その内容とは
ライブの1週間前
ちひろさんと一緒に会議室に入った
卯月「な、なんですか、これ・・・・?」
ちひろ「物販で販売する商品です」
会議室には山ほどのダンボール箱が積まれていた
卯月「これを1日で売っちゃうんですか?」
ちひろ「売っちゃうんじゃないんです。売れちゃうんですよ」
売れちゃう・・・・
ちひろ「今から品物のチェックを行います。これがリストになりますから、ラベルを見て合っていたらチェックしてください」
卯月「わかりました。頑張ります!」
私は商品リストを見ながらダンボール箱のチェックを始めた
卯月「これは、ウチワの箱・・・・、これがパンフレット・・・・」
時間はあっという間に過ぎて行く
すっかり夕方になっていた
ちひろ「卯月ちゃんに手伝ってもらって捗りましたよ」
卯月「でも、まだありますね」
チェック出来たのは全体の3割ぐらいだ
ちひろ「卯月ちゃんはアルバイトなんですからもうあがって良いですよ」
卯月「まだ大丈夫ですよ」
ちひろ「いえいえ、あんまり遅いとご両親が心配されますよ」
ちひろさんに諭されて私は帰らせてもらう事にした
帰る途中、レッスンルームの前を通ると、音楽とトレーナーの厳しい声が聞こえてきた
養成所の頃を思い出すなぁ
毎日、ダンスレッスンをしてヘタヘタになりながらも頑張った
絶対にアイドルになれる、て思っていたから
変な自信があったんだよね
冷静に考えたら何にも根拠が無い
と、レッスンルームが開いてレッスンを終えたアイドルの皆さんが出てきた
私は邪魔にならないように廊下の隅を歩いた
?「あれ?島村さん?」
卯月「へ?あっ!トレーナーさん!」
私に声をかけたのは養成所でお世話になったトレーナーさんだ
トレーナー「急に姿を見なくなったから心配してたんですよ」
卯月「すいません、何も言わずに辞めてしまって・・・・」
私はアイドルになる事を諦めた事、346プロでアルバイトをしている事を話した
トレーナー「そうだったんですか。私は姉の手伝いでたまにこっちに来てるんですよ」
そういえば、トレーナーさんは姉妹全員がトレーナーだ、て言っていた
?「トレーナーさん、知り合い?」
トレーナー「あぁ、美嘉さん」
トレーナーさんに声をかけてきたのはピンクの髪の・・・・
卯月「ひょっとして『城ヶ崎美嘉』さんですか?」
美嘉「そうだよ」
雑誌やテレビで見た事がある、カリスマアイドルの城ヶ崎美嘉さんだ
トレーナー「こちらは島村卯月さん。養成所の教え子ですよ」
卯月「元、ですよ。今は346プロの事務アルバイトですから」
美嘉「養成所行っていたて事はアイドル目指してたんだ?」
卯月「えぇ、そうだったんですけど、色々あって諦めました」
トレーナー「養成所では一番頑張ってたんですけどねぇ」
美嘉「そっかぁ。まぁ、卯月ちゃんが選んだんだからしょうがないけど」
卯月「今度、346プロライブで私の友達が美嘉さんのバックダンサーをやるんですよ」
美嘉「へぇ~、誰なの?」
卯月「シンデレラプロジェクトの本田未央ちゃんと渋谷凛ちゃんです」
美嘉「あぁ、あの二人?シンデレラプロジェクトは妹の『莉嘉』も参加してるんだ~。だから、ちょっと気になってるんだよね」
その後も色々話して別れた
卯月「意外と話しやすい人だったなぁ・・・・」
そんな事を思いながら家路についた
どうも、作者です。
今回登場したのは『ルーキートレーナー』です。卯月の事を理解している人物です。名前は検討中です