黒板
ひいろ まさむね えむ ぱらど
たいが にこ
きりや あすな ぽっぴー
黎斗先生「みんなからの希望がありましたので、この時間で席替えを行いたいと思います!」
ぱらど「イェーイ!」パチパチ
ぽっぴー「楽しみ!」
まさむね「眠いから早く帰りたい」
黎斗先生「視力は全員良好ですので、公平にくじ引きで決めたいと思います。番号の書かれたクジを持って席を廻るので、自分の才能を信じて引いてください」
ひいろ「番号と席順はどう対応しているんだ?」
黎斗先生「それはあとのお楽しみです。まずはぱらどくん、引いてください」
ぱらど(授業中にゲームができる後ろしかあり得ないだろ。しかし窓際だと画面が見えにくくなり、真ん中はバレる可能性がある。つまり狙い目は一番後ろの廊下側、あすなの座っている席……いや、そう見せかけて一番前の真ん中だ! 教卓前は先生から見て死角となるし、まさか前でやるはずがないという先入観が働くはず)
ぱらど「狙うは前! 来い!」ズズッ!
黎斗先生「6ですね。前になれるといいですね」
ぱらど(残った時間でゲームっと……あれ? ない)
黎斗先生「ゲームは一日預かっています」
ぱらど「そんな! チェッ、席予想にでも興じるか……」
黎斗先生「次はえむくん。君はどこを望みますか?」
えむ「きりやくんの隣がいいな」
黎斗先生「なるほど。では、引いてください」
えむ(でもぽっぴーちゃんの隣も悪くないかな……)ポッ
黎斗先生「顔が真っ赤になってますよ?」
きりや「もしかしてえむ、自分に恋心を抱いているのか!?」
えむ「そ……そんなことないよ! よし、引くぞ!」ズズッ!
黎斗先生「9ですね」
えむ「どこだろ?」
黎斗先生「続いてはまさむねくん。誰のお隣だと嬉しいですか?」
まさむね「なっ! 私は別に……」
きりや「にこちゃん?」
まさむね「」ブルブル
きりや「ぽっぴー?」
まさむね「」ブルブル
きりや「あすな?」
まさむね「」マッカッカ
ぱらど「お前あすなのことが好きだったのか。頑張れよ!」
あすな「えぇっ!?」
まさむね「私は大変機嫌が悪い。だから絶対に掴みとる」ズズッ!
黎斗先生「1ですね。次はひいろくんですね。何か希望はありますか?」
ひいろ「隣が騒がしくなければそれでいい……4だ」
黎斗先生「お次はたいがくんですね」
たいが「にこの隣だけは勘弁だ」
にこ「はぁ? 私がなにしたっていうの!?」
たいが「袖を掴むな! 引けないだろ」ズズッ!
黎斗先生「5ですね、にこちゃんはどうですか?」
にこ「もっと素直な子がいい」ズズッ!
黎斗先生「結果は7ですね。折り返しまして次はあすなちゃんですね。もしまさむねくんが隣だったらどうしますか?」
あすな「ムリムリムリムリ絶対ムリ! やだよあんなやつ! 無難にひいろとかがいいわ」ズズッ!
黎斗先生「8ですね。次はぽっぴーちゃんですが、ぽっぴーちゃんは誰でもよいでしょう」
ぽっぴー「いや聞いてよ! となり誰でも構わないけど!」
黎斗先生「では引いてください」
ぽっぴー「ピプペポパワー!」ズズッ!
黎斗先生「2ですね。最後はきりやくんです。意気込みをどうぞ!」
きりや「ここを死守する!」ズズッ!
黎斗先生「3です。これでみんな引き終わりましたね? それでは、用意しておいた模造紙を黒板に貼ります。紙に席の番号が書かれていますから、対応する場所に荷物を持って移ってください」
模造紙
黒板
6 3 1 8
9 2
7 5 4
新席
黒板
ぱらど きりや まさむね あすな
えむ ぽっぴー
にこ たいが ひいろ
ぱらど「そこじゃない……ちょっと違う……」
きりや「ノリきれないぜ」
まさむね「はっはっは!」
あすな「最悪……今こそ審判のときでしょこれは」
えむ「きりやくんが前だ! ぱらどとも近い! それにぽっぴーちゃんも一緒だ!」
ぽっぴー「みんな! よろしく!」
ひいろ「悪くはない」
たいが「」ワナワナ
にこ「迷惑かけちゃうけど許してね!」
たいが「……ほとほどにしてもらいたいものだがな」
黎斗先生「決まりましたね、では朝の会を始めます」
きりや「今日何時集合だよ」