十二の異常な関係   作:ボルメテウスさん

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今回もセイントスさんのリクエストである、怒突さんといっしょ!を参考に書かせてもらいました。
皆様の応募お待ちしています。


娘の為に

ある休日、俺は津久井さんから相談したい話を聞き、公園のベンチで待ち合わせしていた。

 

「それで、俺に相談ってのは」

 

「実は俺の娘が今度人気番組のおばさんと一緒に出る事になったんだ」

 

「おばさんと一緒って確か関西風のおばさんが子供達と一緒に遊ぶ教育系番組の看板番組じゃないですか」

 

確か、あの番組の当選率は結構低いのに、当たるとは結構運が良いな。

 

「あぁ、そこで親も出る事になったんだけどさ」

 

「あぁ確かに。

言っては悪いけど、」

 

あらためて見るけど、今の津久井さんの見た目はラフな格好とは言え、一般人から見たら怪しさが満載だ。

 

実際にさっきからこちらを見て、ひそひそと話している人達が結構いる。

 

「あぁそうだ、だからこそ、お前に相談する。

どうやったら良いのか」

 

「そうですね、俺だけでは分からないから、他の人達に・・」

 

「他の奴らに」

 

「「・・・」」

 

その瞬間、俺達の頭の中にはお友達になろうと言って襲う兎や、酔っ払いタイガー、いつも寝ている鼠、見たら警察にという蛇と龍と言った、およそいや確実に教育に悪そうな彼らを想像した。

 

「ここは一番まともそうな奴に相談しよう」

 

「まともそうと言うと、やっぱり柚木さんかな?」

 

「申の奴か、確かにあいつならば良い意見が出そうだぜ」

 

「あっでも駄目だ。

今丁度仕事でいなかった」

 

「なっなんつう、最悪のタイミングで」

 

「だとすると残るのは辻のじっちゃんに早間さんだけど、あの人達はこういうのは疎そうだからな」

 

あの二人は性格は良いけど、こういうのは得意そうな人とは思えない。

 

「くっ、どうにか、なんねぇのか!!」

 

「私に良い考えがありますよ!!!」

 

そうしていると、どこからか声が聞こえて振り替えると、いつの間にいたのか赤いワンピースを着ている丹羽ちゃんがいた。

 

「なっお前は酉の!!」

 

「はい、勿論運命の相手の丹羽ちゃんです!

あっついでに言っておきますが、怒突さんの事じゃないですよ」

 

「分かっているよ!!

それよりも良い考えってなんだよ!!」

 

「よく聞いてくれました。

こんな事もあろうかと思って、私はあらかじめおばさんと一緒とはどういう番組なのか調べてきました」

 

「なんで調べたんだ?」

 

「そりゃあ、勿論、私の子供が生まれた時には忠じっごほん!

良い子に育てるには教育番組は必要不可欠じゃないですか」

 

今、思いっきり聞いてはいけない言葉があったんだが

 

「おい、こいつの話聞いて大丈夫なのか?」

 

「まぁ、ここは信用しましょうよ」

 

現状、参考になる程度にはなるはずだ

 

「そこで、私なりの解析した結果、評判の良いお父さんの特徴はまず七三分け」

 

「まぁ確かに犬耳の男ってのはきついな」

 

そう言い、頭につけていた犬耳を外して答える。

 

あっここは素直に聞くんだ。

 

「それはそうだろう」

 

「次に子供に好かれる格好」

 

「普段の仕事に使うエプロンとかどうだ?」

 

そう言い取り出したのは、いつも仕事で使っているエプロンだが

 

「思っていたよりもずっとかわいいエプロンだった!!」

 

そこには花柄のエプロンで想像していたよりもずっとかわいらしかった。

 

「そして、なによりも怖くない顔!!」

 

「それが解決できたら、悩まないよ!!」

 

そう、今回の最大の問題点は、この顔だ。

 

凶悪そうな目に悪人顔なのだがから。

 

「大丈夫です、私にとっておきの手があります」

 

「とっておき?」

 

「はい、怒突さんは確かにとっても怖いし、犯罪を犯してそうな第一印象しか持ちませんが「おい、本当にぶっ飛ばして良いか?」ですが、それはメイクで大きく変わります」

 

「メイク?」

 

そう言うといつの間にか出てきたのかそこら中にいた鳥が一匹、一匹が何やら道具を持って来ると

 

「はい、例えば、これをこうして、こうやって、さらにはこうすれば」

 

「おっおおっ、おおぉ!!!」

 

一斉に津久井さんの顔を襲い掛かった鳥だが、どうやら化粧をしているらしいが

 

「ふぅできた、これが、理想のお父さんです!」

 

「えぇっと」

 

鳥達によって隠れて、見えなかったが、先程までの白い肌ではなく、健康的な褐色になってりうように見えるが

 

「おい、どうなんだ、顔が見えなくて、さっぱり分からないんだが」

 

「大丈夫自信を持って、あなたは立派の父親の顔です。

さぁ行きなさい、怒突さん!

あなたの娘さんの為にも」

 

「分かったぜ!!」

 

そう言い、走り出した津久井さん。

 

だが、一瞬見えたその顔は

 

「丹羽ちゃん、あれはいくらなんでも」

 

「良いんですよ、本人が満足すれば。

それに、私見てみたいんです」

 

「何を」

 

「おばさんが一緒でもしも」

 

そう言い、何時の間にか用意していたワンセグを開くと、そこには丁度お目当てのおばさんと一緒が放送され

 

「さぁおばさんと一緒です。

今日は○○地区の親子さん達が来てくれましたよ」

 

そう言い、次々と手を繋いだ、親子が現れていき、その度に拍手が送られてきた。

 

「皆様立派な親子ですね。

さぁ最後の親子は津久井親子さんです、どうぞ」

 

そして司会はそのまま最後の親子、つまりは津久井さん達が出てくるのだが

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

津久井さんが出てきた瞬間会場中が一気に静寂に包まれた。

 

「あの、津久井さんのお父さんですか?」

 

それを見ても動じず、司会のおばさんは津久井さんに質問した。

 

「はい、この子の父親の道雄です」

 

「ずっ随分と立派な方ですね」

 

「いえ、俺はそんな褒められた人間ではありません。

ただ、娘の為にも少しでも立派な父親になれるように、知人の力を借りただけですから」

 

「そっそうですか。

えっと、スタッフ鏡を取ってきて」

 

事態を察したおばさんはゆっくりと鏡を渡した。

 

「あのっ一応驚かないで見てくださいね」

 

「んっ?」

 

そう言い、津久井さんはそのまま鏡をのぞくと

 

「なっなんじゃこりゃあ!!!」

 

そこに映っていたのは、褐色のように見えたのは茶色の毛をしたようなトイプードルが顔になっている津久井さんがいた。

 

「とっという事で、今回のゲストは立派の親の犬の顔をした津久井パパでした」

 

「・・・・」

 

「ぷあああははははっ!!!

ガタイの良い男性が、可愛いトイプードルの顔って、普通あり得ないでしょう」

 

「丹羽ちゃん、これはさすがに」

 

「でもぉ、見てくださいよ。

これはこれで、結構大丈夫ですよ」

 

「んっ?」

 

そう言い、番組を見ていると、トイプードル津久井さんはそのギャップから子供達に大人気になり、津久井さん自身の面倒見の良さから、以外にも人気が出て、番組は終りまで順調だった。

 

「これはこれで良かったのか?」




一方その頃、牛居さんは

「私の番組よりも人気があるだとっ!?」

自分が投稿していた動画よりもトイプードル津久井さんの方が人気な事に戦慄していた。

寝住達が出会った戦士は

  • 失井
  • 妬良
  • 断罪兄弟 兄
  • 断罪兄弟 弟
  • 必爺
  • 庭取
  • 異能肉
  • 迂々真
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