いろいろあってまた書けていませんでしたが、ようやく書けたので投稿します。
待っていてくださった皆さん、本当にありがとうございますm(__)m
「あなたの無駄に大きな身長と胸の脂肪はここからでもよく見えるけれど、なんだかとても動きにくそうね。麗羽。
ここまで来るのは大変だったでしょう、少しはその無駄な脂肪を減らす手伝いは出来たかしら?」
混戦と化した戦場を抜けた先で、華琳さんは戦場に不似合いな笑顔を私に向ける。
「なんてことありませんわ!
なぜなら私は! 袁本初なのですから!!」
けれど私は、彼女の言葉に込められた意味とは違う名を口にしていた。
「それで麗羽は、こんなところまで一体何しに来たのかしら?
まさか私の顔を一目に見たかったわけではないでしょう?」
ここからでもはっきりとわかる彼女の苛立ちの混じった舌打ち、それでもなお私を麗羽と呼ぶことをやめない華琳さんに今度は私が苛立つ番だった。
いつもそうだった。似ているようで似てなくて、近しい筈なのにどこかが決定的に違う。
意見の方向は同じだというのに互いの視点がどこかずれていて、どんな些細なことでも対立してしまう。
けれど今、私はこのおかしな因縁に感謝していますの。華琳さん。
同じ視点、同じ場所、同じだけの力をもって向かってきて、軽口すら叩き合えた。そんなあなただから私は・・・
「華琳さん!
あなたに一騎打ちを申し込みますわ!!」
いつだって対等に、遠慮も容赦もなく全てをぶつけられる。
この一騎打ちの申し出は、華琳さんに一切の利益をもたらさない。
――― 彼女はきっと気づいている、私が軍を動かせていないことに。
もし私が
――― 戦況は既に
それでも
――― 彼女を彼女たらんとする多くのものが、断るなどという選択を捨てさせる。
私はそんな彼女に付け込み、何の意味もなさない行動をとっている。
けれど、もしこの茶番に意味を持たせるとするのなら・・・
「いいわ。
その申し出、この曹孟徳が受けましょう!」
これは軍を背負う総大将としての
華琳さんの計らいにより、一騎打ちの場はすぐに整えられていく。
まず一切の邪魔が入らないように華琳さんの親衛隊が私達を囲い、その外側にはお爺様と猪々子さん達が夏候惇さんや
「念入りですわね。
これではまるで、あなたの陣営も信用してないように映りますわよ?」
「あら、当然でしょう?
ここに居るのは誰よりも
準備が終わるのを待つわずかな間、友とも、敵とも言い表すことがおかしな関係にもかかわらず、不思議なことに私達のやり取りは前とあまり変わらなかった。
「それにそれはあなたにこそ言えるのではなくて?
あれだけの軍勢を引き連れていながら、たった二人の供をつれてこんなところに突っ込んでくるなんて・・・ 他の大多数を信用していないと言っているようなものでしょう」
皮肉気な言葉を口にしている筈なのに、華琳さんの目に嘲りも憐みも見られない。
本当に、あなたはどこまで知っているんでしょうね。
「そう・・・」
そうかもしれませんわねと続きかけた私に、華琳さんが投げつけてきた布によってふさがれる。
「一騎打ちの前に敗北宣言なんて、興ざめだと思わない?」
「っ! 敗北宣言なんてしませんわよ!!
華琳さんこそ、私に負けて半べそかく準備はよろしくて?」
「あなたこそ、私に負けた時の言い訳はしっかり考えておくといいわ。
一騎打ちの最中に考える余裕なんてあげないわよ?」
「その小さな体で何ができるか、見物ですわね」
「無駄に左右に揺れる重石が一騎打ちでどれだけ邪魔になるか、実際に体験するといいわ」
互いの顔を至近距離まで寄せ合って口喧嘩をする私達。
幼い頃と変わらない、いつもあった風景の一つ。
が、そんな私達に聞こえたのはあの頃のような慌てふためく声でも、仲裁に入る彼の困り果てたような声でもなく、注意を促すような咳払いだった。
「華琳、袁紹殿。場は整え終わったのでこちらへ」
英雄さんに促されながら、私は彼がいないことを確認する。
「それで? 一騎打ちの立会人はあなたがしてくださるのかしら? 英雄さん」
「えぇ、僭越ながら務めさせていただきます」
私と華琳さんの間に立ち、本来なら彼も華琳さんを止める立場にもかかわらずこの一騎打ちを止めることはない。止めないのが信頼なのか、理解なのか、それとも諦めなのか・・・ いいえ、あるいは私が想像することしか出来ない特別な関係を持つ男女の絆なのかはわかりません。けれど少々
「羨ましいですわね・・・」
「何かおっしゃいましたか?」
「いいえ。
華琳さんに恋い焦がれる殿方が珍しいので、少々観察していただけですわ」
私がそう口にしても英雄さんは気を悪くする様子はなく、むしろ私を穏やかに見つめ返してきました。
「 」
「なんですの?」
近くにいるにも関わらず聞き取ることの出来なかった言葉を問い返せば、彼はゆっくりと首を振ってから私へと頭を下げる。
「これは失礼を。
ですが、俺も・・・ いえ、私も主であり、愛しい華琳が向かい合うあなたを見ていました」
敵である私に何の臆面もなく、立場もかまわず想い人に愛を告げ、言葉を偽ろうとも飾ろうともしない。いつもなら聞き流すか、どうでもいいと小馬鹿に出来る筈なのに、今日は何故か苛立ちを覚えてしまう。
「あなた、気障ですわね」
「お気に召しませんか?」
こちらのことをどう思っているかつかめない言葉は、かつて洛陽にいた者達よりも厄介だと本能が告げる。
「それ以上、近寄らないでくださいな」
劣等感とは無縁そうな彼の口から出る美辞麗句が癇に障って距離を取っても、その顔に不快感が現れることはなかった。
「心配しなくても曹仁に手出しはさせないわ。
あなたも聞いていた通り、真名にも誓わせたもの」
華琳さんの言葉に肩をすくめて返せば、華琳さんは笑って『素直じゃないわね』と告げるだけだった。
軽く周囲を見渡せば既に猪々子さんと
だが、すぐに意識を目の前に立つ華琳さんへと集中させる。
これから行う一騎打ちに他を気にする余裕など持ってはいけない。
その一瞬が命取りになり、それは
「あぁ、いいわね。
あなたのその顔を見るのは、本当に久しぶりだわ」
これから始まるのは殺し合いだというのに華琳さんは相変わらず華琳さんのままで、彼女と同じように笑っている自分にもちゃんと気づいていた。
「さぁ、始めましょう。麗羽」
「えぇ、華琳さん」
ほぼ無意識に彼女の名を呼んでしまい、そんな些細なことすら嬉しそうに笑う親友へと私は刀を抜き放つ。
「始めましょう?」
華琳さんは愛鎌・絶を構えて私を迎え撃ち、私は彼女へと距離を詰めて斜め下から刀を振りぬく。当然、こんな見え透いた一撃は当たるはずもなく、振りぬいて空間の出来た私の腹部目掛けて彼女の絶が迫る。
けれど、振りぬいた時点でこうなることがわからないわけがなかった。
刀を両手で握って迫っていた絶を迎え撃ち、わずかな火花が生まれたのを皮切りに数度の打ち合いが続く。
「麗羽、相変わらずあなたは素晴らしいわ」
刃同士が弾き合い、ぶつかり合い、幾度も互いの肌や鎧を削りあう一騎打ちの最中だというのに、華琳さんは嬉しそうに私の真名を呼ぶ。
「あら、余裕ですわね。華琳さん・・・ いいえ、曹孟徳さん?」
私達はもう戻れない。
私が死んでも戦は終わらず、袁紹軍の全てが死に絶えるまで終わらない。
華琳さんが死んだら戦は終わり、彼女の軍は散り散りになる。
どちらかが生きて、どちらかが死ぬ。それが総大将同士の一騎打ちの必定。
「えぇ、随分前から余裕のないあなたよりもずっとあるわ、ね!」
柄の部分を槍のように使って腹を打ち据え、私はおもわず距離を取ってしまい、すぐさま振り下ろされた絶を間一髪で受け止める。
「ねぇ、麗羽。
あなたが今、誰に何を隠す必要があるというの?」
「私は隠してなど・・・!」
「隠しているし、諦めているわよ。
袁本初に拘って、あなたがあなたであることをやめた日からずっと」
目を見開いて見えるのは目の前にいる華琳さんだけで、その眼に同情や憐みの類は見えない。
「あなたがかつて欲したものは、そんな有様のままで手に入れることが出来るものだったのかしら?」
「っ! 私に! この袁本初に手に入らないものなんてありませんわ!!
宝石も、人も、権力すらも。そして大陸も、全部私の手中に納まるでしょう!」
彼女を遠ざけるように力ずくで絶を打ち返しても、華琳さんはすぐさま距離を詰め、刃のない部分で私を打ち据えては刃同士の応酬が繰り返される。
「いいえ、あなたが欲しているものはかつてと何も変わらない。
そしてあなたは、それがもう二度と手に入らないと諦めているだけよ」
見透かすような眼差しがむけられ、私は首を振る。
「いいえ! そんなものはありませんわ!! 私は・・・!」
「あなたが向き合うことを避けるというのなら、私が教えてあげるわ。
あなたが欲したのは・・・」
「お黙りなさい!!」
挑発だとわかっている筈なのに、心が乱れる。
何よりもそれを、彼女が口にすることが許せなかった。
「あなたに・・・ 何がわかるというんですの?!」
欲したものの全てを手に入れ、己を肯定し守護する者が並び立ち、一切の迷いをかなぐり捨てて自らの道を突き進む。
私とは違う、私にはなり得なかったその姿は、どれだけ願っても私には出来ないことだった。
「あなたは全てがあった!
けれど私にはもう・・・ もう何も残っていませんわ!!」
両親が死に、異母妹が死に、友と呼んでくれた人を追いやり、親友と殺し合っている。
忠を捧げてくれた臣を半ば追い出すように親友の元へやり、その友たるもう一人の忠臣を命も情も捨てざる得ない状況に置いた。
長く家に仕え、私にとって祖父のような存在に苦労ばかり背負わせ、多くのことを押し付けた。
袁家という名についてきた兵を、守るべきだった民を使い潰し、多くの無法者へと変えて野へと解き放った。
「あなたに何も残っていない? おかしなことを言うのね、麗羽」
私の言葉に華琳さんは笑い、鋭く睨み付ければ彼女は片方の手を放して自分を指さす。
「残っているわよ、ここに」
「何が・・・!」
その隙を私は逃さず刀を上から下へと振り下ろせば、彼女の特徴である髪の一房が落ちていく。
「あなたの親友は、今も変わらずここに居るわ」
髪を切られたというのに華琳さんは変わらず、言葉を続ける。
「ねぇ、麗羽。
私があなたを、袁家から解放してあげる」
言葉の意味が理解できなかった。
「そんなこと、出来るわけがありませんわ!」
苦し紛れに刀を振り下ろすと同時に言葉を吐き出しても、華琳さんは軽く受け止めてしまう。
「あらあら、麗羽ったら。諦め癖がついてしまったんじゃない?
誰かが諦めて出来ないなどと大声で宣ってもどうだっていい、そうでしょう?」
子どもの頃と変わらない何かしでかす時の笑顔で華琳さんは一歩踏み込み、私の刀ごと絶を上へと振りぬく。
その力に抗うことが出来ず刀は宙を舞い、私はその場にへたり込んでしまった。そして華琳さんは流れるような動作で、私の首元へと絶を添える。
「麗羽、私はこの大陸を変えるわ。
古臭く汚れきった伝統を壊し、全ての前例を塗り替える」
私は華琳さんの言葉を聞きながら、目を閉じる。
これで私は、ようやく解放される。死ぬことが出来る。
「けれどその前に、私からあの方とあなたを奪った奴を片づけましょうか」
「え・・・?」
再び華琳さんの言葉の意味がわからず、私は思わず目を開く。
華琳さんは既に私の首元から絶を離し、突然現れた二つの影を待ち望んでいたように絶を構えなおしていた。
「華琳さん、あなた・・・ 何を・・・?」
私の問いかけには応えず、隠密の装束を纏い仮面をかぶった二つの存在が大きな袋を一つ抱えて現れた。
「華琳様、お待たせしました」
「えぇ、ずっとこの日を待っていたわ」
その言葉が合図として隠密は袋を取り払い、袋の中に入っていたものが姿を現す。
「ねぇ、許攸」
「やっと解放する気になったか、司馬家の忌み子どもが!」
『忌み子』の言葉が放たれた瞬間、これまで感じたこともない殺気が周囲を包み、誰かがこちらへと歩み寄る音が聞こえる。
「冬雲、手を出したらあなたであっても許さないわよ」
「あぁ久しいな、英雄殿。かつてあった時は言えなかったが女に囲まれ良い思いをし、これまで一体何人抱いた? 一体どんな方法を使ってこの悪夢のような女達を従えてきた? ぜひともご教授いただきたいものだな」
縛り上げられ、その足から血を流す許攸は多弁で、黙ろうとはしない。そして彼の視線は私で止まり、一瞬驚きはしたものの愉快そうに笑った。
「あぁ、居たのですか。袁紹様。
あなたもついにご両親の元へ逝くことが出来るのですね。この許攸、心よりお祝い申し上げます」
もはや取り繕うこともせず、彼は私の不幸を嬉しそうに笑んでいた。
「いいえ、残念ながら麗羽は死なないわ。
死ぬのはあなた一人よ、許攸」
華琳さんも顔には笑顔こそ作ってはいるものの怒りと殺意を隠すつもりはなく、絶を持つ右手は早くその首を刈り取りたいと言わんばかりに地面を叩き続けている。
「はっ、そんなこと許されるはずがないだろう。
敵軍の総大将が死なずに生かされる? ありえない」
「誰の許しもいらない、必要なのは私自身の決断だけよ」
今のところ華琳さんがこれからとる行動が許攸を殺すことしかわからず、私を置いてきぼりにして物事が進んでいく。
「この戦いで袁家は信頼や財、兵の多くを失い、もはや家を保つことすら難しいほどに弱まる。そして、袁家が犯してきた罪は白日の下に晒され、本来であれば現当主である袁本初の命を持って償う・・・ それがあなたの言い分でしょう、許攸」
華琳が謳いあげるように言いきれば許攸は満足げに頷き、『さぁ殺せ』と言わんばかりに私を顎で示す。
しかし、華琳さんはこれまでで一番眩しい作り笑顔を許攸に向けて、言い放つ。
「けれど、私にそんなこと関係ないわ」
「なっ!?」
「私はこの大陸に新しい国を創る者であり、今の全てを変えることを望む覇王・曹操。
そんな私が、どうしてこれまでの慣習や伝統に従ってあげなきゃいけないのかしら?」
驚愕の色に染まる許攸の顔を愉快そうに見つめ、華琳さんは上機嫌なまま言葉を続けていく。
「私が知る袁本初は負けず嫌いで、私に負けず劣らず女好きで努力家。とても情に厚いのに素直になり切れないお馬鹿な子。
それなのに異性相手となると夢見がちで、言葉足らずなのに気持ちが先走る。しかも私の弟相手に初恋をこじらせて、ちょっと距離を置いた間に友人が婚約者になっていた哀れな女よ」
「華琳さん!?」
言いたい放題な華琳さんの言葉に私が悲鳴のような声を出すと、華琳さんはやはり笑ったまま言葉を続ける。
「そんなお馬鹿で哀れな、けれど一途に不器用な子で私の親友でもある麗羽を、どうしてあなたに言われるがまま殺してあげなくちゃいけないのかしら?」
華琳さんの我儘かつ独善的な発言に周囲が静まり返るが、その沈黙を破ったのはなんと許攸だった。
「ぷっ、ぶあはははははっ!」
さっきまでの嫌味を含んだ笑みではなく、まるで子どものような笑み。
私がこれまで見てきたどんな彼よりも自然な表情に驚愕が隠せず、彼は縛られた体で笑い転げていた。
「いったいどんな大義名分を語って俺を殺すのかと思ったら、なんて馬鹿馬鹿しくも単純明快な答えだよ。
本当に・・・ くくっ。あぁそうだ、俺もそうだった。俺がこんなことを始めたのもそんな馬鹿馬鹿しい思いからだった。
どこにいても俺達男を高みから見下ろす女共ばかりが溢れ、そんな糞女共を騙して利用して追い落として殺すことに何の躊躇いもなかった!」
言葉づかいも表情も、もはや彼が軍師・許攸だった時の面影などない。
「誰に命令されたわけでもなければ、金が欲しいなんて理由は後付けで、この大陸がどうなろうと知っちゃこっちゃない。終わるなら終わればいいのさ、こんな国なんざな!」
まるで憑き物が落ちたようにすっきりとした顔で、自分の首に絶を添えた華琳さんを挑発するように笑った。
「私はあなたが憎いから殺すし、あなたがしてきた多くのことが許せないから殺すわ」
「あぁ、死んでやるよ。
女が創る国なんざ興味もない」
許攸の命が消えるのはほんの一瞬の出来事で、華琳さんは意外なことに彼に一切の苦しみを負わせることなく首を落とした。
「けれど私は、あなたのような存在がいたことを忘れないわ」
華琳さんの言葉は今なお混戦が続く戦場に吸い込まれ、私の隣に英雄さんが立った。
「行ってあげなさいな、英雄さん」
「えぇ、勿論。
ですがその前に、少しだけお節介をしようと思いまして」
「英雄さん?」
私がその言葉に顔をあげると彼は私の後ろを指さし、優しく微笑んだ。
「あなたは自分に『何も残っていない』と言ったし、華琳は『親友である自分が残っている』と言った。
けど、そのどちらも間違っていたようですよ?」
「何を馬鹿なことを・・・」
英雄さんの言葉を否定し、鼻で笑おうとしたその瞬間
「「麗羽!!」」
「麗羽様!」
「おーい、斗詩ぃ! 待てって!!」
四つの大声に私の言葉は掻き消され、背後から与えられたいくつかの衝撃に元々膝をついていた私はそのまま顔面から地面に激突する。
「麗羽、あなたには聞きたいことがたくさんあります! 大体あなたは昔から・・・」
「麗羽! 何でもっと早く相談してくれなかったんだよ!! そりゃぁ私は力にならないかもしれないけど相談ぐらいは・・・」
「麗羽様、 麗羽様ぁ」
「あーぁー、麗羽様が斗詩泣かせたー」
いくつかの言葉がもみくちゃになって何も聞き取れず、体の動きすらまともに取れない。困った状況でしかない筈なのに涙が出そうで、喉から漏れそうになった嗚咽を無理やり言葉に変える。
「あぁもう! やかましいですわ!!
話すなら一人ずつ、私の上から退いてから言いなさいな!!」
冬雲の台詞が一か所空欄ですがわざとです。脱字ではないです。
次はこの戦いを終わらせなければ・・・ いや、他視点書きたい気持ちもあるし、他の部分も進めたいんですけどね・・・
許攸については今後これ以上深く書かないでしょうが、女尊男卑の恋姫世界において彼のような存在はいても何ら不思議ではないと思ったのです(彼の想いを深く書きたい気持ちはあるけど完全に蛇足だし、番外にしか置けない)