なんだかんだで彼女ら(彼ら)は再び戦車に乗る   作:眼鏡とタバコ

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どうも、実家に帰ったら大掃除の手伝いさせられて投稿がちょっと遅れました。
障子の張り替えって、思ったより腰にきますね。
今回は結構色んなキャラ出します。


なんだかんだで注目の的になる

 

 

 

 

 

〜〜〜〜近くの公園〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「ハッ・・・・ハッ・・・・ハッ・・・・」

 

時刻は午前6時50分、この声を聞いて何を連想した?残念ながらR-18展開ではないぜ!ただのランニングだ!マンションから走って3分、近くにランニングにうってつけの場所を見つけたので転生2日目から早速走っている。

 

「ハッ・・・・ハッ・・・・ハァァ・・・」

 

よし10km完走。かかった時間40分弱か。この体、やっぱり走りに優れている。前世なら割と疲れる時間と距離なんだがそこまで疲れていない。これなら1kmを3分20秒くらいのペースで走っても大丈夫だろう。

 

「ウゥゥゥ〜〜〜〜〜〜ン!」

 

俺は大きく伸びをして体操をする。

 

「あれ、笹っち?」

 

俺は悩んでる。正直隊長なんて面倒くさい。昨日は三年生の態度にイラッと来て、つい隊長の座を譲れって言ったけど、はっきり言って隊長なんて柄じゃないんだよなぁ〜〜。

 

「笹っち?」

 

これからどうすっかなぁ〜〜。

 

「笹っち〜〜」

 

まぁ、戦車に関する知識や経験、実力は今いる部員の中では俺と吹雪が一番だから必然というかなんというか。仕方ないか。これから個人の希望を取ってやりたい役割とか編成とか見極めとかしてチームをまとめて行けばいいか。今日から大変だなぁ。

 

「笹っち!」

 

誰だよさっきから笹っちて呼んでる奴は!俺は笹原だ!今の俺にそんなに親しく接してくる奴は吹雪以外いない!

俺は声がする方に顔だけ向ける。ってお前かよ。

 

「由比ヶ浜さん?」

 

ここは疑問系で聞くのが妥当だろう。

 

「うん!名前覚えてくれたんだ!ありがとう!でも酷いよ、無視するなんて!」

 

ちょっと頬を膨らませていじける由比ヶ浜。どうやら由比ヶ浜は犬の散歩をしていたらしい。お前がサブレか、かわいいなぁ。

 

「ごめんなさい。ちょっと考えごとしていたから気がつかなかったわ」

「へぇ〜〜。何考えてたの?」

「ちょっと部活のことを」

「笹っち部活に入るんだ」

「さ、笹っち?誰?」

「えっ?笹っちは笹っちだよ〜。笹原さんだから笹っち」

「ごめんなさいその呼び方やめて」

 

割とガチで。

 

「じゃ、あっちゃん?」

「それもやめて」

「全部拒否られた!?」

「別に普通に笹原って呼んで。あだ名とかで呼ばれるの好きじゃない」

「ご、ごめん!お、怒らせちゃった?」

「別に怒ってないから、これから気をつけて」

「うん!」

 

いや吹雪とかから呼ばれるのにはあまり抵抗はない、前世では同い年だったし、てかアイツがあだ名で呼ぶことがまず無いからそこは気にしていない。この世界でもコイツらとは同い年だが、実年齢は20代前半だから実質コイツらは年下である。俺は年下からあだ名とかで呼ばれるのは正直嫌である。コイツは仲良くしたくてあだ名で呼んだんだろ。仲良くしようとしてくれているのは、はっきり言って嬉しい。だがあだ名だけはやめてくれ。マジで!

 

「それで笹原さんは何部に入るの?陸上部?」

「陸上部に興味ない」

「そうなの!?なんか意外」

「そう?」

「だって今、ランニングの格好してたから、てっきり陸上部かなってて思ってた」

「これはただの日課よ。アナタの犬の散歩と一緒。」

「そうなんだぁ。結局部活って何?」

「戦車道よ」

「戦車道!?」

 

うるせぇなおい。

 

「そんなに意外?」

「意外も何も、さっきも言ったけど、陸上部って思っていたのもあるし、そこからの戦車道なんて想像できないし!」

 

うん。まぁ、それが普通だよな。

 

「私、今日から戦車道の隊長をすることになったの」

「タ、タイチョ、ウ?」

 

うん。思った通りのバカっぷり。

 

「簡単に言えば、部活の部長よ」

「笹原さん部長なんだ!?」

「そうよ」

「すごい!一年生で部長なんて!」

「そうね。っといけない、そろそろ帰らないと。じゃ由比ヶ浜さん、また学校で」

「またね!笹原さん!」

 

俺は走って帰ることにした。

 

 

 

 

 

 

~~~~教室~~~~

 

 

 

 

 

おかしい。明らかにおかしい。俺はあれから、シャワー浴びて、飯食って、吹雪を起こして、学校に登校した。登校するまではいい。そこからすごく視線を感じる今でもクラスのみんなが俺と吹雪を見る。朝のHR前、とうとう吹雪がこの状況に耐えきれなくなり、俺の所まで来る。

 

「私達って何かしたっけ?心当たりある?紅音ちゃん?」

「いや・・・・・特には・・・昨日の不良の件かな?」

「あれは目撃者はいないはずだよ?」

「じゃ、わからないわ」

「それはおそらくこれが関係しています」

 

って、うぉぉぉぉい!!四季さんいきなり現れんなよ!心臓に悪い!

 

「これって?」

「これです」

 

吹雪の疑問に対して四季は手に持ってた物を見せる。

 

「新聞?なになに・・・・・・・・・」

 

吹雪だんだん、あちゃーーーやらかしたぜ、って顔になっていく

 

「どうしたのよ吹雪」

 

俺は吹雪から新聞を取り上げ内容を読む。そこには。

 

 

 

 

 

戦車道 新隊長 笹原 紅音

三年生との勝負に勝利して三年生全員を強制退部!!彼女目的は一体!?

 

 

 

 

 

おい待て。嘘だろ?なんで新聞にどうどうと俺の写真と名前書かれてんの?てか、どこ情報?いくら何でも早くね?そう思っていると誰かが走ってこちらに来る。

 

「笹原 紅音さんですね!!取材してもいいですか!!」

 

何!俺は今、超不機嫌なんですけど!ってお前か。

 

「射命丸さんね」

「あやや。もう名前を覚えていただいているとは!ありがとうございます!」

「もしかしてこの新聞は・・・」

「はい!私が書きました!!」

 

犯人はお前かーーーー!!!もう、ホントやめて。ホント新聞とかインタビューとか大ッキライなんだから。あの人達、こっちの気持ちとかプライベートとかお構いなしに、ただただ好奇心だけで動くから。なんなのホント。そう思っているとまた一人こちらに走って来る。こら!廊下は走っちゃいけません!

 

「失礼します!!笹原さん・・って一足遅かったか!!」

 

って今度はお前かーーーい!!!

 

「姫海棠さんね?」

 

まさかの姫海棠はたて。てかこの世界にいたんだ。

 

「なんで私のこと知ってるの!?」

 

いや、それは俺の台詞だからね?

 

「まぁいいわ。今、時間ありますか!取材させて下さい!!」

 

お前もかーーーい!!何?何なの?暇なの?そんなに娯楽に飢えてるの?

 

「あっ、はたて!私が先なんだから!」

「いいえ!私が先です!」

 

いや、するしない以前にお前らアポ取ってないないからな?てか姫海棠。お前は自分のクラスに帰れ。どこクラスだよ全く。って隣のA組じゃん。胸の所のネームプレートに書いてあった。

 

「だいたい貴女はA組でしょ!早く帰りなさい!」

「そういう文こそ取材なんか後にして席に着きなさい!その間に私が・・」

「そうはさせないわ!」

 

そもそも俺に人権はないのか?もう帰ってくれよ。割とマジで。

 

「だいたい文!貴女の新聞、誰が読むのよ!あんな、でっち上げ新聞!」

「それは貴女も同じでしょうが!はたて!」

 

・・・・・・・・あぁ~~~~ホントうるせぇ~~。ただでさえ新聞のネタにされて不機嫌なのに、こんな物見せやがって。何コイツら。

俺はその場に立って、机の脚を握る。そして机を投げる体勢を取る。もう我慢の限界である。文とはたてがこちらに気付いて目を見開く。俺が机を投げようとしたとき。

 

「はーーいストーーーップ。落ち着いて、紅音ちゃん」

「ひゃっ!!」

 

若干空気になっていた吹雪が後ろから俺の胸を両手で触ってくる。俺は慌てて両手で大きく胸を隠す感じに構え後ろを向く。マジでやめろ!思わず変な声が出ちまっただろうが!文とはたてだけでなく、クラス全員が唖然としてるだろうが!!

 

「な、なっ、なにすんのよ吹雪!!」

「流石に机はマズいよ~~。紅音ちゃん」

「じゃ、どうしろってのよ!!」

 

俺はちょっと怒鳴って言う。こっちは必死になって部活の今後のために勝利したのに、娯楽のネタにされたんだぞ!?これだから記者やパパラッチやマスコミは嫌いなんだよ!前世でもいいことなんて一つもなかったし。

俺はちょっと涙目になる。

これだからこういう奴らは。

俺の考えを察したのか、吹雪は俺の背中と後頭部に両手を回して自分の右の鎖骨付近に俺の顔をそっと持ってくる。

 

「はいはい。暴力で解決しようするのが紅音ちゃんの悪い所だよ?私が対処するから落ち着いて?ねっ?」

「・・・・・・・うん」

 

俺はちょっと甘える感じで言う。あぁ~~~~うれしくねぇ~~。だって俺と吹雪、中身男なんだぜ?中身が男ってわかってるからマジで複雑~~。でも容姿は女だし、こうでもしないと教室の中がピリピリした雰囲気になるし、なりより俺がクラスでかなり浮いた存在になる。それを少しでも払拭するにはこうするしかなかったのだろう。他に方法はなかったのか?もうこの際、文句は言わない。むしろよくあんな状況で即行動に移せたな。

 

「落ち着いた?」

「うん。ありがとう」

「じゃ私が対処ね」

 

そう言って吹雪は二人のところまで歩み寄る。って言っても俺の手が届く範囲だけどな。俺は机を戻して席に着く。

 

「全く、貴女は少し、学習して下さい。」

 

声のする後ろを向き、四季を見る。あぁ~、お説教モードだ。

 

「今回、悪いのはあちらの二人ですし、雪宮さんが止めてくださいましたのであまり言いたくないのですが。貴女はもっと自分の感情をコントロールして下さい」

「気をつける」

「まぁいいでしょう。私からは以上です」

 

それを聞いて前を向き吹雪達の会話に耳を傾ける。

 

「ごめんねぇ。悪いんだけどまた時間を改めてきてもらっていい?」

「で、ですが」

「紅音ちゃん、あーなるとなかなか話しを聞いてもらえないから、それに本人、目立つの結構嫌うから、新聞とかなら尚更ね。」

「は、はぁ」

「多分、娯楽のネタにされたと思ってるよ?」

「わ、私は、決してそういうつもりで書いたわけじゃ!」

「射命丸さんにその気がなくても本人はそう思ってるよ?記事にあーも書かれたら。それにいきなり取材はないんじゃないかな?」

「「・・・・・・・・・・」」

「わかってくれたら、あとで謝ってあげて。紅音ちゃん、そうそう誰かを嫌いになったりはしないけど、一度嫌うとずっと嫌うから、それに結構根に持つタイプだから」

「な、何かあったんですか?」

「昔、ちょっとね。だからこれからは、せめて事前に言ってね?」

 

どうやら会話が終わったらしい。

 

「紅音ちゃんもそれでいい?」

 

吹雪はこちらに振り返りながら聞く。俺は文とはたてを見る。二人は申し訳なさそうな顔をしていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「「・・・・・・・・・・・・・・」」

「・・・・・・・・・・・・偶になら」

 

二人はちょっと安心した顔になる。

 

「では、早速で申し訳ないのですが。いつ頃なら時間が空いていますか?」

 

文がたずねる。

 

「今日でもいいよ。紅音ちゃんは?」

「・・・・・・・・・・・・放課後の部活のときなら」

「わかりました。ではまたそのときに取材します」

 

はたてはそう言ったあと、彼女は頭を下げた。

 

「先ほどは、すいませんでした」

「ごめんなさい」

 

はたて、文の順で謝る。

 

「もういいよ。・・・・・これから気をつけて」

 

そしてチャイムが教室に鳴り響き先生が入ってくる。

 

 

 

 

 

~~~~昼休み~~~~

 

 

 

 

 

あぁ~~つまんね~~。中1の授業マジつまんね~~~。

あのあとHRでいきなり先生が。

 

『じゃ一時限目、国語、理科、社会、算数の実力テストするから、勉強の時間にします』

 

って言うからみんな勉強しだしたけど、俺と吹雪は寝ていた。だって二回目の中学生ライフなんだぜ?

結果はこうなった。あっ、トップ10人だけ発表。

 

一位 笹原 紅音    400点

一位 四季 映姫    400点

一位 雪宮 吹雪    400点

四位 佐々木 時雨   398点

五位 東風谷 早苗   397点

六位 楠 リッカ    391点

七位 乃村 陽炎    389点

八位 逸見 エリカ   387点

九位 夕張 茜     385点

十位 博麗 霊夢    383点

 

テスト内容は小学生レベル。まぁ中1になったばかりの実力テストなんてこんなもんだろ。正直どうでもいい。マジでつまんねぇ~~。結局授業中、ずっとチームの編成ばっか考えてたし。

 

「朝は災難だったね笹原さん」

 

こ、この声は!!俺はゆっくり声の主の顔を見る。

 

「よかったらぼく達とお昼を食べないかい?」

 

キターーーーー!!!!時雨さん!!!そして白露型姉妹!!!

 

「うん。いいよ」

 

そう言うと時雨は笑顔になって、後ろの姉妹も、よっし、と小さく言う。

 

「それじゃ食堂でいいかい?」

「うん。なら行きましょ」

 

あぁ。時雨さんマジ癒されるは~~~。そう思いながら食堂に向かおうとしたとき。

 

「すいませんが私もよろしいでしょうか?」

「はいはーい私行く!」

「私も私もーー。今日作る時間なくってー」

「私もいいかしら?」

「私も忘れないで~~!」

「私もお願いします」

「私も行くわ。魔理沙の奢りで」

「自分で払おうZE☆」

「そうですよ。自分で払いましょうね霊夢さん」

「そうよ霊夢」

 

え、え~~っと。上から四季、夕張、リッカ、逸見、吹雪、ヒバリ、霊夢、魔理沙、早苗、咲夜。

 

「私達も行くわよ」

「ほなぁ~、いこかぁ~」

「お供します」

「私も行くにゃしぃ~~」

「わた・・せ、拙者もよろしいでしょうか?」

「なんだ?みんな行くのか?なら余も参る」

「ならあきもいくのだ~~」

「わ、私も!」

 

上から陽炎、黒潮、不知火、睦月、日巻、和田、平河、由比ヶ浜。っておいおい!

 

「それならあーしも」

「私も行く-!!」

「わ、私もご一緒してもいいですか?」

「行く行くーー!」

「フン!一緒に行ってあげるわ!」

「私も行くわ」

 

三浦、湯沢、橘、宇佐見、霞、五十鈴、待て待て。

どうしてこうなった。結局クラス全員かよ。

 

「え、え~~~~っと佐々木さん。いいかな?」

「フフッ。いいよ。みんなで行こう」

 

あぁ。時雨マジ天使。

 

 

 

 

 

~~~~食堂~~~~

 

 

 

 

 

食堂広いな~~、工場くらいはあるぞ。俺はナポリタンを食べながら思う。この学校ホントお金持ちだな。そういえば、この学校の校長って誰だっけ?

 

「それにしても、なんでみんな食堂来たのかしら?」

 

あまりにも不自然過ぎる。

 

「みんな笹原さんに興味があったんじゃないかな?」

 

俺の疑問に時雨が答える。

 

「どういうこと?」

「実はみんな、戦車道を入部したかったんだよ。ぼくや姉さん、あと霧雨さんや宇佐見さんや乃村さん達やアリサさんとか特に。でもみんな三年生の先輩達の噂を聞いて入るのを諦めていたんだよ」

 

なるほどそういうことか。時雨は続ける。

 

「そして、今朝の校内新聞をみんな見て興味を持ったってとこかな?まぁ、ぼくもその一人なんだけどね」

 

つまりは三年生がいなくなった今、入部しやすくなったと。

 

「佐々木さん達は入部したいの?」

 

白露型に質問する。

 

「あったり前じゃん!戦車道で1番になってやるんだから!」

「ぼくも入部したいな」

「私も~~」

「がんばるっぽい!」

「わ、私もがんばります」

 

白露、時雨、村雨、夕立、春雨の順で言う。

 

「・・・・・・・・わかったわ」

 

これはもしかしたらいけるかも。

 

 

 

 

 

~~~~六時限目~~~~

 

 

 

 

 

「それでは今から入部届けの用紙を配ります」

 

先生の指示に従ってみんなは用紙を配る。好都合な事にこの時間はクラスの係決めの時間であった。昼休みのうちに先生の相談してお願いした。今、戦車道は三年生がいなくなり、二年生の四十人と私達一年生の七人だけ。正直これだけでは運用は厳しい。もしここで三年生がいなくなった穴を埋められるなら。

 

「この用紙は、今週中に顧問の先生、もしくは部活の部長に提出するように」

 

この学校は部活に入らないといけない決まりはないが、緊張するな。何としても部員を確保したいな。

 

 

 

 

 

~~~~放課後~~~~

 

 

 

 

 

ようやく放課後か。さて、部活にいきますか。俺がバックを持って教室を出ようとしたとき。

 

「さっさはらさーーーーん!!」

 

この声は!

 

「いっちばーーーん!!!」

 

やはりお前か白露。

 

「何?」

「はい、これ。私達姉妹の入部届け。これからよろしくね」

 

そう聞いて用紙を見る。マジか。早速五人確保。

 

「ありがと」

「あっ、じゃ私達もいい?」

 

今度は陽炎型の三姉妹。これで八人。

 

「私もいい?」

「私も~~~」

「私もにゃしぃ~~~」

 

~~以下略~~

 

「みんな、ありがと」

 

いやマジで驚いた。まさかクラス全員入部してくれるとは。

 

「それじゃ私これを顧問の先生に渡してくる」

 

そう言って俺は教室をあとにする

 

 

 

 

 

~~~~廊下~~~~

 

 

 

 

 

あれ?そういえば、戦車道の顧問って誰だっけ?やっべ確認してなかった。

そんなことを考えてると廊下の曲がり角で誰かとぶつかった。

 

「あうっ」

 

って倒れるの俺だけかよ!

 

「す、すいません!」

 

あーーあ用紙ぶちまけちまったじゃん回収しないと。

 

「笹原さん?」

 

えっ?嘘?俺は回収した用紙を持って立ち上がり、ぶつかった人の顔を見る。なんでお前がいんの?

 

「はじめまして。学校長兼戦車道顧問の八雲 紫です」

 

マジかよ。校長兼顧問かよ。

 

「はじめまして、戦車道隊長 笹原 紅音です」

 

ここは挨拶をしておこう。

 

「笹原さんは、これから用事?」

「はい、実は校長に用件があります」

「私に?」

「はい、この入部届けの提出にきました」

 

そして先ほどの用紙を渡す。

 

「はい、確かに預かりました」

「では、失礼します」

「待って下さい」

 

なんの用だ?俺は紫を見る。

 

「この世界は、楽しい?」

「??・・どうゆうことですか?」

「隠さなくてもいいわ。()()()()()

 

ッ!! なんでコイツ知っているんだ!?

 

「なんのことですか?」

 

俺は平然として言う。

 

「それともこう呼んだ方がよかったかしら?()()さん」

「ッ!!・・・・・どうしてそれを」

 

どうして前世の俺の二つ名を知っている!!

 

「アナタも察しはついているんじゃないかしら?」

「・・・・・・・・・・・・神様か?」

「正解♪」

 

どうする。コイツには正直言って勝てる気がしない。かと言ってこのままじゃマズイ。

 

「それで、最古の妖怪が何の用だ?」

「そんなに身構えでちょうだい。これでもアナタの味方よ?」

「どういうことだ?」

「アナタがお世話になった神様、実は私の古くからの親友でね、アナタともう一人が心配だからってお願いされたの」

「・・・・・・・・このことを知っているのは?」

「この世界では私と、あと数人だけよ」

「霊夢達は?」

「安心して、この世界にいる霊夢達はまた違う世界線軸の霊夢達だから」

「そう・・・・・・他の人も?」

「えぇ」

 

なら害はないか。俺は警戒を解く。

 

「それでは私は部活がありますので失礼します」

「まだ、私の質問に答えてないわよ?」

 

そういえばそうだったな。

 

「答えは・・・・・YESです」

「素直でよろしい」

「言ってろ」

 

俺はそういって部活に向かった。

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
なかなか感想などがなくて読者の反応がないのでちょっと不安です。
感想や意見をお待ちしています。
次回はちょっと、練習風景を入れていきたいと思っています。
では、次回。
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