鷲尾才人が勇者であるために   作:灰原衛宮

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今から200年前、四国で5人の勇者と1人の巫女がお役目に励んでいたというデータがある。
当時は■■■として、■■を■して戦うシステムだったようだ。
しかし、その■■■には■■を削って使う物だったと分かった時はもう、遅かった


第六章「たとえ力尽きても」

また、この夢だ。

しかし、いつもと違う。

いつもなら、樹海の中にいるのに、今は、周りが真っ白な空間に俺と、園子に似た刀を持った人が立っていた。

「....お前は、何者なんだ?」

「ようやく、話が出来たな」

「どういう事だ?」

「うーん、何から説明すればいいのか、そうだな、まずは私の事を紹介しておこう、私は乃木若葉」

「乃木、若葉、って先代勇者!?」

「まあ、そうだな」

「とういか、乃木って事は園子と関係があるのか?」

「ん?園子は私の子孫だが」

マジかあいつ、先代勇者の子孫だったのかよ。

俺がそんな事を思っていると、若葉は何事もなかったかのように再び口を開いた。

「さて、本題なんだが、君に頼みがあるんだ」

「....俺にできることなら引き受ける」

「その頼みというのは、次、奴らとの戦い、絶対に犠牲を出さないで欲しい」

「と言うと、俺が3人を、守れと」

「そうだ、次の戦いは、恐らく、最凶と言われてもおかしくない、集合体が来るはずだ。そいつを倒して、今の勇者を、守って欲しい」

「....なんだよ、先代勇者が言うからやばい事かと思ったらそんな事かよ」

俺は笑いながらそう言った。そして、俺は堂々と、若葉に向かってこう言った。

「安心しろ、はなっからそのつもりだ。絶対に誰もしなさない。例え、俺が力尽きても、戦えないくらいボロボロになろうとも、俺が絶対にあいつらを守ってやる」

「はは。何だ、頼む事もなかったな」

若葉はそう言うと俺の方に手を差し出してきた。

「若き勇者達を頼んだぞ」

俺は差し出された手を握り

「任せろ、絶対に守りきってやる」

と言った。

その瞬間、俺の視界は光に包まれた。

それから一週間、あの夢を見ることは無くなった。

 

「....来ないな、バーテックス」

ふとそんな台詞をはく。

あの勇者システムをアップグレードしてから既に三週間が経過していた。平和なのはいい事だが、いつ来るか分からない緊張感は絶えない。

「そうですねぇー」

「でも、平和が一番ですよ~」

「お兄ちゃんは少し気を張り詰めすぎなんです」

「そうなのかねぇー」

ちなみに今俺達がいる場所はイネスのフードコートだ。

ジェラート片手に平和を堪能している。

「所で皆アップグレードしてから訓練とかしたのか?」

「いえ、まだしてません。というか、休暇中に訓練とかそれてもこまりますけど」

と銀が答える。

「ま、それもそうか」

俺はそう言いながらジェラートを口に運ぶ。

「あ、やべ、スプーン落とした」

そう思い俺は机に落としたスプーンを拾おうとした。

しかし、スプーンは中に浮いていた。

「おいおい、まさかこれって」

そう言った瞬間、全員のスマホからアラームが鳴り響く。

スマホ画面を確認すると、もはや見慣れつつある樹海化警報の文が書かれていた。

「来たか....」

先代勇者、乃木若葉が言っていたバーテックスが出る戦いだろう。

絶対に、俺が、こいつらを守る。

そして、平和な世界を取り戻すんだ

……To be continued




次回
第七章「切り札」

というわけで今回はいかがだったでしょうか?
うーむ、章を重ねる度に下手さが増してる気がしますねw
それではまた、次回お会いしましょう
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