アイドルになれなかった私は・・・・   作:ひらじ

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346プロダクションで働く事になった卯月

その仕事は・・・・


卯月、裏方として

翌日から私は放課後、346プロダクションで2時間程度の仕事をする事になった

 

山本「こちら、事務員の『千川ちひろ』さん、島村さんには彼女の下で働いてもらいますから」

 

ちひろ「初めまして、千川ちひろです。よろしくお願いします」

 

卯月「島村卯月です。よろしくお願いします!」

 

山本「じゃあ、後はよろしく」

 

ちひろ「じゃあ、早速だけど今からシンデレラプロジェクトの打ち合わせがありますから会議室に行きましょう。この資料を持って行って下さい」

 

卯月「わかりました!」

 

私はちひろさんと一緒に会議室に向かった

 

 

 

 

会議室に入って私は机の上に資料を置いて行った

 

資料をチラッと見たら色々細かいスケジュールが書いてある

 

卯月「何の会議があるんですか?」

 

ちひろ「シンデレラプロジェクトのこれからの方向性やスケジュールの確認、後ライブの打ち合わせね」

 

卯月「もうライブも決まってるんですか!?」

 

ちひろ「あくまで『予定』の話よ。この通り行くとはいかないから」

 

卯月「はぁ~、そうなんですかぁ」

 

と、ガチャと会議室の扉が開いた

 

ちひろ「あら、プロデューサーさん」

 

この人がシンデレラプロジェクトのプロデューサーさん・・・・

 

未央ちゃんが言っていた通り、一見怖そうな人に見える

 

ちひろ「どうかされましたか?」

 

プロデューサー「いえ、資料の確認をしよう、と思いまして」

 

ちひろ「ふふっ、相変わらずですね。あっ!紹介しますね。こちら今日から働く事になった島村卯月ちゃん」

 

卯月「初めまして、アルバイトの島村卯月です。よろしくお願いします」

 

プロデューサー「そうでしたか、こちらこそよろしくお願いします」

 

プロデューサーさんに挨拶して私とちひろさんは会議室を後にした

 

卯月「ちひろさんはプロデューサーさんと仲が良いんですか?」

 

ちひろ「仲が良い、というか・・・・同期入社なんです。いわゆる腐れ縁て言う奴ですよ」

 

成る程、だから仲良く話せるんだ

 

それから、デスクに戻った私は電話対応の仕方やアイドルとの接し方についてちひろさんから教わった

 

平日は主に事務対応、基本、週末はお休みだけどライブがある時は、スタッフとして参加する事もあるらしい

 

私の最初の仕事はこうして終わった

 

 

 

卯月「お疲れ様でした。お先に失礼します」

 

ちひろ「お疲れ様でした。明日もよろしくね」

 

時間となり、私はちひろさんに挨拶をした後、私は会社を出ようとした

 

その時、後ろから声をかけられた

 

未央「しまむー!」

 

卯月「あっ!未央ちゃん!」

 

レッスン終わりの未央ちゃんと出会った

 

未央「今日からだったんだねぇ。どうだった?社会人デビューした感想は?」

 

卯月「慣れてないから疲れました・・・・、あの未央ちゃん、隣の人は?」

 

未央「おぉっと!忘れてた」

 

?「未央、忘れないでよ。私は『渋谷凛』、未央と同じシンデレラプロジェクトの一員だよ」

 

卯月「島村卯月です。346プロダクションで事務員のアルバイトをしています」

 

未央「ほら、話したでしょ?」

 

凛「あぁ、未央と同じオーディションを受けて・・・・」

 

卯月「未央ちゃん!余計な事話してませんよねっ!?」

 

未央「あぁ~、全部話しちゃったかも・・・・」

 

卯月「未央ちゃん!」

 

未央「わゎっ!?ゴメンゴメン」

 

凛「仲良いなぁ・・・・」

 

これが凛ちゃんとの出会い

 

二人は『ニュージェネレーションズ』としてデビューする事になり

 

シンデレラプロジェクトのメンバーの中で一番親しくなる




1日で一気に3話も書いてしまった・・・・

勢いて怖いねぇ

ニュージェネは未央と凛の二人でデビューになります

シンデレラプロジェクトのメンバーも卯月を外したメンバーでスタートしています

やっぱりこの3人は立場が変わっても仲良しでいてもらいたいと思っています

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