なんだかんだで彼女ら(彼ら)は再び戦車に乗る   作:眼鏡とタバコ

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投稿が遅くなり申し訳ありません
ちょっとこちらの事情で遅くなりました。
ではどうぞ!


なんてことはない日常

 

 

 

 

 

『荒久根中学校フラッグ車走行不能!勝者、常幻東中学校!』

 

さて、このアナウンスを突如聞いても状況がわからないという方が多数だと思うので説明しよう。

現在、3回戦が終了した、以上。

 

「ふぅ〜」

『終わったね〜、隊長〜』

「そうですね。総員、整列準備」

『『『『『了解!』』』』』

 

俺は全車両に無線で指示を出す。

その後、対戦相手の荒久根中に礼をした。

 

「総員、撤収準備!この後は、走行可能の車両は足回りの点検をして、走行不能の車両は輸送する為のトレーラーを用意していますのでそちら乗せて下さい!学校に戻ったら、車長と砲手は砲の整備!操縦手は足回りの点検、及び残燃料を測って、燃料が必要な車両は燃料補給!装塡手は薬莢を降ろしたら操縦手の支援!前衛部隊はこれらが終わり次第車両を全体的に点検をして、故障箇所があれば私に報告書を提出して下さい!整備班はその報告書が来るまで前衛部隊の支援を!以上!」

 

そう指示をし、俺も撤収準備をする為にみんなのところに向かった。

 

「紅音ちゃーん!」

 

俺はみんなのところに向かう途中で後ろから勢いよく抱き着かれた。

 

「どうしたの弥生?」

「今日は3両倒したよ、偉い?」

 

そう今回の3回戦で、弥生は相手戦車を3両倒した。2回戦では2両倒して結構活躍している。

以前、エリカと弥生のどちらかを小隊長にするという話をしたが、結果としてエリカが小隊長を務め、弥生は俺が率いる小隊で車長を務めている。今回の試合では2小隊長を黒川先輩、3小隊長をエリカが務めた。

ちなみに、俺の小隊は小隊長が俺、残り3両は弥生、副隊長、アリサが車長を務めた。

 

「偉いわ、よく頑張ったね」

「えへへ〜」

 

俺は弥生の頭を撫でると弥生は嬉しそうにする。

やっぱりまだ子供だな。いや、中1なんてそんなものか。あっ、俺も子供か。

 

「それじゃみんなのところに行こっ」

「うん!」

 

そう言って俺と弥生はみんなのところに向かった。

トレーラーの近くでは、副隊長の冴塚先輩が現場指揮をしていた。

 

「副隊長、お疲れ様でした」

「お疲れ様〜。あと2両乗せたら終わりだよ〜」

「車両の点検は」

「今操縦手の人達がやってるよ〜。もう少しかかるかな〜」

「分かりました。私は自分の使った戦車で少し休憩してきます、何かあったら報告をお願いします」

「わかった〜。使ってたのセンチュリオンだっけ?もう点検は終わってたと思うから休憩しても大丈夫だよ〜」

「分かりました。弥生は副隊長の手伝いをしてあげて」

「わかった!」

 

そう言って弥生と別れ、自分の使った戦車センチュリオンの車長席からいろ◯すナシ味を取り、左側のフェンダー部分に腰かけた。

いろ◯すを少しずつ飲んでいると誰かがセンチュリオンの横にやってきた。

 

「おつかれー紅音ちゃん」

「おつかれ吹雪。てか何サボってんのよ」

「紅音ちゃん、それブーメランだよ」

「私は休憩よ」

「私も休憩だよ」

「・・・・・・・・それで、要件は?」

「要件ってわけじゃないけど、大丈夫?」

「何が?」

「結構疲れてるみたいだったから」

「大丈夫か大丈夫じゃないかで言うと大丈夫よ」

 

前世でいくら体力があったとはいえ今は中学生。体力的に疲れが来ているが、これくらいどうってことはない。

 

「それならいいけど、1年生で隊長をやって、みんなをまとめるってなると体力的にキツイんじゃないかなって」

「心配してくれてありがと。限界が来る前に必ず言うから安心して」

「隊長ー!」

 

心配してくれている吹雪の後ろから明石が走って来た。

 

「どうしたの?」

「全車両の点検が終わったよ。あと戦車を1両トレーラーに乗せたら撤収準備完了だよ」

「わかった。明石さん、吹雪、手の余っている人は乗車待機するように指示出して」

「「オッケー」」

 

そう言って2人はみんなのところに向かった。

 

「さて、私も準備しますか」

 

 

 

 

 

〜〜〜〜学校の空き教室〜〜〜〜

 

 

 

 

「それでは、今から会議を始めます」

 

学校に戻ってきた俺達は、トレーラーから戦車を降ろして簡単な車両の点検及び燃料の補給、整備してその日は解散していた。

そのあと、副隊長、整備長の明石、副長の夕張、各小隊長、何故かいる吹雪と弥生を集めて会議をしていた。

 

「先ず、整備班から報告をお願いします」

「はい、今日大破した戦車3両だけど、結構損傷が激しく修理完了まで5日はかかるかな」

「それ以上早めることは可能?」

「正直厳しい」

「分かったわ。時間はかけていいわ、安全第一に戦車の完全修理をお願い。夕張さんから何かある?」

「はい、私から一つだけ。今回の修理でパーツが幾つか在庫切れになっちゃった」

「分かったわ。あとで必要なパーツと不足気味になっているパーツをメモ紙でいいから書いて私に提出して」

「もう紙に書いてるから今渡すね」

 

そう言って俺にメモ紙を渡してきた。どれどれ・・・・。

足回りのパーツが不足しているのか。

 

「パーツについてはこっちで調整するわ。他に報告はありますか?」

「整備班から以上かな、夕張は?」

「私からもこれ以上はないかな」

「わかった、各小隊長から何かありますか?」

「2小隊からは特にないよ」

「3小隊も同じく」

「分かりました。副隊長から何かありますか?」

「次の対戦相手の偵察は誰が行く〜?」

「明日行われる海元中学校と廃空中学校の試合は、私と弥生、黒川先輩とエリカが行きます。吹雪は対戦相手が決まったら情報収集をお願い、手段は任せるわ。1人じゃ大変だと思うから、前衛部隊の人何人か使っていいわ」

「わかった」

「あれ?私は〜?」

「副隊長は明日、学校の方をお願いします」

「わかった〜」

「それでは他に報告はありませんか?なければ解散とします、お疲れ様でした」

「お疲れ〜」「お疲れ」「お疲れ様〜」「お疲れ様でした〜」「乙で〜す」「乙〜」「お疲れ様!」

 

そう言って俺達は空き教室から出ていき、下駄箱に向かった。

 

「紅音ちゃん!この後ご飯食べに行かない?」

 

弥生が俺の隣に来てそう言ってきた。

 

「そうね、今日はご飯を作る気になれないから外食で済ませようかな」

「じゃラーメン食べに行こっ!ラーメン!」

「いいわよ。他にも誰か誘う?」

「今からエリカちゃんと吹雪ちゃんにも声をかけるところ!」

「わかったわ」

 

それからエリカ、吹雪、弥生、俺の4人でラーメンを食べにしばらく歩き、目的地に到着した。

 

「いらっしゃいませ〜〜。4名様ですか?」

「はい」

「ではカウンターの席でお願いします」

 

俺達はカウンターの席に座り、メニューを見る。

 

「それじゃ私はこの豚骨ラーメンと餃子にするわ」

「アンタ決めるの早いわね。てか、そんなに油が多いの食べて太らないの?」

「毎日走ってるから大丈夫よ」

「じゃ私も紅音ちゃんと同じのにする!」

「じゃ私は醤油ラーメン」

「あとはエリカだけよ」

「アンタ達はもうちょっと考えてメニューを選びなさいよ!私は塩ラーメン!」

 

それからそれぞれ注文した。

 

「そういえば紅音ちゃん、黒森峰って3回戦から出るんだっけ?」

「そうよ。確か今日私達が使った演習場とは別の演習場で試合だったはず、一応試合のデータも欲しいからお願いしていい?」

「オッケー」

「前みたいに空から降ってこないで、普通に帰ってきてね」

「わかった、今度は匍匐前進しながら帰ってくるね!」

「人の話聞いてた?」

「吹雪ちゃんと紅音ちゃんって、ホント仲がいいよねー」

「まぁ、小さい頃からの付き合いだし」

「ただの腐れ縁よ」

「豚骨ラーメンと餃子をお待ちのお客様!」

「「はーい」」

 

そう言って、俺と弥生の前に豚骨ラーメンと餃子が置かれる。

 

「アンタ達、食べきれるの?」

「私は大丈夫だけど、弥生は?」

「が、頑張る」

「無理だったら言ってね、私が食べるから」

「醤油ラーメン、塩ラーメンをお待ちのお客様!」

「「はーい」」

 

注文したものが揃ったところで合掌する。

 

「「「「いただきます」」」」

 

ズズッ、ズズーーーッ。

 

「美味しい!」

「えぇ、美味しいわね」

「あっ、私も餃子が食べたくなったから、紅音ちゃん餃子ちょうだい」

「注文しなさい」

「すいませーん、餃子1つください」

 

速攻かよ。

 

「そういえば、次の準決勝から15両になるけど、編成は決まってるの?」

「編成自体はもう決まっているわ。次の対戦相手が決まったらまた招集をかけるから、その時はよろしくね」

「わかったわ」

「次は吹雪にも小隊長をやってもらうかもしれないから、一応そうことも頭に入れておいて」

「オッケー」

 

フー、フー、ズズーーーーッ。

 

「あっ、足りないパーツの補充ってどうするの?」

「吹雪、アンタが書類の整理を手伝ってくれるならスムーズに終わるんだけど」

「な、なな、なんのことかな〜〜」

「はぁ、今日中に書類にして、明日にでも校長に提出するわ。あとは校長がやってくれるでしょ」

 

ズッ、ズズーーーーッ、ズッ、ズッ。

 

「あっ、吹雪は大丈夫だと思うけど、エリカと弥生は今度の期末テストの勉強やってる?」

「私はぼちぼちね」

「忘れてた〜〜」

「弥生は私が教えるわ。吹雪はエリカを見てあげて」

「なんで私の心配はなしなの?」

「必要ないと判断したからよ。事実問題ないでしょ」

「まぁね」

「私の部屋使っていいから、弥生は今日からやるわよ」

「わかったわ」

「オッケー」

「はーーい」

 

ズッ、ズーーーーッ、ズッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ドン、パン

 

「ごちそうさまでした」

「う〜〜、お腹が〜」

「だから言ったのに、ほらっラーメンと餃子をこっちにちょうだい」

「ごめん紅音ちゃ〜ん」

「アンタまだ食べるの?」

「正直まだ食べ足りないわ」

「昔から紅音ちゃんは大食漢だからね〜」

「その言い方はやめて。まるで私がデブみたいじゃない」

「そこまで言ってないよ〜」

「私はこれでも少食よ」

「ラーメン2杯目を食べてるのに?」

「今日はお腹が空いていたのよ」

「どんな胃袋してんのよ」

「ありがとー紅音ちゃん」

 

こうやって、俺達は腹いっぱいになるまでラーメンを食べてから帰宅した。

そのあとは俺の部屋で弥生、吹雪、エリカ、俺の4人で勉強会をしてから今日一日が終わった。

 

 

 

 

 




今月はちょっと仕事が忙しくなりますので、いつ投稿出来るかわかりません。中旬には投稿したいと思います。
では!
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