アイドルになれなかった私は・・・・   作:ひらじ

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346プロダクションでアルバイトを始めた卯月

そんな彼女にある人物と再会が・・・・


再会は突然に

私が346プロダクションでアルバイトを始めて数日が経過した

 

仕事内容もだんだんとわかってきて、余裕が出てきた

 

たまに小さなミスをする事もあるけど、ちひろさんがフォローしてくれる

 

ちひろさんはシンデレラプロジェクトのアシスタントも兼ねているので、未央ちゃんや凛ちゃんの近況も教えてくれる

 

近々、346プロダクション主催のライブにバックダンサーとして参加するそうだ

 

確実にアイドルとしてのステップを上がっていて嬉しい

 

さて、私はと言えばちひろさんからの宿題に手を焼いている

 

所属アイドルを覚えるように、という事でちひろさんから分厚いファイルを渡された

 

ファイルには所属アイドルのプロフィールが書いてある

 

毎日ファイルに目を通しているんだけど、色んな人達がいるなぁ・・・・

 

少なくても100人以上はいるんじゃないかな?

 

目が疲れてくる・・・・

 

卯月「ちょっと休憩に行って来ます」

 

私はオフィスから一階にある喫茶店に向かった

 

 

 

 

346カフェ

 

卯月「そういえば、来るのは初めてですね」

 

喫茶店があるのは知っていたけど入るのは初めてだ

 

?「いらっしゃいませ~♪」

 

店員さんが注文をとりに来た

 

この人もアイドルなのかな?

 

・・・・あれ?

 

卯月「ひょっとして『菜々』さん?」

 

?「えっ?あっ!卯月ちゃん!!」

 

やっぱりそうだった

 

養成所の時の先輩の『安部菜々』さんだった

 

菜々「久しぶりですね~、346プロダクションにいる、という事はアイドルになれたんですね?」

 

卯月「あ、違うんです。私、今はアルバイトとして事務の仕事をしてまして・・・・」

 

私はアイドルになるのを諦めた、事を話した

 

菜々「そうでしたか・・・・。卯月ちゃんが選択したんですから菜々が言う事はありませんけど」

 

卯月「菜々さんは所属出来たんですか?」

 

菜々「はい♪今は『17歳のウサミン星人』として声優をやったりと頑張ってます」

 

養成所時代から変わって無いなぁ・・・・

 

・・・・あれ?

 

確か、養成所に通っていた時は20歳は越えていた様な・・・・

 

卯月「私、今17歳ですけど?」

 

菜々「しぃーっ!!色々あるんですよ・・・・」

 

・・・・あぁ、そういう事か

 

此処は黙っておく事にした

 

下手したら菜々さんの今までの努力を無駄にしてしまう可能性があるから

 

その後、コーヒーを頼んだんだけど、何故かケーキもついてきた

 

菜々さんがサービスしてくれたみたい

 

そこまでしなくても良いのに、と苦笑いしてしまった

 

 

 

休憩から戻って改めてファイルに目をやった

 

菜々さんのプロフィールを見た

 

確かに『17歳』、『ウサミン星出身』て書いてある

 

菜々さんのプロデューサーさんは多分わかってるんだろうな

 

それでデビュー出来たんだからその努力は見習わなきゃいけない

 

卯月「私に足りなかったのはそこなのかな・・・・」

 

ちひろ「卯月ちゃん?」

 

卯月「ひゃいっ!?」

 

突然、ちひろさんから声をかけられて思わず声が裏返ってしまった

 

卯月「え、え~と、何かご用でしょうか?」

 

ちひろ「もうすぐ346プロライブがあるんですけど、物販の手伝いをしてもらいたいんです」

 

卯月「わかりました」

 

未央ちゃん達が出るライブだよね?

 

ひょっとしたらチラッと見る事は出来るかも知れない




今回の設定としまして

・卯月と菜々は、養成所で出会っている

・卯月は、菜々の本当の年齢を知っている

を加えました
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