【仮面ライダーW】はいさ、おまかせっ!ライダーです!   作:ねぎぼうし

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前回の仮面ライダーは。的におさらい始めたらいいのかな?
カニのゾディアーツを倒したものの中身の志摩は操られていたことを知る。さらにその志摩は神河に脅迫されていると言い出すが、後に燐によってそれすらも操られていると判明する。さてさてどうなる第六話!


【第六話】本当の黒幕は誰なのか?

「遅くなりました!」

「さっさと行くぞ!」

「黙れポンコツ」 

「えぇ!?」

「さっさといきましょぉ!」

「そうですね♪」

「この差はなんだよ!?」

 

諒さんと窮毘さんとは雲泥の差でございます。

 

「あれ?十六夜さんは?」

「外せない用事とかぁ」

 

それなら仕方ない。ライダーだって人間だ。

 

「神河さんとこ、といっても場所分からなくないっすか?」

「それならぁ」

「シフトカー!」

 

諒さんが叫ぶとミニカーが空飛んでくる。

うん、驚かない。慣れた慣れた。

 

「どうだ?」

 

諒さんがミニカーに喋りかける。

うん、ひかない。慣れた慣れた。

ミニカーもミニカーで反応してるし。

 

「いたみたいだ。連れてってくれ!」

 

ミニカーが飛んでいく。

ついていけばいいのよね?

あ、そうだ!

 

「智樹、分かってるな?」

「もちのろん!」

「なにがですかぁ?」 

「注意ですよ♪」

「注……意……?」

「「さぁ、釣りを始めよう♪」」

 

意気揚々と二人で呟いた。

 

 

 

 

W~W~W~W~W

 

『そこまでだ!』

 

歩いている途中に進路をたつ影。

大体四人ぐらい。

諒さんも声を出して

 

「マスカレイド!?なぜこんなとこr」

「ハッハァー!行くぜー!」

「相変わらず予測は外さないなッ!」

 

『ルナ!』『ジョーカー!』

 

「「変身ッ!!」」

「お、オイ!?」

 

『ルナ!×ジョーカー!』

 

諒さんの叫びを置いていき、突っ込む。

 

「雑魚に用はぁっ!!

 ないんだよ!さがっとけぇ!!」

 

マスカレイドに殴りかかる。

 

「驚いてる時間が無駄ッ!全員まとめてぇ!」

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

 

「蹴散らしてやんよぉ!!」

 

4体まるごとメモリブレイク。

決着時間、14秒。

平均は14÷4だからええと?

 

「さんてん……ご?まぁまぁか」

「ちょっとぉ、重いんですけどぉ!」

「え?あぁすいません!」

 

窮毘さんが必死に智樹を支えているのをみて、慌ててベルトをもどして意識を戻す。

 

「いやー!完璧だったね!」

「だな。予定通り」

「よ、予定通り?」

 

そう、予定通り。

 

「さて、見事に釣れましたし、帰りましょ」

「おい、神河に脅しを聞くんじゃないのか!?」

「「はぁ!?」」

 

なんかいつも諒さんにむかって僕と智樹は「はぁ!?」って言ってる気がする。

 

「脅しって……あの三人まだ疑ってます?」

「え?」

「あーハイハイ、警察は脅しでも捕まえといてください♪」

「…………あー、なるほどぉ♪それじゃぁ僕らはぁ、帰りましょうかぁ」

「窮毘さんまで!?ちょっと教えてくださいよ!」

「教えてあげませぇん♪」

 

窮毘さんも、ノッてきたみたいだ。

 

「そんなこと言わずに……シフトカー?どうした?」

 

シフトカーが飛んできて手の中でジタバタする。

 

「……ホントに頭いいな。ここまで読まれんのかぁ……」

「まったくですぅ。でも真相は燐さんも読んでましたよねぇ」

 

理解組三人でアイコンタクト。

 

「出てきなよ」

 

僕が呟くと影からまた怪物。

いつも通り諒さんがポカーンからの質問。

 

「君は……」

「志摩さーん♪姿を表したってことは観念、もしくは勝負しにきた?」

「やっぱりバレてましたか……」

「いやぁ、結構いい作戦だったよ?たった一回のミスさえ覗けば」

「ぼ、僕をおいて話を進めないでくれ!」

 

ええー?また説明タイム?仕方ないか……。

 

「今回の事件、一見すると先生が犯人で他の人をあやつっていた。こんなものだが、不自然な点が一つある」

「たった一回のミス。自分で気づかないうちにしてしまったか……」

 

志摩さんが悔しがる。

 

「そう、たった一回だ。ぶっちゃけ、それがなかったら先生が犯人だと思ってた。でもな?志摩さん。いつ誰が僕のことを燐と呼んだよ?」

 

『燐さんでしたか?なんですか?』

 

「あの時、確かにお前は僕を燐と呼んだ。あの場では僕のことは一度も燐と呼ばれなかったのに」

「だがそれだと智樹が実はという可能性も」

「ふまえて、これだ!」

 

諒さんにベルトをみせる。

 

「焦ったぜ。急にベルトがでてきてなんだと思ったら急に(智樹、お前僕の名前、カニに言った?)なんて聞くんだもんなぁ?」

「隠れてベルトを巻いて意志疎通してぇ、あなたを釣ることにしたんですねぇ。脅し、学校からの重加速、全部ミスリードですかぁ?」

「だろうな。一度憑依を見破られる、ってところまでは読んでたな?それで自分で自分を操る刻印を付けた。そうすれば、自分は加害者ではなく、被害者になる。素晴らしいトリックだった。まさか、ロイミュードがゾディアーツだったとはな♪」

 

スタークのヒントは、要約すると、操られている状態でのWは見たが、その正体はカニだった頃のお前でしか知らない、ということだ。

 

「……正解だ。では後始末に入ろう」

 

全員が戦闘体制になる。

そしてベルトを構えるより早く、ロイミュードに変わっていき……

 

「っ!?」

 

どんより。なるほど、体感すると分かる。どんよりだ。

後は戦えないし、重加速に耐えられる組で……。

 

「ってあれ?」

 

普通に動ける?

 

「ポケットだ」

 

諒さんの呟きでポケットをみると、シフトカーが。

 

「それを持ってると重加速に耐えられる。さっきの解説中に忍ばせておいた」

「…………んだよ、たまにはポンコツも役にたつじゃん」

「たまに、は余計だ」

 

これは少し、認識を改めるか。

 

「あらためまして、」 

「さぁ、実験を始めましょうかぁ♪」

 

『サイクロン!』

『メタル!』 

『ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!……………Are you ready?』

 

「「「「変身っ!」」」」

 

『サイクロン!×メタル!』

『輝きのデストロイヤー!G×D(ゴリラモンド)イエーイ!』

『ドライブ!タイプワイルド!』

 

「しゃぁ!決め台詞は略!参る!」

 

ちょっと手抜きで襲いかかる。

前回カニだっただけに、今回全員重武装。

一発がいたそう。とくにゴリラモンド。

そうこうしているとロイミュードがビームを打つ。

 

「あぶなっ!?」

 

それをかわして……。

 

「あっ……」

 

ビームは直線して、僕らの後ろ。マスカレイドにあたる。

マスカレイドが起き上がり構える。

 

「復活しちゃったよ……。マスカレイドは対応の僕らが」

「じゃあロイミュードは対応の僕が!」

 

それぞれ散らばる。

 

「時間は掛けない!」

 

『タイヤコウカーン!ランブルダンプ!』

 

ドリル付きのタイヤが肩にガッチャーン!からの手にドッキーン!

おおスッゲ。タイヤ交換ってあんなのも出来んのか!

応戦中のマスカレイドを蹴飛ばし、いつものごとくベルトから抜いて、

 

「ほいさっ!ドライブの戦いはゆっくり見たいよねー♪」

 

『メタル!マキシマムドライブ!』

 

刺し込む。

 

「メタルツイスター!」

 

鉄棒に

 

(なぁ、もう鉄棒ってやめね?)

 

じゃぁ何にするのさ?

 

(考えてきた!名付けて、メタルシャフトだ!)

 

いいね、採用!

メタルシャフトに風を纏わせ、踊るように叩く、叩く、叩く。

最後に下から振り上げて、

 

「はぁっ!!」

 

爆散ッ!

 

「あいかわらずぅ、必殺技がいちいち痛そうですねぇ。ロケットでぇ!」

 

『Ready Go!ボルテックブレイク!』

 

「パスですぅ!」

「は?ってオオイ!?ツイスター!」

 

ドリルごとマスカレイドをこっち飛ばしてくるので一発メタルツイスターを打ち込み、爆散させる。

 

「パスですぅ!じゃねぇよ!?いま俺らにマスカレイド当たろうとしてたよ!?」

「ビルドではマスカレイドは倒せないのでぇ、しかたないですぅ!」

「ならしかたないね♪とはならねぇよッ!?」

「そこ!二人して揉めてないで助けてッ!?」

「「ドライブは一人でがんばれ!」」

「ちょぉ!?」

 

僕らはちゃんとザコ倒した!

 

『はっ!』

「うおっと!?あっ……」

 

対戦中のドライブがロイミュードのビームを交わして、まぁさっきと同じで当たった先は、

 

「…………始末しますぅ……」

「えええええええ!?どうすんの!?これ僕の領分!?」

「頼んだ!こいつを倒すまでの時間稼ぎだ!」

 

時間が稼ぎって、ライダー相手にするのよ!?

 

「はああっ!!」

「うわああああっ!?ヤバい!ゴリラの腕はアカン!僕の本能がそう言ってる!」

 

ツッコミの間にもビルドは襲いかかってくる。

自我はないのかよ!

 

「はっ!」

 

ビルドの腕をメタルシャフトで受け止め

 

「うをおおおおっ!?」

 

られなかった。あまりの威力に後ろに数メートル吹っ飛ぶ。

 

「かはっ!クソッタレがぁ!あの腕の威力おかしいだろ!

メモリを変えよう!攻撃力では負ける!」

 

『サイクロン!×トリガー!』

 

手数で勝負!

連続してトリガーを引いて狙う。

たがビルドは落ち着き払い、腰のボトルをとり、数回ふって、差し込む

 

『ホーク!ガトリング!ベストマッチ!』

 

ベルトのレバーを回すと管が出てきて銃弾を防ぐ。

さらにビルドはそこから構え、

 

「ビルドアップ……」

 

『天空の暴れん坊ォ!H×G(ホークガトリング)!』

 

以前見たオレンジと灰色になった。

フォームチェンジ、めんどくさいな。

打てども打てどもガトリング銃で弾が相殺される。

このままでは撃ち合ったままだ。

一気に距離を詰める。

 

『ヒート!×メタル!』

『忍びのエンターテイナー!N×C(ニンニンコミック)!』

 

剣でメタルシャフトを受け止められる。

 

『分身の術!』

 

そっからまさかの分身。

科学の力ってスゲー!じゃない!

リンチされる!

 

『ルナ!×メタル!』

 

メタルシャフトを伸ばして、周りを一気に振り払う。

そのままビルドへ一発、こっからは応戦変身の連打。

 

『ぶっ飛びモノトーン!』

『ルナ!×トリガー!』

『レスキュー剣山!』

『ヒート!×トリガー!』

『タテガミサイクロン!』

『ヒート!×ジョーカー!』

『鋼のムーンサルトォ!』

『サイクロン!×ジョーカー!』

『渓谷の反逆者!』

 

「次から次へと対応してきやがってっ……!」

 

飛ぶなら撃ち落とせ、吸い込まれるなら自分から距離を詰めろ。

次々変わるフォームに必死に思考を追い付かせる。

なにか打開策を……

 

(ダメだ!戦い続けたらキリがない!)

 

……ん?そうか!戦わなかったらいいのか!

 

(はぁ!?ちょっ、頭おかしくなったか!?)

 

至って正常ッ!!

応戦を諦め、作戦を変える。

 

『ルナ!×ジョーカー!』

 

戦えないなら、

 

「拘束すればいいじゃないッ!」

 

腕を伸ばし、ビルドを捕まえる。

それをそのまま、

 

「プレゼントッ!!うけとれええええっ!」

 

ロイミュードに、ぶん投げる。

ロイミュードが慌てるがかわせる速度ではなく、ぶつかる。

 

「よくやった!」

 

前もいった通り、ヒーローは一瞬をのがさない。

クソネーミング剣をとりだし、レバーをうんたらかんたら。遠くて見えねぇ。

 

『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

「ダンプ ドリフトスラッシュ!!」

 

なんか意味不明な言葉を叫びながら剣をもってベイブレード。

回りまくってすれ違い様に切る。

軽い通り魔だなあれ。

そうこうしていると数秒後には、そこには『089』という数字が浮かび、爆散する光景があった。倒したっぽいね。

変身をといて、

 

「ふぃー!」

「ふぃー!じゃないですよ。操られて窮毘さん倒れてるじゃないですか。運んでください」

「ぼ、僕!?」

 

諒刑事が声をあげる。

 

「当たり前だろ。諒刑事が倒すの遅いのが悪い」

「や、やつあたり……あれ?今ちゃんと諒刑事って」

 

聞き終わる前に帰る。

これにて、一件落着!

 

「あー眠い……。帰って寝よ」

 

ハイ、今回もクソ面倒な事件解決!

というか十六夜さんとあっただけで面倒な事件にまきこまれたんだが。

今回の感想。

この町はやはり、怪物が人間の姿でヒーローを騙す危険な場所。

だがそんな町が案外好きなので、もう少し、ライダーを続けることにしよう。

それが僕らの落とし前。

この町に喧嘩売るやつは俺らに喧嘩を売るのも同然。

だったらケリは僕らがつけなきゃなぁ?

んでしっかり懺悔させてやる。

 

「お前の罪を、数えろってね♪」

 

今日も僕らは、正義ではなく、自分のエゴで生きていく。こんな風にしめたら少しはかっこいいか?




あんまり書くことないんで次回予告だけしますね。

【第七話】ライダーはGAMER

お楽しみに!
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