緋弾のアリア~(変わりし運命)   作:上神

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変わる運命

埼玉のある町で、キーーーッドォァンっと、車が歩道に突っ込みコンクリートの壁にぶつかる事故があった、不幸中の幸いは死者が運転手の一人だけで済んだことであった、もっと正確に言うなら巻き込まれる寸前で一人の女性が助けられたことだ。

「・・あ・・あの、た助けてくださってありがとございました!!ほほ本当にありがとございました!!」

女性は、緊張や興奮からか、何度も何度も助けてくれた外国人の白人男性に、頭を下げて感謝している。

「あの、貴方のお名前は?必ず御礼いたしますので。」

 

「私の名ですか・・・そうですね~、名乗る者では無いのですが、そうですね~私の名は・・ダラム、そうダラム・ストックと言います。」

二十代後半位の白人男性は、それだけ言うと歩いて去ってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これで運命は変わる。・・・・・ここからどうするかなアイツは。」

何処かの町の小さな港で、ニヒルな笑みを浮かべて白人の男が星を見上げて呟く。

 

 

 

 

 

それから時が経ち、埼玉県のとある処にある日本家屋に住む一家に嵐が吹き荒れていた。

 

「俺はゼッテェェェー、武偵校にはいかねぇぇぇぞおぉぉぉぉぉーーーー。やっとあんなとち狂った、中学からやっと卒業したんだ!!今度は普通の学校に行くんだ!!。」

心の叫びを叫んでいる黒髪の青年は、普段ならば女性がほおって置かないだろうと、思わせる端正な顔が何処かに吹き飛び、般若の形相である。

 

「何を言っているのですか!!真守さん!!、いいですか我ら犬塚家は代々、人々やこの日ノ本を陰から守り続けてきた、守護の一族!!武偵は我々犬塚家にとっても有益な職業、代々貧しさに喘いでいた我ら一族が、武偵と言う職業が出来てからどれだけ貧しさから救われたか、貴方にわ分からないんですか!!」

 

 

「そんな事知りませんがなぁぁぁぁ~~~!!それに守護の一族とかかっこいい事言ってますけど、母さんは自分を助けてくれた外国人のような息子にしたいだけですよね!!(#`皿´)」

 

真守の母犬塚美子は、日本人形のような美しい女性である。普段は奥ゆかしい女性であるが、今はその美しい黒髪を振り乱し、息子と抗論の真っ最中。

 

「それの何処が問題なのですか!!!!、(*`Д´)ノ!!!人の危機に颯爽と現れ、危機から救い颯爽と去っていく。

ああ、(ノ´∀`*)正に犬塚家の理想とする在り方でわありませんか!!!(# ゜Д゜)」

 

「いやいやそれ駄目でしょう!!!。

その人事故の目撃者何ですよ!!、目撃者が警察に話しもしないで去っちゃ駄目でしょう!!!。

それにそんな事ばっかりやって来たから、貧乏だったんじゃないんですか。!!(#`皿´)」

 

「な、な、な、何と言う罰当たりな事をこの子は、真守!!!!そこに座りなさい、今日こそ貴方を真人間にしてみせましょう!!!。」

そう言うと美子は、自分の後ろの刀掛け台から、模造刀ではなく、本物の刀を持ち正眼に構えたのである。

 

「ふん、こうなる事は予想済みですよ母さん!!」

真守も自分の懐から短刀をもち構えたのである。

 

正に一触即発の事態を止めたのは、この場にずっと今まで居たのに、一番影の薄い男だった。

 

「真守、美子止めないか。」

 

「でも、アナタ!!」

 

「父さん!!」

 

「真守、お前に話さねばならない事がある。」

 

 

「何でしょうか?」

 

「お前が願書を出した、高校全部武偵中学の生徒は受け入れないそうだ。・・・・・その、気を落とすなよ。

 

 

 

 

「え?( ; ゜Д゜)エェェェェェェーーーー!!!!!。」

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