2025年6月28日非常事態発生。地の底深く異変は進行していたのだ。
最後の巨大生物絶滅から7年、突如の悪夢再び・・・
EDF、緊急出動せよ!
・・・あれ?1か所悪夢と程遠い戦場が・・・?
暇つぶし程度に流し見して頂ければ幸いです。
緊急出動要請!緊急出動要請!詳細は不明、七年前に絶滅した巨大生物の目撃情報が上がっています!
当該地区付近の基地に所属する人員はただちに武装し出動してください!繰り返します、当該地区付近の基地に所属する人員は・・・
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視点:一般レンジャー
午前の訓練が終わり昼食を取ろうと同じレンジャー7に所属する仲間と共に食堂へ向かう途中に信じられない、信じたくない放送が基地内に流れる。
ガセじゃないのか、悪戯だろう、などと話しながら大急ぎで来た道を引き返し準備を整えに向かっていると、途中の廊下にEDFが誇る最精鋭部隊が既に集合していた。
「隊長、ストームチーム、武装完了しました!」
「よし、出撃するぞ!」
その会話を聞いて思わず一瞬足を止めて振り返った。まだ緊急出動要請が出て5分も経っていないのだ。ストームチームは各兵科1名の計4名で構成されている。
その中には重武装の為準備に時間のかかるフェンサーも含まれているというのに数分で武装を終え集合を終えていた。
俺達も遅れてられない、と仲間が更に走る速度を上げたので少々置いていかれてしまった。
「おい、置いて行くな!待てって!」
これが地獄のような世界の始まりだとは、この時EDFの誰もが、否、世界中の誰もが思っていなかっただろう。
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「何かの間違いだよな?!きっとそうに決まってる!」
「巨大生物は全滅したはずだ!七年前に!」
他の部隊も不安を抱えたまま街中を進んでいる。無言の部隊も居るが恐らく内心は皆同じような物だろう。
そんな気持ちのまま報告があった付近に来るにつれて逃げてくる市民とすれ違うようになってきた。
話を聞いてもやはり巨大生物が来たという。街ぐるみでのドッキリでもないだろうしまさか本当に・・・と思っていると
「巨大生物だぁ!!」
「でけぇ・・・!」
先頭を進んでいる部隊が現実だという事を教えるかのように巨大生物の存在を告げる。
「市民が襲われている!撃て!市民を助けろ!」
レンジャー1の隊長の言葉で戦闘が開始された。
その瞬間目を疑うような物を俺達は目の当たりにした。
ストームチームの隊長は的確に急所を狙っているのか他の部隊が必死に撃ってやっと倒している巨大生物を数発ずつで倒し
ウイングダイバーは何故か敵のど真ん中に降下しその後は飛行する事なくレイピアでアリを凄まじい勢いでなぎ倒し
エアレイダーはビル街だというのにビルの間を縫いながらバゼラードで飛行しビルに登っている巨大生物を建物を傷つける事なく機関砲で撃ち落とし
フェンサーに至っては本来鈍重なはずの武装を本来緊急回避用のスラスターを使い、しかもジャベリンカタパルトを使い無理やり反動制御する事で連続でスラスターを使用、ウイングダイバー以上の高速機動をしながら敵を殲滅している。
あまりの光景に自らの目を疑っているとレンジャー1の隊長に本部から通信が入った。
「レンジャー1、状況を報告せよ」
「巨大生物と交戦、数匹を撃破しました!」
「なんだと・・・?そんな馬鹿な!」
数匹どころの数ではなかったような気がするが・・・というか数匹どころではない。
明らかにそれ以上の数が・・・うわ、こっちに巨大生物の死体飛んできた。
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視点:レンジャー1(隊長)
二重の意味で信じられない物を見ながら本部に情報を伝えて数分、付近の巨大生物は掃討出来たかと思っているとスカウトチームから
付近の別の場所に巨大生物が出現したとの報告が入った。既にタンクが向かっているらしく歩兵部隊の役割はタンクの護衛だそうだ。
「タンクの援護とは心強いぜ!」
丁度別の区画から到着したばかりのレンジャー部隊の1人がそんな事を零しているが、タンクより明らかに生身ひとつの方が強いと思えるような
人間が4人も居るのを知っている自分からすれば「ああ、タンクの出番は無いのだろうな」と何か悟ったような気分になってしまう。
現に既に先ほど戦闘をしていたストームチームの姿が無い。
その数分後、その気分は現実となる。
タンクと歩兵部隊が到着する頃にはストームチームによって当該区域の巨大生物は全滅していた・・・
ミッション1”再召集”
MISSION CLEARED!
オンラインの武器レベル制限解除、イージー穴埋め部屋は一般レンジャーからしたらこんな感じかなぁ・・・と思って書き始めた作品です。お楽しみ頂けたでしょうか。