あの時期にはなかったアンケート機能を加えて、再開していきたいと思います。
Re:新たな分岐点
そのゴーストタウンの中心にそびえ立つ廃ビル。
そう言える程に、ビルの中は驚く程に静かであり、ふと見えた街の外の景色はとても人が住んでいたとは思えない程の静けさで覆われていた。
「状況的には、結構危ないな」
危機的状況からなのか、誘拐された事に気づき、目を覚まして、走っていた。
奇妙な状況と共に、ぼくが走っていると、何か嫌な予感がすると共に、すぐ近くのドアへと飛び込む。
同時に先程までぼくが降りていた階段には次々と銃弾の嵐が襲い掛かっていた。
それが誰の仕業なのか、容易に想像する事ができた。
「なんで、こんな所に?
いや、今は考えている暇はない」
もしも、ぼくの想像が正しければ、あの女はすぐに来るだろう。
「あらあら、それ程急がなくても良いんじゃないですか?」
聞こえてくる女性の声。
しかし、そこから感じる殺意を向ける人物は確かに分かる。
「異能肉か」
「妹の事件以来ですわね」
それは、少し前に起きた事件の関係者であり、妹を追い詰めた異常者。
未だに上の階にいる事もあって、まだ降りてこない。
なぜ、ここで攫われたのかも分からないが、逃げなければ危ない。
「貴方せいで私は大恥をかきましたのよ」
声色から怒りを感じる。
「でも、お陰でいい事も教えて貰いましたけど。
だから、少しだけ感謝していますわ」
言葉と同時に銃口がこちらに向けられるのが分かった。
「何を言ってるんだ?」
「どのような小物相手でも油断してはならないって事をね」
その瞬間、頭上から聞こえる銃声。
それが俺に目掛けて、降り注いでると分かった瞬間、俺を引っ張る力を感じる。
「さっさと逃げるぞ」
「寝住!?」
それは俺の学校の親友である寝住だった。
「何で、お前がここにいるんだよ」
「お前、本当に知らないんだな。
十二大戦に巻き込まれたのを」
「それって、まさか、あのよく分からない戦いの事か」
噂程度には聞いたことがある。
十二年に一度、十二支の戦士が集い争う大戦があった事を。
「だとしても、なんで俺が?」
「さぁな。
ただ、どういう訳かお前と一緒にいる事が勝利条件らしい」
「それって、生死関係なく」
「あぁ」
寝住の言葉に僕は考え始める。
十二大戦の主催者は何を考えて、そんな事を?
疑問が尽きない中でも、未だに銃弾の嵐は収まらず、走り続ける。
「それで、これからどうするだ?
どうせお前の事だから、既に考えはあるんだろ」
それはある意味、寝住の能力である『ねずみさん』頼りである。
だが、それは、あまり良くない方法だった。
なぜならば、寝住が知っているのはあくまで百回分の情報でしかないからだ。
それ以上となると、寝住が知る事は出来ない。
つまり、寝住が持っている情報だけでは足りないのだ。
「そうだな。
確かに色々とあるけど、今はとにかく逃げた方が良いよ」
「確かに、このままだと異能肉の奴に「あぁ、それは問題ない」えっ?」
ぼくがそう言おうとした時、寝住がふと呟いた。
「俺が今、問題だったのは、なんとかお前と合流する事だったから。
合流できなきゃ、たぶん俺も巻き込まれて、殺されていたから」
「何を言って」
それと同時に聞こえてきたのは悲鳴だった。
明らかに先程まで俺を襲おうとしていた異能肉の声であり、それ以上に大量の音が聞こえる。
それは鳥の羽音何かがぶつかり合う音だった。
そして、その音源へと視線を向ける。
そこには視界を覆う程の鳥の群れが上階に向かってい飛んでいた。
「これって、もしかして、庭取ちゃん」
鳥を操る能力と言えば、それしか思いつかなかった。
そうしている間にも、悲鳴はどんどんと小さくなっていく。
「・・・えっと、なんであの子、こんな事したの」
「そりゃ、お前を殺そうとしたからだろ。
そして、この場を早く逃げないと俺達も死ぬ」
「マジで」
「あぁ、俺はそのまま殺され、お前は、まぁ世間的に殺されるな。
そのままあの子の元で一生暮らす事になるな」
ぼくは少し考えた後、こう言った。
とりあえず、逃げるか。
そんな訳でぼくらは逃げ出した。
寝住達が出会った戦士は
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失井
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妬良
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断罪兄弟 兄
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断罪兄弟 弟
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必爺
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庭取
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異能肉
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迂々真