幻想に生きる魔法少女   作:紅風車

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時空の管理者

アースラとやらに回収されると、中はかなりの人が忙しく動いていた。

なのはによるとこれは宇宙空間にある艦船らしく、大きさもかなりのご様子。

クロノが一休憩取れる場所に案内してくれる。

 

「さて、今一度改めて言うよ。僕はクロノ・ハラオウンというもので、時空管理局の者だ」

 

「はぁ・・・それで、その時空管理局が何のご用です」

 

今の私はかなりの不快感を出しているのだろう。

時空管理局だろうが、知りもしない相手の陣地に連れていかれてしまったし。

 

「君達が行っているロストロギア・・・つまりはジュエルシードの回収をkちらで受け持たせていただく」

 

「・・・それで?」

 

「なのはには協力してもらっているのだが・・・」

 

なるほど。

つまりは今この場で動けるのは、()()()のなのはとこの目の前にいるクロノ。

人手が欲しく、私を見て引き込みたいと。

 

「なのはがやるのであれば自由にすれば良いかと」

 

「そうか・・・」

 

「ですが、私はしませんので」

 

あくまでもなのはが協力しているだけあり、私は興味も無い。

それで何かが起きようとも微塵も興味が湧かないのだから。

 

「私はあなた方を信用はしていません。いきなり現れて協力しろと言われましても捻くれてますので」

 

「・・・自分達の済む場所が無くなってもか?」

 

「それこそあなた方の上層部が動くでしょう?」

 

「よ、陽華・・・」

 

「帰らせてもらえます?やることがございますので」

 

私はそのまま来た道を戻ろうとすると足が動かなかった。

足首には青色のリングがつけられており、それによって動かないと理解した。

 

「拘束ですか」

 

「すまない。でも人手が足りないのは事実なんだ」

 

「これだから組織は嫌なのですよ」

 

私は魔力をすこし垂れ流すとそのまま拘束リングを融解させて消し去る。

私の魔術属性があってこそ出来る芸当だけれど、やっぱり驚いているわね。

 

「・・・何をしたんだ」

 

「別に。教える必要性を感じれません」

 

「・・・」

 

わざわざ自分の手のうちを晒すほど間抜けではない。

手のうちを晒すということはその分の対抗手段が消えるということ。

相手が魔法といわれるものを扱う以上、こちらも魔術を悟らせたくない。

 

「クロノ、何をしているの?」

 

「か、母さん・・・」

 

母さんと呼ばれたその人物はただならぬ気配を出している。

今いる場所は艦船で、この人物は艦長といった雰囲気。

 

「ご紹介が遅れました、リンディ・ハラオウンと申します。この船・・・アースラの艦長です」

 

「・・・艦長さんですか」

 

「はい、先程のお話を聞きましたか?」

 

「まぁ・・・はい。遠回しに協力して欲しいのでしょう?」

 

「・・・そうですね。アースラにすら戦力はクロノ以外おりませんので・・・」

 

「・・・なのはだけで十分では?それに私はなのはのようなデバイス?とやらを持っていませんし」

 

「・・・じゃあこれは?」

 

リンディが見せて来たのはいつの日かに使った二振りの刀。

それをどこからか出現させている私の姿。

 

「・・・覗き見とは喜ばしくないですね」

 

「たまたま見つけてしまったの。ごめんなさい」

 

「別に良いんですが・・・協力する気は無いのですが」

 

「・・・おねがいします。一時的な協力でも構いません、どうか力を貸してくださいませんか?」

 

「一つ、ジュエルシードの回収を妨害する者がいますか?。二つ、なのはだけでも十分な戦力と言えますが私を勧誘するその意は?。三つ、私は封印作業が出来ませんがそれでも欲する理由は?」

 

「・・・妨害する者はいません。ですが、万が一ジュエルシードを悪用する相手に対抗する一つとして戦力の増強です。一時的な増強だけでも欲しいのであなた方を。そしてその後にも引き込めるようにと」

 

「・・・そうですか」

 

相手の真意は大体分かったかな。

管理局も人がいても有能がいない。

強力な戦力がいないから各地に出せる人がいないのでしょう。

 

I am fantasy is Staying(我が幻想はここに在りて)

 

封印を解放すると私の魔力制限が取っ払われ、一気に魔力が溢れて来る。

 

「私は帰ります。このような場にいても仕方ありませんので」

 

またしても私の足に拘束リングがかけられる。

今度は魔力自体をぶつけて破壊してしまう。

私の魔力に勝る相手は英霊ですら少ないし。

 

「なのは。先に帰っています」

 

私はそういうと能力でなのはの家に転送する。

フェイトはプレシアに預けましたし、二人はもう大丈夫でしょう。

 

「・・・()()()()()()()()()()()か。呪いそのものに聞こえるかもしれないのにね・・・」

 

夜々にこんな呪文聞かれたら卒倒されそう。

でも仕方ない。

私自身が具現化したようなものだから。

 

「・・・fantasy seal(幻想封印)

 

 

「帰りますか」

 

今日は何のご飯かな。

桃子さんのご飯は美味しいから早く食べたい。

・・・早く帰ろう。

 

ここで気づくべきだったんだ。

要塞で感じた勘のような物が一体なんなのかを。




なのはとフェイトの最後の戦闘。
ええ、陽華がいる為に大幅に変更となりました。
そのためにタグに『原作改変』を登録しておくことにします。
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