アイドルになれなかった私は・・・・   作:ひらじ

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アイドル専門のライターから取材を受けた卯月

卯月は今の本音をさらけ出した

後日、記事は載った

その記事は卯月の前向きさを出せた記事だった


思わぬ反響

未央「しまむー!読んだよ、あの記事」

 

卯月「あ、読みましたか?何だか恥ずかしいですね・・・・」

 

凛「そんな事無いよ。卯月の良さを凄く出してるよ」

 

未央「うんうん、しまむーの純粋さが凄く出てるしさ、アイドルに対する想いとかも伝わってくるよ」

 

杏「この記事書く人、結構ドライな感じがいつもするけど、今回だけは温かい感じがするんだよね」

 

みく「みく達も卯月チャンの想いに答えないといけないにゃ!」

 

みんな、それぞれ感想を持ってくれている

 

因みに記事には私の名前は出ていない

 

イニシャルの『U.S』で出ている

 

それでもわかる人にはわかるみたいで、同期生もすぐに私だ、とバレた

 

まぁ、自分から話している部分もあるので当然かな、と思う

 

 

 

 

慶「養成所でも話題ですよ」

 

卯月「そ、そうなんですか?」

 

トレーナーさんこと『青木 慶』さんから記事の事が話になった

 

慶「えぇ、『私達も悔いを残さない様に頑張ろう!』て、より真剣にレッスンに励む様になりましたよ。前みたいにすぐ辞める人達は減りましたよ」

 

私と一緒に入って来た人の中には、一回オーディションを受けて不合格になって辞めちゃった人達も少なくはない

 

菜々「菜々も読みましたよ。卯月ちゃんの良さが出ていて良かったですよ。やっぱり何事も真っ直ぐにやり抜く事が大事ですよね」

 

慶「菜々さんの事も養成所では語り草になってますよ。菜々さんは養成所に長くいましたからね」

 

菜々「なっ!?そんなに長くはいませんよぉっ!」

 

私の事を知らない人にも影響は出てるんだ・・・・

 

マスコミの力て凄いなぁ

 

自分の事なんだけど、他人事に思えてしまう

 

暫く私の事を書いた記事は話題になっていた

 

 

 

そんなちょっとした騒ぎが落ち着いた頃

 

卯月「お茶を持ってきました」

 

プロデューサー「ありがとうございます」

 

この時、舞踏会まで残りわずか

 

大体の準備が出来上がっていた

 

卯月「舞踏会まであと少しですね」

 

プロデューサー「えぇ、何とかクローネの皆さんにも協力していただけますから」

 

卯月「成功すると良いですね」

 

プロデューサー「そうですね・・・・」

 

その時、私は鼻唄を口ずさんでいた

 

プロデューサー「島村さん、今の歌は?」

 

卯月「へっ!?あっ!!聞こえちゃいましたか・・・・、これ、ママの歌なんです」

 

プロデューサー「島村さんのお母様はアイドルをやられていたんですか?」

 

卯月「いや、そうじゃなくて・・・・」

 

私はママと常務の大学の頃の事を話した

 

プロデューサー「なるほど・・・・、島村さん、そのCDはお持ちでしょうか?」

 

卯月「はい、家にありますよ」

 

プロデューサー「持って来て頂けないでしょうか?」

 

卯月「良いですよ?」

 

翌日、私はプロデューサーさんにCDを渡した

 

プロデューサーさんは、CDを聞き何度も頷いていた

 

プロデューサー「島村さん、この曲を預からせてもらえませんか?」

 

卯月「へ?良いですけど・・・・」

 

この時、プロデューサーさんが何を考えているのかわからなかった

 

 

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