バカとテストと召喚獣ークズの補佐官ー   作:24601

5 / 30
〇オリジナルキャラクター

宍戸義輝
Bクラス次席。丸目恵とは幼なじみ。一年生の時に根本恭二と同じクラスになった。根本が周囲に卑怯者と蔑まれる中、彼を勝ちに徹することができる人物と評価し仲を深めた。それ以来根本とは度々組むようになった。善意には善意で応えるが同時に敵意には敵意で応える。
得意科目は日本史。苦手科目は数学。
名前の由来は吉川英治の小説に登場する、宮本武蔵と対峙した鎖鎌の達人宍戸梅軒と剣豪将軍こと足利義輝。

丸目恵
Bクラス書記。宍戸義輝とは幼なじみ。黒髪ツインテールが特徴。ドライな人物と思われがちだが、単に彼女の口数が少なくポーカーフェイスなだけである。
得意科目は世界史。苦手科目は物理。
名前の由来はタイ捨流兵法の祖、剣豪丸目長恵。

伊東一刀
Bクラス近衛部隊隊長。剣道部。一年生の時に義輝、恵と出会い仲を深めた。基本的に何かしら発言するときは五七五の俳句調。特徴は糸目。彼の糸目は本当に目が開いているか疑わしいレベルで、彼の開眼を見た人物には不幸が訪れるとも幸福が訪れるとも言われている。
得意科目は古典。苦手科目は理系科目で極端に点数が
低い。
名前の由来は一刀流剣術の祖剣豪伊東一刀齋。

その他
・この小説ではFクラスアンチで根本救済
・クラス設備などは一部架空の物
・モブキャラなどは適度にキャラ付け



発想を逆転せよ with設定

「はぁ・・・後少しで何か掴めそうなのにな」

 

午前中の授業が全て終わり、昼休み。

 

生徒達は仲の良い者同士で集まり弁当包を広げ、舌づつみをうちながら話し込んでいる。

 

もっとも、話題の多くが試召戦争に関するものだが。

 

「義輝よ 未だ糸口 掴めぬか」

 

机の上に突っ伏している義輝のもとに一刀が弁当と椅子を持って現れ、恵がそれに続く。

 

「何で奴らは源二達に室外機を壊させるのか・・・これがおそらくFクラスの秘策だ。これさえ分かれば・・・とりあえず飯を食うか」

 

顔を上げて鞄から弁当を取り出す。

 

「あれ?ところで恭二はどこ行った?」

 

「根本、すぐ出て行った」

 

「根本なら Fクラスへと 駆け行った」

 

「Fクラスに?・・・あぁ、例のアレか。向こうは向こうで進展があるのかね。・・・ところでさ、丸と一刀はどう思う?何で奴らが室外機を狙ったのか」

 

「嫌がらせ としか思えん 今はまだ」

 

「まあ相手が嫌がることをするのは兵法の定石だよな。でもそれだけじゃ終わらないはずなんだ。それだけじゃこちらの反感を買うだけで終わるだけだ。BクラスにFクラスが勝つ決定打にはなり得ない。・・・丸はどうだ?」

 

「私、わからない。でも、義輝、落ち着くべき。冷静になって。こういう時・・・『発想を逆転させる』、とか」

 

「おいおい丸、それこの間貸した裁判ゲームの受け売りじゃ・・・・いや、待て。・・・・・『発想を逆転させる』?・・・・「『何でFクラスはBクラスの室外機をDクラスに壊させるのか?』じゃなくて『FクラスがBクラスの室外機をDクラスに壊させると何が起きて何がどうなるか?』・・・あぁ!そうか!そうだそうだ!そういうことか!何で気づかなかったかな!!」

 

恵の一言から義輝が閃きく。

 

天啓を得た、といったところか。

 

「義輝よ どういうことか 説明を」

 

「一刀、室外機が壊れたらまずどうなる?」

 

「壊れたら エアコン止まり 迷惑す」

 

「そう、止まるよな。でだ、丸。春先とは言え最近は初夏のように暑い。エアコンが使えないならどうする?」

 

「・・・・窓、開ける?」

 

「そう!それなんだよ。窓を開けて涼をとる!!つまり、教室のドアみたいに立派な侵入ルートが出来上がる!!」

 

「でもそれは 荒唐無稽 いささかな」

 

「普通なら窓から入って来るバカはいない。でも相手はFクラスだ。荒唐無稽でバカな連中の集まりだ。あり得なくはない。そう考えれば色々繋がるからな。・・・よし、早く恭二にーー」

 

「義輝!!喜べ、やっと掴んだぞ!」

 

恭二に知らせようと義輝が立ち上がったその時、恭二が教室に走り込んで来る。

 

手には一枚の便箋が握られており、『してやったり!』と言わんばかりに満面の笑みを浮かべている。

 

「恭二!丁度良いところに来たな!室外機の件、看破したぞ!そっちは?」

 

「そりゃあ良かった!お互いの案件が解決したか。・・・こっちは遂に姫路の弱みを掴んだぜ!」

 

「弱み?だから嬉しそうなのか。」

 

「根本、それは?」

 

恵が恭二が握っている便箋を指差す。

 

「これは姫路瑞希直筆のラブレターだ!奴が落としたんだ、間違いないねぇはずだ」

 

「恋文か 弱みとしては 大きいな」

 

「うわ、エグいな。ま、それでこそ恭二だ。・・・・ところでさ、恭二。美術部と演劇部の奴が必要になるんだけど・・・お前、博打は好きか?」

 

義輝は笑みを浮かべる。

 

 

 




この小説では姫路のラブレター入手をこの時期とします。

皆様のおかげでUA1000を突破しました。

ありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。