突然、憧れのトップアイドル『天海春香』と出会った卯月
この出会いがもたらす物とは・・・・
346カフェ
春香「い、良いのかな?入っちゃって・・・・」
卯月「此処は他の事務所やテレビ局の方も打ち合わせに来ますから、あ、私、島村卯月て言います。346プロダクションで事務のアルバイトしてます」
春香「えっ!?事務員なのっ!?私、アイドルかと思っちゃった」
卯月「たまに言われるんですけど・・・・、目指してはいたんですけどね、諦めちゃいました」
春香「そっかぁ・・・・」
卯月「あの、何で346に?」
春香「たまたま、近くで仕事があったからチラッと覗こうと思ったんだけど・・・・」
そこを私が声かけちゃったんだ・・・・
春香さんだと気づいた時、私は思わず大きな声が出そうになったけど騒ぎになるとマズイので、とりあえず346カフェに案内した
一応、ちひろさんには連絡は入れた
春香「それに、一回だけ346のオーディションを受けた事があるんですよ」
卯月「えっ!?本当ですかっ!?」
初耳だ
春香「私、アイドルになる為に色んな事務所のオーディション受けたんですけど、どこに行っても一歩及ばず不合格で・・・・、それで最後のオーディションにしよう、と受けたのが346のオーディションだったんです。結果は不合格だったけど、オーディションの審査員の方が今の事務所を紹介してくれたんです」
春香さんもデビュー前は苦労していたんだ・・・・
卯月「私もアイドルになる為にオーディション受けたんですけど・・・・、全部落ちちゃいました」
春香「わかるよ~、心が折れちゃいそうになるんだよね~」
卯月「私は折れちゃいましたけど・・・・。あの、聞いても良いですか?」
春香「良いよ」
卯月「アイドルて・・・・、楽しいですか?」
何でこんな質問をしたのかわからない
ただ聞きたかった
春香さんは少し悩んだ顔をして
春香「楽しくもあり・・・・苦しいかな」
意外だった
いつも笑顔で輝いている春香さんの姿しか見てなかったから
春香「最初は念願のアイドルになれて嬉しかったよ。でもね、長く続けているとたまに苦しくなって歌えなくなったりするんだ。夢であるアイドルになれたのに何で辛いんだろう?て」
だけどね、と一旦区切って
春香「仲間、765プロの皆が一緒にいてくれたから頑張れたんだ、と思うの。一人だったら多分、すぐに辞めていたかもしれない。まぁ、それでも悩みはつきないんだけどね。今は後輩が出来て先輩としてのプレッシャーがあるし」
卯月「えっと、『ミリオンスターズ』ですよね」
765プロダクションが新たに立ち上げたプロジェクト、『ミリオンシアター』
専用の劇場で新人アイドルの公演を行う
346プロ内でも話題になっている
春香「毎日、大変なんだよ。目が回るぐらい忙しいんだ」
そう言って笑う春香さんの笑顔は凄く輝いて見えた
と、ちひろさんがやって来た
ちひろ「春香ちゃん、お久しぶりです」
春香「ちひろさん、ご無沙汰しています」
卯月「えっ!?知り合いなんですか?」
ちひろ「知り合いというか、765プロダクションの事務員の『音無小鳥』さんを通じての知り合いなんですよ。たまにテレビ局でも会いますしね」
春香「そうなんですよ、他の事務所だけど仲が悪い訳じゃないから。だから、シンデレラプロジェクトのみんなと共演出来る日を楽しみにしています」
春香さんは、次の仕事の為に出ていった
ちひろ「どうでした?憧れのトップアイドルとお話し出来て」
卯月「夢みたいでした・・・・」
更に言えば、春香さんと私の決定的な『差』を見せられた
上手くは言えないけど、私がアイドルになれなかった理由がなんとなくだけど理解が出来た
夢を叶えた分、大変な事もあるんだなぁ、てわかった
どうも、作者です
卯月と春香はこの出会いを期に仲良くなります
番外編ではミリオンのキャラも出そうと思っていて、今回はそのきっかけの話です