鷲尾才人が勇者であるために   作:灰原衛宮

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■■をする事によって■■■■■■を受けて戦うことが出来るがその後■■によって■の一部が失われる。
なるべくなら使いたくないがいつかは使う時が来るのであろう。
その時が来るまで、俺は彼らを守る事が出来るだろうか....


第二章「胸騒ぎのする襲来」

「ありがとうございましたー」

店員の挨拶に見送られ、俺は店をあとにする。

「さて、さっさとあいつらの所に戻るか」

そう言って俺は三人がいる服屋へ向かおうとした。

その時だった。突如俺のスマホからアラームが鳴り響いた。

俺は急いでスマホの画面を確認するとそこには樹海化警報という言葉が書かれている。

このアラームがなる時、俺達に人類の敵、バーテックスが攻めてくることの合図だ。

「おいおい、こんな時限ってこれかよ」

その瞬間、視界が光に包まれる。

「....またここか」

樹海、これこそが神樹様が作り出した結界だ。

「さて、とりあえず変身しなきゃな」

俺はスマホの画面からアプリを起動し、勇者に変身する。

「よし、変身できたな。さて、あいつらの場所はっと」

そう言いながら俺はレーダーを起動し三人のいる場所を確認する。

「そこまで遠くないか、とりあえず合流をするか」

俺はジャンプを繰り返し、素早く三人の元へ移動をする。

「って、敵の反応あるじゃん。しかも2体って、あいつらも敵の所に向かってるか、こりゃ急がないとまずいな。」

俺は移動ペースを上げ、敵の元へ急ぐ。

 

「あ、お兄ちゃんらこっち!こっち!」

俺を呼ぶ須美の声が聞こえた。

「ごめん、遅くなった」

「大丈夫ですよーでも、今回は無理しないで下さいねー」

「あー、うん、なるべく無理しないようにはする」

「なるべくじゃなくてしないでください」

俺がそんな事を言うと須美は少し怒りっぽい顔でそう言ってきた。

それもそうか、前回は一人で倒そうとした結果あんなボロボロになったんだからな。

「!、バーテックス2体ここから目視出来るところまできたよ!」

「わかった!よし、行くぞ!」

「「「はい!」」」

そして、俺達はそれぞれの武器を持ち、戦闘体制をとる。

俺はガンブレードを手に取り、引き金に指をやる。

その瞬間、1体のバーテックスが尻尾のようなもので攻撃をしてきた。

図体がデカイ分攻撃するタイミングはわかりやすいので難なく避けることが出来た。

「動きはとろい!一気に仕留めてやる!」

そう言いながら銀は敵の方に飛びながら二本の斧で切りつける。

須美は後方から弓を射るため、チャージを始めている。

俺はバーテックスへ接近し、連続で切りつける。

「これで、どうだ!」

俺はチャージを終えたガンブレードの引き金を引き、バーテックスに向かって放つ。

そして、須美もチャージを終えた弓を放つ。矢はバーテックスに綺麗に刺さっている。

「!そこだァっ!」

そう言って園子は飛び上がり、矢の刺さった部分に槍を突き立てる。

『攻撃は通っている。明らかにこちらが優先でこのまま行ったら確実に勝てる。だが、なんだからこの胸騒ぎは』

俺はそう思い、三人に大声で声をかける。

「皆!絶対油断はするなよ!」

「「「分かってます!」」」

と三人が声を揃えて言った。こいつらを本当に仲いいな。

そう思いながら再び俺は戦闘体制をとった。

……To be continued




という訳で二章いかがだったでしょうか?
かなり眠い状態で書いたせいもあってあまり上手くかけてない気がしますねw
それではまた次回お会いしましょう

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