卯月はサポート役として参加する
合宿が始まって丁度真ん中
卯月「みんな、息が合ってきたなぁ・・・・」
私は中庭にみんなのレッスン着や布団カバーを干している
清潔な匂いが気持ち良い
最初の頃は途中で止まったり、息が合ってなかったり、と上手くいってなかったけど、徐々に上手くなって来ている
美波さんが頑張ってくれてるみたいだけど・・・・
笑ってはいるけど疲れてるのもわかる
美波「卯月ちゃん、手伝おうか?」
卯月「大丈夫ですよ。美波さんは休んで下さい」
美波「でも・・・・」
卯月「美波さん、ちょっと疲れてませんか?リーダーだから、てあんまり自分を追い込まないで下さい」
アナスタシア「ウヅキの言う通りデス・・・・。ミナミ、ちょっと疲れてマス・・・・」
美波「アーニャちゃん・・・・」
アナスタシア「ミナミ、倒れたらみんなが心配シマス・・・・」
美波「・・・・ありがとう、アーニャちゃん、卯月ちゃん。心配してくれて。そうね、私リーダーだから、てちょっと気を張っていたかもしれないわね」
苦笑いする美波さん
卯月「私も養成所時代に美波さんみたいにリーダーを任されて、失敗した事があるんです」
美波「えっ・・・・」
養成所では月に一回、業界関係者を呼んでのミニライブを行っていた
グループに別れて、自分達で曲を選び振り付けを考えて披露する
私はある時、5人組のリーダーを任された
ひょっとしたらデビュー出来るかもしれない
私は張り切って曲から振り付けまで考えてメンバーに指導した
そして、当日
卯月「本番直前に倒れちゃったんです。無理が祟っちゃったんでしょうね。結局、私を除いた四人で披露して評価されて、四人はスカウトされてデビューしました」
あの時は、流石に凹んだなぁ・・・・
美波「そんな事があったの・・・・」
卯月「だから、美波さんには私みたいになってほしくないんです。全員が笑顔でステージに立ってほしいんです」
美波「そうね。ありがとう、卯月ちゃん。ちょっと楽になったわ」
卯月「私の経験が参考になるんだったらいつでも言って下さい」
こういう風に言えるのも裏方になったからかなぁ
その日の夜、中庭で花火をした
未央「線香花火なんて何年ぶりだろうね、しぶりん」
凛「小学校以来だね」
みりあ「ロケット花火、やろうよ!」
みんな、楽しそうだ
アナスタシア「ウヅキ、空を見てクダサイ」
夜空には満天の星が輝いていた
卯月「わぁ、綺麗ですね・・・・」
アナスタシア「私、北海道にいる頃から、ズヴィズダー、星が大好きデス」
そう言えば、天体観測が趣味だ、て聞いた事がある
アナスタシア「ズヴィズダー、星にも輝きは色々ありマス。でも、色んな輝きがあるから星は綺麗だと、私は思いマス・・・・」
卯月「アーニャちゃん?」
アナスタシア「ウヅキも・・・・、輝いてマス」
卯月「・・・・そうですね」
星空がいつもより輝いて見えた
どうも、作者です
今回は、本編では美波がライブ直前に倒れましたが、卯月にも似た経験をした事がある事に致しました
卯月は養成所の時に色々苦労した、と思うんです
その経験での笑顔ですからそりゃあ魅力はあるんじゃないかな、と・・・・