アイドルになれなかった私は・・・・   作:ひらじ

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妙な期待をしていた未央と凛に釘を刺した卯月

おかげで、観客は少なかったが二人は無事ステージをやりきった

さて、今回は・・・・


思いやる心

未央ちゃん達がデビューして、1ヶ月が経過

 

事務所にはCDの売り上げが否応なしに入ってくる

 

ラブライカ、ニュージェネレーションズも概ね新人としては合格点をもらえたみたいで安心した

 

ちひろ「此所でコケちゃったら大変ですよ」

 

卯月「次は誰がデビューするんですか?」

 

ちひろ「次は蘭子ちゃんですね」

 

卯月「やっぱりユニットになるんですか?」

 

ちひろ「う~ん、プロデューサーも悩んでるみたいですよ」

 

確かに悩む、と思う

 

蘭子ちゃんはシンデレラプロジェクトのメンバーでも個性的だからなぁ・・・・

 

 

 

ある日の日曜日

 

私は毎月買っているアイドル雑誌を買う為に書店に来ていた

 

アイドルになる夢を持っていた頃から買っている本で、小さい頃は載っているアイドルを自分に置き換えて妄想していた

 

諦めてしまった今は、他の事務所のアイドルの動向や、シンデレラプロジェクトの評価を気にするようになった

 

卯月「後は何か小説でも・・・・、てあれ?」

 

小説コーナーに来た時、見覚えのある人がいた

 

卯月「蘭子ちゃん」

 

蘭子「おぉ、我が友!」

 

蘭子ちゃんは私の事を友達として認識しているみたい

 

卯月「蘭子ちゃんは、何を買いに来たんですか?」

 

蘭子「我が愛読書の最新章よ、フフフ、心が躍るわ・・・・」

 

卯月「へぇ~、私も読んでみようかな?」

 

蘭子「ならば我が友よ、序章より我と共にその旅路を歩むとしよう!」

 

卯月「え~と、1巻から読んだ方が良い、て事?」

 

蘭子ちゃんは激しく頷いた

 

とりあえず蘭子ちゃんのオススメの本を購入した

 

 

 

 

書店を出た後、近くのカフェで蘭子ちゃんと食事を取る事にした

 

卯月「そういえば、蘭子ちゃん、デビューの話は聞きました?」

 

蘭子「うむ、魔法使いより話は聞いた!」

 

プロデューサーさん、話はしたんだね

 

蘭子「だが・・・・」

 

急に不安そうな顔をした

 

蘭子「・・・・魔法使いは我を導いてくれるだろうか。我が言霊が通じぬ・・・・」

 

卯月「蘭子ちゃんの言葉を理解するのはちょっと時間がかかるかも知れませんね」

 

蘭子「うぐっ!?・・・・や、やっぱりそうかな?」

 

急に素で話し始めた

 

蘭子「私・・・・、人前に出るのが恥ずかしくて・・・・、でも好きな小説のキャラのマネをしたりすると・・・・、凄く安心出来るの・・・・」

 

顔を赤くしながらポツリポツリと喋る蘭子ちゃん

 

卯月「ちゃんとプロデューサーさんはわかってくれてると思いますよ。その為には蘭子ちゃんもプロデューサーさんを信じてあげてください」

 

蘭子「卯月ちゃん・・・・、ありがとう」

 

 

 

 

その後、蘭子ちゃんはソロユニット『Rosenburg Engel 』としてデビューを果たした

 

ちなみにプロデューサーさんも蘭子ちゃんの世界観を知る為に、小説を買ったそうで、デビュー曲も蘭子ちゃんの世界観をイメージしたものになった

 

私も蘭子ちゃんに薦められた小説にはまってしまい、最新刊まで揃えて、蘭子ちゃんと盛り上がっている

 

 

 

 




どうも、作者です

今回は所謂『厨二病』の言葉に苦労しました

正直合ってるかどうかわかりません
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