【仮面ライダーW】はいさ、おまかせっ!ライダーです! 作:ねぎぼうし
タイトルであれ?と思った人!タイトルの規則性は変わっていきます!
今回は四字熟語!てことはー?本編どうぞっ!
「「「変身っ!」」」
と、三人の声がハモる。
二人は僕と智樹。
あと一人は鍄刑事、ではない。
「宇宙……キターーー!」
この人である。
W~W~W~W~W~
「君達は……なぜそんなに仮面ライダーに関わりたいんだい?」
「若気の至り」
「思い立ったが吉日」
「どういうことなんだ……」
鍄刑事が頭を抱えてうなる。「意味解らんわ!」とか叫ばないだけ、僕らに馴れてきたらしい。
「拠点に連れてって?お ね が い」
「男の上目遣いは需要ないぞ」
「刑事、僕らは正義のために闘いたいんです!」
「嘘つけ!君この前正義の為とか関係ないって宣言しただろ!」
カフェで粘って拠点につれていってもらえるようがんばっているのだが。
さてさて、全っ然連れてってくれる気配がない。どうしよっか?
と、苦難している状況を変えたのは一人の声だった。
「あれ!?鍄じゃねぇか!久しぶり!」
「え?……よーし!分かった!まず場所を変えようか二人とも!」
「は、はい」
声の主を見たとたん急に血相をかえ、場所を変えようと切り出す鍄刑事。
まぁ連れてってくれるならなんでもいんだけど。
「鍄刑事、あの人だれ?」
「もうタメ口なの……?」
「頭は智樹以下なんで脳内年齢はタメです」
「あぁ、そう……」
「で?なにあの人?」
「ただの顔見知りだよ。それもかなりめんどくさい」
なにさ面倒な顔見知りって?
まぁこの顔見知りさんがいる限り話してくれなさそうだし…
「待てよドライブ!」
言葉の意味を考えること0秒。
180度方向転換をして、真っ直ぐ顔見知りさんに近づく。
「どうも!燐です!」
「智樹です!」
「あ、こらお前ら!」
「お?鍄、こいつら誰?」
「「仮面ライダーですっ!」」
「おっ!そうか!新入り?」
「ああっ!もうっ!四人になろう!場所を帰るぞ!……あぁ、すいません……」
大声を出して、店員さんに平謝りの鍄刑事。
大人は大変です。子供の僕らが介入してはいけない。
あぁ、なんて僕は優しいのでしょう。前の子供は引っ込めの言い付け守って、店員さんを鍄刑事に押し付k……渡してあげました。
「あ!オイお前ら!逃げるな!オオオオイ!あ、すいません……」
やっぱり大人は大変です。
W~W~W~W~W~
「さて、改めてお前らは?」
「仮面ライダーWの燐です」
「同じく智樹です」
「よろしくな!俺は……」
顔見知りさんの言葉を遮るようにちょうど電話がなる。
顔見知りさんは少し怪訝な顔をしたあと、僕らにゴメン、みたいなハンドシグナルを送って電話に出る。
内容はよく聞こえないが顔見知りさんの怪訝な顔がみるみるうちに焦っていったので良いようではないな。
と、考えていると、顔見知りさんの電話が終わる。
「すまねぇ!急用が……なぁお前ら仮面ライダーなんだよな?」
「へ?はいそうですけど……?」
「来い!ゾディアーツだ!」
「な、なにそれ!?」
「敵だ!それもけっこう近い!被害が出ないうちに探しだす……必要はなさそうだな」
「え?あぁ、そうみたいですね」
なぜかって?
もうわかりきった事だがそこにもういたから。
まるで戦うことが、目的のように、鋏をたずさえて。
そして体にはいくつかの点。おそらく結んでいくと、
「かに座。なるほどね、黄道十二星座のゾディアックとかけて、ゾディアーツね。おっしゃれネーミングだこと」
「なに言ってんの?」
「智樹には難しかった?いくよ」
ベルトを巻いてメモリを構える。
「おお!それがお前らのベルトかぁ!よーし!俺もッ!」
顔見知りさんがベルトを巻く。
ま、ライダーだよねー。
鍄さんのことバッチリドライブ呼びしてたし。
顔見知りさんはベルトのスイッチをパチパチ下ろしていく。
『スリー・ツー・ワン!』
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
本日三度めっ!
「「「変身っ!」」」
『サイクロン!×ジョーカー!』
いつも通り、僕の周りに旋風が吹き、変身を……。
「どうわぁぁ!?」
訂正。いつも通りではなかった。
横からの突風により倒れた智樹の体が凄いことになってる。
なにこの超迷惑な変身?
とまぁ、こんなことを考えていても
、心の声というものはなかなか伝わらないもので何事もなかったかのように続ける顔見知りさん。
いや、そこには顔見知りさんの姿ではなく、既にロケットのような頭の、立派な仮面ライダーがいた。
「宇宙……キターーー!」
「き て ね ぇ よ!ガッツリ地球だわ!俺の体どうしてくれんだ!」
「仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうぜ!」
「僕らがいるからタイマンじゃないんだよなぁ……。僕らもいくよ。
でも俺の体が!
るせぇ!あとでなんか驕ってやるからいくぞ!
さぁ!お前の罪を数えろッ!!」
変身だけで騒がしいなこっちは。
一方カニさんは黙ってる。
正体バレNGですか?
んじゃ、
「倒してその面拝んでやるか」
「いくぜー!!」
「ちょお!?」
せっかくクールにきめてたのにフォーゼが先行する。
空気を読めや。
「オラァ!」
と、フォーゼの全力のパンチを正面で受ける。
だが……
「…………」
「うめき声一つあげないって余裕ってことすかぁ!?ハァッ!」
こちらは蹴り、少しは効いたか!?
結果、効きました。
「痛っつううううう……」
こちらにね。
なにあいつ?
固いんですけど?蹴った足がジンジンする……。
「メモリ交換だ。
了解、勝手に体動かしといてー。
そんじゃいくぜ!」
『ヒート!』『メタル!』
『ヒート!×メタル!』
背中に武器がでる。
それをとって、智樹が一言。
「よっしゃ!この鉄パイプで……
鉄パイプゆーな!僕らはヤンキーか!
じゃあこれなに?
え?うーん……鉄棒?
遊具か!」
「おまえらなにやってんだよ!やるぞ!」
フォーゼも二つのスイッチをいれる。
『ロケットON』『ドリルON』
フォーゼの足と手にロケットとドリルが出る。
言っちゃなんだけど
(ダッサ!)
あ、先に智樹に言われた。
「いくぜえええええええ!」
「ワオ!クレバーだねー!
俺には上空からリンチに見えるが。
残念ながらそのリンチに僕らがくわわるんだよ?」
上空から一方的にドリルキックでヒットアンドアウェイするフォーゼ。
まぁかわされまくってヒットすらしてないんだけど。
そこへツッコミ鉄棒を振るう。
二人がかりでリンチに。
さすがに二人がかりは辛いらしく、一発鉄棒が入る。
『っぐう……』
「おっ!?声出さなきゃやってらんない?んじゃこれでどう!?」
メモリを鉄棒に刺す。
『メタル!マキシマムドライブ!』
鉄棒の両先端が発火する。
その威力そのままに、カニに走り込む。
そして鉄棒を振り回してカニにぶち当てる。
「メタルブランニングッ!!」
『ぐあぁっ!』
おもっきし大爆発。
これは四散したね。そう思って振り返ると、
『………………』
「うそぉ!?」
生きてた。あれぇ?マキシマムドライブ入ったよね?
『チッ!』
「あっ!ちょっと待て!」
叫び虚しく、カニは舌打ちして逃げ去った。
くっそぉ……次は覚えてろよ……と、心に決めてベルトを戻し、メモリを抜く。
変身が解除されて智樹が起き上がる。
「ふぅ……なんであいつ倒れなかったんだ?メモリブレイクするはずだろ」
「それは」
『メモリではないからだ』
突如聞こえた後ろからの機械音に思わず振り向く。
そこには、
「鍄刑事。あれ?さっきのは腹話術?」
「違う。もうイザとあったなら仕方ない。組織へ迎えよう」
『ようこそ、RCへ。歓迎するよ、燐くん、智樹くん』
「まて、いろいろツッコミが追い付かん」
「順番に話せよ。まずイザって誰だよ?」
「俺だよ。十六夜 龍。鍄にはイザって呼ばれてる」
「顔見知りさんでしたか。想像はつきますけど組織ってのは」
『もちろん、仮面ライダーの本部さ』
「なるほどね。んじゃ、マキシマムブレイクで倒せなかったのは?」
『敵には変身する核がある。ドーパントならメモリ、ゾディアーツならスイッチという風にな。それは対応したライダーしか壊せない。現に、ドーパントはドライブではなく、Wが倒しただろう?』
「そうだ!役に立たなかったんじゃない!たてなかったんだ!」
「じゃあ役立たずにかわりないじゃないですか。少し自覚してください」
「ぐあぁっ!」
あ、また倒れた。
まぁそんなことはほっといて、
「んじゃ最後だ!」
最後に取っておいた究極の謎に智樹が迫る。
「「ベルトが喋ってる!?」」
瞬間移動。変身。
物質のデータ化、離れたところにデータの再構築。
なるほど、理論は通る。できるとしよう。
ドーパントの肉体変化。
データによる神経や筋肉への刺激で一時的強化。
こちらも無理矢理だがなんとか理論は通る。
だが、
「人工知能が!人の域に到達するのは禁忌ではないですか!?」
人工知能。
相手の返答に対し、自分で思考し、決められたプログラムを再生する。
理論は通る。
だが問題は今の場合、的確に返答をしていることだ。
それはすなわち、人間と同レベルの知能ということであり、
「反乱の意思を持つってことですよね!?」
『まて、一旦落ち着つくのだ。そもそも私は人間だった』
「……だった?」
「あぁー、察しましたよ。要するにまたですか」
『まただ』
「え?なに?わかんないんだけど?」
こういう理不尽展開で、それを納得させるものといえば?
「シュラウドか……」
「えぇー、また?嘘だろ?」
だったらいいのにね。
残念ながらベルトに映ってる顔が(-.-)みたいになってるからそうなんだろうね。
もう何が起こっても「シュラウドか」で解決できるんじゃね?
まさかドーパント産み出してんのもあいつじゃないだろうな?
「さて、本部に連れてってくれるのは是非ともないんですが、僕ら三度変身してるんですよ。おかげで……」
『む?あぁ、学生だったな』
天を仰ぎ見ると、ベルトさんが苦笑いをこぼす。
すっかり暗くなったんだし、一旦家に帰りたい。明日は学校もある。
『鍄、刑事なんだからおくりたまえ』
「そうだな。一人で帰らすのは危険だ」
「仮面ライダーを前に危険とかあるんすか。てか」
チラリと横を見て、
「「ぼく(俺)ら、同じ家に帰りますんで」」
晩御飯ひじきだし。
「……ホ」
「モ、ではないですよー?鍄サーン、一回マキシマムドライブ受けます~?」
「す、すまん。一緒の家なら大丈夫か」
鍄刑事ではなく、鍄サン。と、メモリを構えたところで割りとマジな殺意を感じとったのか即座に謝る。
「明日、7時にまたカフェで」
「その時話は聞く、ということか。構わないが行けるかわからない」
「はい♪いいですよ?私たちはこれで」
智樹と一緒に帰るんで。
こうして、なんやかんや凄かった一日をおえた。
あ、ひじきはおいしかったらしいです。
W~W~W~W~W~
『サイクロン!サイクロン!』
「………」
『サイクロン!サイクロン!サイクロン!』
「………………………」
『サイクロン!サイクロン!サイクロン!サイクロン!』
「だあああああああっ!!うるっせぇよ!?誰もいないとはいえメモリ連打すんな!」
「暇だろ!」
そうだけだけどもよ!
今、学校の屋上です。
放課後、部活が諸事情で休止になって早めに待ち合わせできる!とおもったら電話番号知らないので二人で屋上にて指定の時間まで待っています。
「あー、昨日のゾディアーツでねぇかなぁ?」
「不謹慎だぞ、智樹。いよっと!」
「どこ行くんだ?」
「そこら辺ブラブラしてくる。暇なんでね」
屋上の扉を開けて階段を下りる。
にしても、昨日のことが夢だとふと思ってしまう。
だがメモリはあるわけで。
てことは、昨日、爆発で死にかけて、怪物倒して、煽ったらナイフで殺されかけて、警察沙汰になったということだ。
なんなの?昨日僕三回ぐらい死にかけてんじゃん。
学生だぞ僕?
とか考えながら廊下を歩いていると、
「あ、先生。こんにちは」
「こんにちは。……君、緑と黒と聞いて何が思い浮かぶ?」
……は?
なに言い出してんのこの先生?
とはいえ、先生なので答えることにする。
緑と黒?
『サイクロン!×ジョーカー!』
うん。これかな。でもさ、ここで「緑と黒?仮面ライダーですかね?」とか言っても分からないしここは妥当に
「……スイカ?」
「そうか。おっと、用事があるのでこれで」
用事があるなら緑と黒といえば?とか聞くなよ。
そう言いたいが必死にこらえて、先生を見送る。
そして僕はまた廊下を歩き出す。
緑と黒って何が聞きたかったの先生?
もしかしてWを見かけたのかな?
で、何か知ってると思って僕に話を聞いた。
仮面ライダーは秘密だし、あんまり調べてほしくないなぁ。
そんなことを思って歩いていたら数分、一本の電話で事態は急変する。
「はい?もしもし?」
『燐、外見てみ……?』
「智樹?いいけ…ど……」
言われた通り、窓に目を向けると、
『ハハッ、不謹慎だけどさ、フラグってホントにあんのな』
「まったくだ。笑えてくるよクソッタレ……」
『5、7、5?』
「狙ってないからな?冗談言ってる暇ないからな?ヤバくね?」
そこには、カニのゾディアーツがいた。
智樹と燐の書き分けが苦手です。
読者さん、誰がなに言ってるのか分かってるのかな?
この作品は『 』を多用するんでなかなかなんですが、まぁ感覚でやんわり誰のセリフか察してください。
今回はアニメらしく、次回予告しましょうか。
次回【第四話】本・拠・到・着
お楽しみに!