十二の異常な関係   作:ボルメテウスさん

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今回はセイントスさんの「清子ちゃんとデートみたいな感じになってたと思ったら、そこに妬良・庭取・異能肉が乱入するけど、最後には砂粒が何とかしてくれる話」を元に作らせてもらいました。


亥の妹と酉のストーカー

 

「んっ、出かける?」

 

家で過ごしていると、久しぶりにかかってきたのは知り合いである清子ちゃんから電話がかかってきた。

 

彼女との出会いは後輩の教室に訪れると、彼女がナイフを持って襲い掛かってきたので師匠から教えてもらった防御でなんとか防ぎ、彼女の精神状態の中に異常が見られたので、柚木さんの会話術でなんとか異常を取り払う事ができた。

 

その後の話はまぁナイフなどの武器が苦手になってしまった為、戦士としての人生は終わってしまった。

 

結果的には、あの異能肉こと淑子を代表への手助けになったのだが、それはおそらくは俺に対しての恨みが大きいのか、十二大戦において最初に襲われたのだ。

 

「はい、先輩の十二大戦の事について聞きたいと思いまして」

 

「いいのか?

正直言って、お前の姉を殺したのに手を貸したような奴だけど?」

 

「別に良いんです。

十二大戦はそういうのだって、割り切っていましたし、あの事件以来、私とあの人の間は大きな溝というのがありましたから」

 

「そうか、別に良いぜ」

墨野Side

今日は久々の休日だというのに

 

「おい、なんでこんな事をしているんだ?」

 

「あっあなたは確かあの人の親友の墨野さんでしたっけ?」

 

俺は散歩していると、なぜかスーツを着ており、サングラスをしているあいつの言う丹羽ちゃんこと、酉の戦士がなにかを見つめていた。

 

「そういえば、あの人の情報源としてはあなたが一番かもしれませんね」

 

「情報源?」

 

それだけ聞くと、あいつは笑みを浮かべながらゆっくりと近づいていた。

 

「なっなんの用だよ」

 

「一応聞くけど、あの人の隣にいる糞アマ誰ですか」

 

なんだか、表情と言っている言葉がまったくもって似ていないのだけど。

 

「あいつ?」

 

そう言われ、見てみると、いつものパーカーを着ているあいつと見覚のない少女が一緒に歩いているのが見えた。

 

「さぁ」

 

「ちっ使えない」

 

こいつは本当に表と裏が激しいな。

 

このまま放って、どっか行こうかと思ったんだが、あいつ関連で大人しく帰って、ろくな事が起こらないしな。

 

「そういえば、あいつから面白い話を聞いた事があるけど、確か亥の人で妹さんの事件に巻き込まれていたって聞いた事があるよ」

 

「確かに、彼ならばそれ関連の事件に巻き込まれた結果、勘違いした女があの人に近づく可能性はあるかもしれない。

ならば、今回もその中の一つだと考えても良いでしょう。

なるほど、なるほど」

 

そこまで言うと、笑顔でこちらに迫ってきた。

 

「さて、子の戦士さんに質問です」

 

「質問?」

 

「これから私と一緒にあの女のデートの邪魔をするのか、それともこのまま家に帰って鳥さんと遊びたいですか?」

 

それは、おそらくは鳥の餌になってしまう可能性があるって事か。

 

「・・・・着いていく」

 

そうして、今日一日はあいつのデートを尾行する事になってしまった。

 

デートの様子は至って普通のどこにでもあるようなありきたりなデートだったが、亥の妹さんが何か行動を起こす度に酉のお姉さんに怯えながら、ついていく。

 

「んっなんか動きが変わったぞ」

 

「あれは?」

 

何を見ているのか、俺達も見ると、そこにはなんと居酒屋で飲んでいる寅のお姉さんが酒を飲んでいた。

 

「なぜ、こんな所に」

 

すると寅のお姉さんはあいつに気づいて、近づいていった。

 

あいつと猪の妹はそのまま居酒屋に引きづりこまれていった。

 

「ナイスです。

普段だったら邪魔でしかない寅ですが、今回ばかりはデートをぶち壊すのに、あれ程の適任はいません!!」

 

「あんた、やっぱり性格悪いな」

 

「何か言いました?」

 

「なんでも」

 

そのまま酉のお姉さんはうきうきしてたまま居酒屋を覗き込もうとすると、微妙な表情をしているあいつと猪の妹さんが出て行った。

 

「なっなにが起きたんですか!!

あの、あの人の事になると極限的なまでの絡み酒になって、危うく性行為になる事が数多くある寅さんが、あの人を逃したなんてっ!!?」

 

「俺としては、それ以上にそんな行動を知っているあんたの方がびっくりだよ」

 

だけど確かに気になるので、思わうず、居酒屋の中を覗き込むと、そこには正座させられている寅のお姉さんが砂粒に説教されている所だった。

 

「ちっ」

 

その時の酉のお姉さんはとてつもなく怖い顔をしていたのは俺の中で覚えておこう。

 

そうこうしていると、なぜかあいつらはなぜか花を買うとある場所へと向かい、そこはどこかの墓だったのか、遠くで見えなかったが分かりにくかった。

 

 

「ここは、確か亥の戦士の墓ですね」

 

「なるほど、彼女の墓参りですか。

姉の事をネタにして、デートするとは、あの小娘、なかなか侮れませんね」

 

「そんな事を考える、あんたの方が恐ろしいよ」

 

そう言いながらも、俺はあいつの凄さと愚かさを同時に考えられた。

 

人間、普通ならば殺そうとした相手の墓参りになど絶対に行かない、それをできるあいつの器の大きさと同時に愚かしさを感じた。

 

「さて、私は帰って準備をしますか」

 

「準備?」

 

「あぁ、俺も帰るよ」

 

そう言いながら、酉のお姉さんは帰っていった。

 

後日、あいつから電話がかかってきたのだが

 

「なんだか、丹羽ちゃんがいつの間にか家にいて、知らないはずの清子ちゃんの事を聞かれたんだが、知らない?」

 

「オレマッタクシラナイ」

寝住達が出会った戦士は

  • 失井
  • 妬良
  • 断罪兄弟 兄
  • 断罪兄弟 弟
  • 必爺
  • 庭取
  • 異能肉
  • 迂々真
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