの回へと続く予定です。
尚、オリジナル回は完全オリジナルで作りますのでオリキャラのクレシア先生も久々に大活躍しまくる予定です。
「ふむ・・・、そろそろ終わりにしておきますかね」
私は手に持って文字を記入していたシャープペンを手放して机上に転がし、開いていたノートと教科書類を閉じて鞄に詰め込み直すと筆記用具も片付けて明日の登校準備を完了。
授業の課題として出された宿題と復習、明日やると言われたページのちょっとした予習だけやって、今日の勉強しゅーりょーでーす。お疲れ様でした~。
「・・・って言っても、まだこんな時間ですか・・・・・・長い・・・」
軽く伸びをしながら時計を見ると、よい子は寝る時間でも悪い子しかいない高校生には早すぎる時刻を時計の時針は刺したままであり、精神的に疲れを覚えさせられ溜息をつく私です・・・。
織斑さんたちと別れて自室へ戻って過ごす、IS学園学生寮の夜。基本的に寮生活とは退屈なものであり暇を持て余すもの、全寮制の学校が普通高校よりも娯楽施設等で劣っていないなど聞いたこともなし。
ましてIS学園は、『IS操縦者育成校』。整備科志望の学生よりも操縦者優遇で設備が選ばれますし、整備課用の設備は学習用中心で娯楽目的のはあんまないのです。
オマケに私は元男で現女の、TS転生者。特殊例が二人だけ特例として入学認められただけで実質的には女子校のままのIS学園に用意されてる女子用娯楽で楽しめるものはもっと少ない。
まぁ、長くなっちゃいましたが要するに・・・・・・暇です。
寮に引きこもらされる夜の時間は、とくに超暇を持て余してしまう私ですぅ・・・・・・。
「・・・やることないですし、暇つぶしにシャワーでも浴びてきますかね・・・」
余りにも暇すぎましたので、暇つぶしの定番『ひとっ風呂浴びてきます』を実行してみることにしました。風呂文化の国とはいえ今の日本人にとってお風呂なんてそんなもんでしょう。
入らなかったら気持ち悪いんで絶対に入りたいとは思いますけど、だからと言ってお風呂自体に強いこだわりを持ってる人なんて何人残っていることやら。『テルマエ・ロマエ』だったら好きなんですけどね~。
まぁ、そういうわけなので服脱いでシャワーを浴びました。浴び終わったので、出てきました。元男なので早いですね、カラスの行水です。元男の入浴シーンなんてその程度のもんですよ、気色わりい。
「――って、あれ? ノックの音が・・・誰か来たのですかね?」
シャワールームから出てきたら、「トントン」と部屋の戸を叩く音がしていることに気がつきました。珍しくと言いますか、入学以来はじめて私の部屋にお客さんが来たのかもしれませんね。
いやはや本当に『蓼食う虫も好き好き』物好きな方というのはいるものなんですねぇ~。
「はい、どちら様でしょう?」
『俺だ、一夏だ。こんな時間にすまん、セレニア』
「織斑さん? 私の部屋まで尋ねてくるなんて珍しいですね、何かありましたか?」
社交辞令も交えて驚きを現し、心の中で意外性に打たれる私でありましたとさ。
実際には先ほど思った通り、私の部屋に人が来るのは織斑さんを含めて初めてのこと。
――ちなみにですが、ルームメイトになることになったっぽいボーデヴィッヒさんは例外です。よく分かりませんけど家族みたいなものらしいですのでね。家族はお客さんにカウントしないものなのです。
『ちょっと困ったことって言うか、お前の悪知恵・・・じゃなくて、知識が必要かもしれない問題が起きたみたいなんで、できれば俺の部屋に来てほしいんだけど・・・』
「今からですか? 別に構いませんけれど・・・・・・」
ものの見事に『本音と建て前』を使い分ける典型的日本人の悪習を実践して見せてくれた織斑さんの気遣いに敬意を表して敢えてツッコもうとはせず、視線を下に向けることで自分の服装を確認。外に出られる状態かどうかを確かめました。
元男なので、シャワーから出たばかりとはいえバスタオル一枚だけ体に巻いてる姿なんてしているはずもなくパジャマ姿になってた私なのですけれども。
・・・・・・う~~~ん・・・・・・。別に問題ないかもですけど、一応は現女で時刻は夜なわけですし、男性の前に出る姿格好としては適切ではない・・・・・・のかなぁ~? よく分かりません。元男なのでね?
「できれば身嗜みを整える時間だけでもいただいて構いませんかね? 流石に今のままだと見苦しいかなと思っているのですけども・・・・・・」
『なんだ? ラフな部屋着でゆっくりしてたのか? 俺はそういうの大丈夫だから気にしなくていいぞ。千冬姉なんか人前でしっかりして見せてるけど、家では結構だらしない格好をして―――』
「いえ、シャワーを浴びていて出てきたばかりでしたのでね? 服を着替えるぐらいはした方がいいかなと。・・・・・・どうしました? 織斑さん。
なんか今、扉の前で慌てふためいた挙げ句、色々な場所にぶつかりまくったような衝突音が連続していた気がするんですけども・・・」
『・・・い、いや大丈夫だセレニア。問題ない。俺のことは気にしなくていいから、ゆっくり服を着て見られても大丈夫な格好を整えてから出てきてくれ。遠慮なんか必要ないぞ。絶対、大丈夫だから』
「・・・??? は、はぁ・・・」
なぜか死亡フラグの定番セリフと、カードキャプターの最強魔法の呪文とを同じセリフの中で言われてしまいましたけども。この場合、どっちを信用したらいいんでしょうね? よく分からないッス。
まぁ、とりあえず大丈夫と言ってるわけですから、急いで服着替えてさっさと出て行ってしまえば問題ないでしょう多分。
拭き終わってなくて水が滴ってる無駄に長すぎる髪は(面倒くさいから切らなかったら伸びすぎました。その内にバッサリ切りましょう)どう足掻いても完全に乾かすの無理ですので肩にタオル引っかければ良いとして。
服装は・・・う~~ん・・・・・・制服でいいですね。冬服のヤツ。夏とはいえ夜は冷えますし、濡れてますし。湯冷めしても面倒です。暑かったら上着脱ぎゃ大丈夫でしょう。んなことまで気にするほど元男の感性は繊細じゃありません。
と言うわけで、準備完了。出発進行でーす。
ガチャリ。
「お待たせしました。・・・・・・どうしました? 織斑さん。なんで私が出てきた瞬間に思いっきり顔そらして見ないようにしてるんです? そんなに変でしたか? この格好って・・・」
「い、いや気にしないでくれセレニア。大丈夫だから、問題なかったから・・・。ただ予想外に早く出てきたから、慌てちまっただけだから。絶対大丈夫だったから」
「・・・・・・??? は、はぁ・・・」
なんだか今日の織斑さんは挙動不審ですね。・・・割としょっちゅうキョドっていて不審者対応しているように見えることがあるのはラブコメ主人公の王道故ですので彼のせいじゃありませんでしょうし、敢えて無視です。見なかったことにして、なかったことにしておきます。
忘れられがちですが、私はこれでも一応ラブコメ時空に美少女として生まれ直したらしい転生者デッス。・・・・・・一応は、ですけどねー・・・。
「じゃ、じゃあ行くぞ。言っておくけど驚いて大声出したりしないでくれよ? デュノアにとって重い事情があっての問題なんだからな?」
「はぁ・・・・・・」
なんかよく分かりませんけど、とりあえずデュノアさん絡みで織斑さん関連の相談事ではないことだけは今の時点で判明しながら私たちは彼らの部屋へ。
そこで私は、たしかに驚愕の事実ではあったデュノアさん家のお家事情を詳しく聞かされることになるのです。
「つまり―――」
私は饗されたお茶を飲みながら考えをまとめ、今聞かされた驚愕のデュノア家事情について頭の中で吟味した後、湯飲みから口を離して状況を口に出して整理してみました。
「デュノアさんは本当は男の子ではなく女の子で、デュノア社社長の愛人の娘で、お母さんが亡くなった直後に今まで放置しっぱなしだった父親が出てきて自分の元へ来ることを強要し、行ったら行ったで身体検査しまくって数少ない高IS適正保持者であることが発覚したので非公式に専属のテストパイロットに任命し、社の経営が傾いてきたからと、『男のフリして日本に行って世界初の男性IS操縦者と専用機のデータ盗んでこい』・・・と。
――そんな感じで大体あってますかね? デュノアさん」
「う、うん・・・。ものすごく悪意的表現が多大に混じっていた気がしなくもないけど・・・大体は合ってた・・・かなぁ?」
首をかしげながら困った表情をなされるデュノアさん。実際問題、敢えて悪意的に解釈した部分だけを露悪的表現つかって罵倒しただけの発言でしたので気を遣ってくれなくても良かったんですけどね。ま、いっか。
しかし、『エヴァンゲリオン初号機』みたいなパイロットの家庭事情ですねぇ・・・。これでお父さんが「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ」とか言い出したら、そのものだったんですけども。
実質的には変わりないですから、同類だとは思いますけどね。
選択肢があるようでない、見せかけだけの自由選択権を与えることにより『お前の意思で選んだんだから』とか言ってくる、形ばかりの自由意思尊重タイプは一目見ただけだと分かりづらいせいで余計に性質悪いですしマジウザいっす。
「まぁでも、大凡はセレニアの言ったとおりで合ってるかもね。一夏だけじゃなく、セレニアにもばれちゃったし、僕はきっと本国に呼び戻されることになると思う。
デュノア社の方は潰れるか他企業の傘下に入るか、どのみち今までのようにはいかないだろうけど、僕にはどうでもいいことかな」
「・・・・・・」
他人行儀で素っ気ない口調、父親のことを話していながら、他人事を話すかのように区別しながら話している。そんな話し方をするデュノアさん。
「ああ、一夏の時にも思ったけど、話したらなんだか楽になったよ。聞いてくれてありがとう。それと、今までウソをついていてゴメン」
「いや別段、それについてはどうでも良いのですけれども・・・」
彼女からいったん視線と意識を離して織斑さんへと振り返り、私は先ほど彼が部屋へ来たときに言ってた内容と今の話を照らし合わせて大凡の推測をして確認のため問いかけます。
「それで? 織斑さんが、この一件でデュノアさんを救うために思いついた、私の知識で補填してほしいアイデアというのは、どんなものですので?」
「おう。IS学園校則の特記事項は使えると思ったんだよ。ほら、セレニアなら知ってるかもしれんけど、第二十一項のヤツ。
『本学園における生徒はその在学中においてありとあらゆる国家・組織・団体に帰属しない。本人の同意がない場合、それらの外的介入は原則として許可されないものとする』・・・これを使えば少なくとも三年間は学園に居続けられるってことになるわけだろ?
それだけ時間があれば、なんとかなる方法だって見つけられるし、急ぐ必要はなくなるって考えたんだ。俺にしてはなかなか悪くないアイデアだろ?」
「ふむ、確かに。時間稼ぎにはなりますね。・・・それから?」
「それから・・・って? なにが?」
「いや、ですから。その続きをお聞かせ願いたいなと」
私は真面目に織斑さんに尋ね返し、逆に織斑さんは不思議そうに私の顔を見返してくるばかり。
・・・なんかイヤな予感がしてきたのは気のせいだと私は信じたいですね。心の底から本当に・・・。
「つまり、特記事項とはいえ校則に明記されている条文なわけですから、学園側は本来これを実行してデュノアさんを最低三年間守り抜くのは当然の義務です。
義務を覚えているなら、別に織斑さんが気づかなくても私たちが何もしなくてもデュノアさんは三年間IS学園側が守ってくれてたでしょう。
仮に忘れている場合には思い出させてあげる必要がありますけど、それさえ生徒手帳を開いて指さしてやれば済む話ですし、別に私たちが何かやる必要はほとんどありません。
この特記事項だけならば、気づいただけで安心して『ふー、良かった。まだ時間がある一安心』で終わる代物にならざるをえませんので、これを使って何か別の方法と併用させ問題解決に導くアイデアが思いついたのだろうなと推測したのですが・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・そのお顔だと、私の方が先走り過ぎちゃってたみたいですね・・・ごめんなさい。もう少し自分でも考えてみます」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
なんとかフォローを入れて話を閉じてみたのですけども、やっぱ無理があったっぽいです。
とりあえず戻ってこーい、織斑さーん。部屋の隅に行くなー、部屋の隅で体育座りして壁に向かって話しかけようとするなー。寂しすぎるボッチの部屋での過ごし方を実践するなー。お前はハーレム系ラブコメの主人公になる男だぞー?
「まぁ、織斑さんはひとまず置いておくとしまして・・・」
「お、置いてっていいの? 本当に・・・なんだか一夏、ものすごく落ち込んでるように見えるんだけど・・・」
デュノアさんが気遣っていますけど、ハッキリ断言いたしましょう。ダイジョーブですと。
どうせ熱血系主人公なんて生き物は、落ち込んでもよく分からない内的世界でいろんな人の幻影に話しかけられまくりながら勝手にリカバリーしてくる生き物なのですから、放っておけばその内に復活してきますよ。だからこそ、ダイジョーブ。
「それでデュノアさんは、この件についてどう思っていますので? 良ければあなたのお気持ちを聞かせていただけたら嬉しいのですが?」
「どう思うも何も・・・・・・時間の問題じゃないかな? フランス政府もことの真相を知ったら黙ってないだろうし、僕は代表候補生をおろされて、よくて牢屋とかじゃないのかな?」
「ふむ・・・。確認のためお聞きしますけど、あなたは自分に訪れる直近の未来がそれで良いと思ってはおられるのでしょうか?」
私がそう聞くと、デュノアさんは絶望さえ通り越して諦観に至っているかのような痛々しい微笑みを浮かべられた後、“見当違いな回答”を私の質問への答えとして返されてこられたのでした。
「良いも悪いもないよ。僕には選ぶ権利がないから、仕方がない」
「デュノアさん、デュノアさん」
私は後頭部に片手をやって、軽く自分の髪をかき回しながら『自分にその言葉を言う資格があるのか?』という疑問を胸に抱きながら。
それでも私は相手の間違いを指摘する道を選ばずにはいられません。
そういう道しか選べなかった人を、私は私なりに尊敬して目指している人間であるが故に。
「勘違いしないでくださいデュノアさん。私が聞いているのは、『この件に関する貴女の気持ち』であって、貴女以外の人がどう反応するかなどの些事はどうでもよろしい」
「・・・・・・え」
「私が相談を持ちかけられたのは、貴女を救うための手段を補填するためであって、貴女の父親も、貴女の義母も、母国政府も関知するところではありません。
極端な話、貴女の亡くなったお母さんでさえ、私にとっては見ず知らずの赤の他人です。私が出会って仲良くなりたいなと思えるようになったシャルル・デュノアさんと比べたら取るに足りません。
貴女を救うために彼らの犠牲が必要だと言われたら、どちらを取るかなど私にとっては考えるまでもないことです」
「・・・え・・・あ・・・・・・その、えっと・・・・・・」
「貴女が本当にこの件に関して『仕方がない』と諦めがついているのなら、私もその意思を尊重しましょう。ですが貴女はまだ諦めてはおられない。
まして、『どうでもいい』だなんて少しも思っておられませんよ。
本当に諦めていて「どうでもいい」と本心から思って割り切っているのなら、私たちに話を聞いてもらって楽になる気持ちになんかなりませんからね。
我慢しすぎるのは体にも心にも良くはないです」
「あっ・・・・・・」
ようやく自分の気持ちに蓋をしていた事実に気がついたのか、デュノアさんは間抜け面をさらして茫然自失と化したまま硬直し。織斑さんは訳が分からずポカーンとなさりながらデュノアさんの顔を見ておられました。・・・いつの間に復活してたんですかいアンタは・・・。
「私たち他人には、貴女の願いを手伝うことはできても、貴女の代わりに責任を取ってあげることはできません。痛みを分かち合うことさえ不可能です。
所詮、どこまで行っても他人は他人。自分の代わりに牢屋に入ってくれることもできなければ、自分の背負わされた不幸を肩代わりしてくれることも事実上不可能なのが赤の他人というものですからね。それこそ仕方がありません。
それでも、何ひとつ力になれないほど無力でもない。
思っていること、願っていることがあるなら言ってご覧なさいデュノアさん。
それがどんなに子供じみたワガママであっても、他人にとっては迷惑しかかけられないことであろうとも。
言うだけならタダです。誰も怒りません。笑いもしません。少なくとも今この部屋にいて、貴女の願いを聞くことができる人間の中に、貴女の願いを笑うような人間なんて一人もいません。そこは貴女も信じてくれたからこそ事情を話してくださったのでしょう?」
「・・・・・・・・・」
「言ってみなさい。言っても伝わらないかもしれませんし、言ったところでどうにもならないのかもしれませんけど、何かしら出来ることもあるかもしれません。100パーセントは無理でも30パーセントぐらいなら願いを叶えることができるのかもしれません。
その僅かな可能性さえ、言ってもらえないと0パーセントのままなのです。何も始めることなど出来はしません。
私たちが貴女のために何ができて、何をしたら良いのかを考えるためにも、貴女の気持ちを聞かせてもらう必要がある。何でも良いので言ってみてください。
叶えるための方法論を考えるのは私たち手伝う側の仕事ですからね。貴女はただ願いを言ってくれれば今回はそれでいいですよ。たまには私にも役立てる可能性を分けてくだされば、それで十分。
――なにぶんにも、異世界からきた大きな子供の母親役になったばかりですのでね。娘の見ている前で格好つけたい親のチンケな見栄に協力していただけるとありがたいのですけれども?」
つづく
オマケ『セレニアが格好つけて誤魔化した一番簡単な解決方法を破棄した理由』
セレニア「えーとぉ・・・ボーデヴィッヒさん? 出来たらで良いのですが、今度のタッグマッチで織斑さんとデュノアさんのペアにわざと負けてあげることってできませんかね? ドイツの第三世代機にフランスの第二世代が圧勝したらイグニッション・プラン参加国的に問題が一挙に解決する可能性が出てくるのですけれども・・・・・・」
ラウラ「ヤッ!!! です!! 変態さんをラウラがタイジして、お母様をよろこばせてあげるのです!! お母様のおねがいでも、これだけは絶対にヤ!です!」
セレニア「うぅぅ・・・・・・本当の子供のワガママの前で、母は無力な生き物ですぅ・・・(T-T)」