バカとテストと召喚獣ークズの補佐官ー   作:24601

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戦後交渉 ー爆弾投下ー

「さてと・・・最後はいよいよ処分の決定だな」

 

笑みを崩さずに恭二が言う。

 

「あ、待て恭二。まだ聞きたいことがあるんだよ」

 

「あぁ?また脱線かよ」

 

「そう渋い顔すんなって。これは皆も気になってたはずだからさ」

 

「・・・聞きたいことだ?」

 

「俺達Bクラスに勝ったらそのままAクラスを倒すつもりだったんだろ?理由が知りたいんだよ。なぜ最底辺クラスがトップの座を狙うのか。速攻で戦争をしかけて来てたんだからそれなりの理由があるんだろ?」

 

「は?そんなのてめぇらに教える義理はねぇだろ」

 

「おい、生殺与奪権はこっちが握ってるんだぞ。この際だから洗いざらい白状しろよ。もしかしたら心優しい俺達Bクラスが処分を軽くするかもしれないぞ?」

 

「お主が言うても説得力がないのじゃ・・・」

 

秀吉が呟く。

 

「・・・世の中学力が全てではないってことを証明したかった。それだけだ。それに設備にも不満があったしな」

 

『そうだそうだー!!』

 

『俺達だってクーラーが欲しいんじゃあー!!』

 

『彼女も欲しいんじゃあー!!』

 

『丸目さん、付き合ってください!』

 

『待て武藤、近藤!抜け駆けは許さんぞ!!』

 

『同じ学費を払ってるのにこの差はあんまりだろ!』

 

雄二に続いて不平不満をぶちまけるFクラスの野郎軍団。

 

一部関係無いのも混ざっていたが。

 

「へぇ・・・・・そんな馬鹿みたいなどうでも良い、くだらない理由で戦争してたのかよ」

 

それらを聞いた義輝の笑みが勝ち誇ったものから嘲笑に変わる。

 

そしてBクラスの生徒達は恭二いじりで和やかなムードだったのが一変して冷たくなる。

 

皆一様に冷たい眼差しをFクラスに向ける。

 

「なんだと?」

 

「俺達はな、それなりにそれ相応に努力して今の設備を手に入れたんだよ。寝る時間を惜しんで勉強したり、部活をやりつつも勉強と両立させたり、授業を一生懸命に受けたり、日々こつこつと取り組んでいたんだよ。それがお前らは何だ。部活に感けて勉強しない奴、女子の盗撮写真やら何やらを売りさばく奴、他人の物を勝手に盗む奴、女子と仲良くしている男子を追い回す奴、宿題をしない奴、授業を真面目に受けない奴。まあ一生懸命に勉強してから挑んで来るならまだ許せる。でも勉強もしないで、何の努力もしないで対価を求める?俺達を馬鹿にしてんのか?怠惰に遊び呆けていたお前らにはあの豚小屋で身分相応なんだよ。・・・そして極めつけが世の中学力が全てではないことを証明したい?何当たり前のことを言ってるんだよ。人の価値なんて学力じゃ推し量れるものじゃない。でも、ここは文月学園だ。点数が物を言う縦社会なんだから学力が必然的に全てになるに決まってんだろうが。大体な坂本、お前が戦争の駒として学力の高い姫路を使っている時点で矛盾していることに気づけよ」

 

「・・・・・・・」

 

雄二は拳を強く握りしめ唇を噛み締めながら義輝を睨む。

 

『ふざけんじゃねぇぞ馬鹿共!』

 

『アンタらのせいで授業が進まないじゃない!!』

 

『身の程知らずも大概にしろ!!』

 

今度はBクラスから声が上がる。

 

「待てよ・・・・。確かに僕達は実力でFクラスになったけど・・・姫路さんは・・・姫路さんは違うだろ!!僕達と違って実力もあるのに、テスト中に早退したってだけでFクラス行きはあんまりだろ!!」

 

「よ、吉井君・・・・」

 

義輝らBクラスの非難に明久は立ち上がる。

 

「あぁ、確かテスト中に高熱を出して受けられなかったんだって?気の毒だったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから何だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体調管理も実力のうちだろ。ウチのBクラスにだって体調を崩しやすい奴はいるよ。それにさ、文月学園の振り分けテストは今後の学園生活に多大な影響を与えるわけだから、与えられた同じ時間の中で勉強して同じ時間に同じ難易度の同じ問題をやる、公平なことに意義がある。体調管理ができなかったんでもう一回受けさせてくださいってのは後出しじゃんけんだろ。テスト前にそのルールに抗議するならまだしもそれは通らないと思うぞ。不公平になるからな。まあ可哀想とは思っても、姫路の待遇が戦争の動機の一つって言うなら俺達にとって迷惑極まりないだけだよ」

 

「た、確かに体調管理は実力のうちだけど、そんな言い方はーー」

 

「明久、止めておけ。コイツに何を言っても無駄だ」

 

義輝に突っかかろうとする明久を雄二が制す。

 

「それが賢明だ。平行線みたいだからな。・・・で、恭二、そろそろ処分を言い渡そう」

 

「だから長いっての。・・・そうだな、処分は・・・・まず設備ダウン、向こう三ヶ月の間停戦並びにFクラスにはBクラスの雑用をしてもらう。窓ガラスと室外機をぶち壊しやがったしな。掃除、買い出しとか色々だ。手を抜いたり渋ったりしたら一日ずつ延長な」

 

「あぁ、あと一刀の制服と丸のハンカチのクリーニング代も請求させてもらうから」

 

義輝が付け足す。

 

「あともう一つはFクラスには目的通りAクラスと戦争をしてもらう。もしお前らが勝てば前のやつは取り消し、俺達はお前らを三ヶ月間攻めない。だからこの戦争は表向きには和睦ってことになる」

 

 

「「「「はぁ!???」」」」

 

Fクラスから声が上がる。

 

 

「何を企んでやがる・・・」

 

「勝てば官軍って言うだろ、坂本。さっき義輝が言ったことを否定したいなら勝ってお前らが正しいことを証明すれば良い」

恭二は挑発するように言う。

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういやお前ら女子の制服を一着持っているんだよな。木下が着てたってやつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本、お前がAクラスに戦争をする時はお前がそれを着ろ」

 

邪悪な笑みのもと、爆弾を投下する。

 

「ふ、ふざけんな!!誰がそんなことをーー」

 

「おーい、Fクラスの皆さん。どうする?このままおとなしく設備ダウンして俺達のパシりに成り下がるか、このチャンスをものにするか。民主主義らしく多数決で決めよう」

 

『『『『『異議なし!!!』』』』』

 

「なっ!?て、てめぇら!何てことを言いやがる!!」

 

義輝が呼び掛けると大多数の生徒が即決する。

 

「じゃあ、決まりだな、Fクラス代表さん?せっかくおめかしをするんだからカメラを用意しなきゃ、なぁ?」

 

この上なく楽しそうな恭二だった。

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、雄二には原作の根本と同じ仕打ちをうけてもらうことになりました。

同じ屈辱を味わうがいい!!・・・・・・噴飯ものですな。



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