アイドルになれなかった私は・・・・   作:ひらじ

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アイドルになる夢を諦めた卯月

彼女が次に目指すのは・・・・


次の夢

オーディションを受けてから数週間が経過した

 

私は同級生と変わらない日常を過ごしていた

 

同級生は私がアイドルを目指していたのは知っていたし、応援もしてくれた

 

だから、私が諦めた事を伝えた時は残念がってくれた

 

未央ちゃんからはちょこちょこ電話がかかって来て、色々教えてくれる

 

レッスンが大変とか、プロデューサーはこんな人とか楽しそうに・・・・

 

あぁ、私も同級生に似たような事を話していたなぁ、なんて思った

 

暫くして私はアルバイト雑誌を見ていた

 

養成所を辞めたお陰で時間が出来たのでアルバイトを始める事にした

 

卯月「何か良い仕事無いかなぁ・・・・」

 

ページをめくっているとある募集が目に入った

 

卯月「スタッフ募集・・・・346プロダクション」

 

346プロダクションの求人募集の記事だった

 

未練とかでは無いけど・・・・

 

悩んだ挙げ句一応問い合わせの電話をしてみた

 

すると履歴書持参で来てください、と言われた

 

まぁ、当然と言えば当然なんだけど

 

翌日、私は履歴書を持って346プロダクションにやって来た

 

受付の方に面接に来た事を伝えると、すぐに対応してくれて担当の方が来てくれた

 

?「おや?君はシンデレラオーディションを受けた子だね」

 

卯月「へ?何で知ってるんですか?」

 

?「審査員としてあの現場にいたからね」

 

あぁ・・・・

 

卯月「そ、その節は失礼しました!」

 

?「いやいや、君の事は覚えているよ。結構目立っていたからね」

 

あの時の事を思い出して顔が真っ赤になっていた

 

 

 

その後、落ち着きを取り戻して、面接が始まった

 

?「改めて、『山本』と言います。えぇと、島村卯月さん、だね?」

 

卯月「はい、よろしくお願いします」

 

山本「まず、今回受けた動機は?」

 

卯月「え~と、私、アイドルになりたかったんですけど、諦めて・・・・。でも、こういう仕事には興味はあるのでそれで受けました」

 

山本「体を使う仕事もしてもらうかもしれないけど自信はありますか?」

 

卯月「はい!養成所で毎日レッスンを受けていたので!」

 

その後も色々な質問を受けました

 

山本「最後の質問になりますが、アイドルを諦めた、と言っていたけど後悔はしてませんか?」

 

卯月「後悔、というか未練はあります。でも、そんな事言っても仕方がありませんから。それに私、決めたんです。アイドルになった子達を応援していこう!て」

 

山本「成る程、わかりました。島村さん、明日から大丈夫ですか?」

 

卯月「え、それって・・・・」

 

山本「採用です。最初は事務のサポートから初めてもらいます」

 

卯月「は、はいっ!島村卯月、がんばります!」

 

ようやく、私は初めて『合格』出来た

 

 

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