しばらく日常編。
今回の光努の出番が最初の会話だけ!
『友達の友達は友達だ!』
「あれ?灯夜、リルとコルとルイいないけどどこいったんだ?」
「ん?リルとコルは最近知り合った友達と一緒に遊んでくるってさ」
「最近の子は朝から元気だね。ルイは?」
「最近寝てばかりだから動いてこいっていってリル達に同行させた」
「はは、そりゃいいや。じゃあ俺も遊びに」
「何言ってるんだ。骸討伐中に溜まった仕事するぞ。一日分でもかなりある」
「まじか・・・」
***
ツナside
骸との戦いが終わり平和な日々が続いていた。
今日は日曜なのでいつもよりとゆっくりと眠っていたけど、部屋の外から騒がしい音で目が覚めた。またランボ達が騒いでるんだろうな・・・・。
もう10時くらいだし、さすがにそろそろ起きるかな。
ベットからおりて部屋を出る。下の話し声を聞く分に、皆でご飯を食べているらしい。まだ眠く、欠伸をしつつ台所に入ると、前と比べて人数の多くなった我が家の台所だけど・・・・・いつもより人が多い。
朝食を食べていたのは、モジャモジャヘアーの子供、ランボ。人間爆弾の異名をもつ殺し屋の子供、イーピン。獄寺君のお姉さんで俺を殺しに来たビアンキ。そして俺の家庭教師のリボーン。
いつもはこのメンバーに母さんがご飯を出しているけど、今日は違った。
座ってご飯をリボーン達と一緒に食べてるのは3人。
一人は金色の髪を後ろで一括りにした男性。俺より年上っぽい。
二人目と三人目は同じ顔をして同じ髪型をした、多分双子。
肩程まである黒髪。年齢はフゥ太と同じくらいの子供。
顔だけだとちょっと男の子か女の子かよくわからない・・・・・。
その3人がリボーン達と、普通に朝ごはんを食べていた。
「・・・・・」
「おいしー!あ、フゥ太。醤油とって」
「はい、リル」
「ありがと」
「リル、次醤油俺な」
「はいよー」
「・・・・・・」
いつの間にか俺の家庭が前より大所帯に・・・・。
てかこの子達誰?
「(もぐもぐ)ツナ、やっと起きたみてーだな」
「リボーン!人が増えてんだけど!」
「ああ、俺の知り合いだ」
「やっぱりリボーンの仕業!」
「いや、今回はフゥ太が連れてきたんだぞ」
「フゥ太が!?」
「うん、最近友達になったの。リルとコルと・・・ルイ?」
「うん、ルイだよ」
黒髪の子供はリルとコル(どっちがどっちかはやっぱりわからない)でフゥ太の友達みたい。金髪の男性はルイというらしい。
フゥ太の最近できた友達ってことはマフィア関係ないってことだよな?
いや、そうに決まってる。というかそうであって欲しい・・・・・。
俺も一緒に朝食を食べ終わって全員でごちそうさまをした。
現在、俺の部屋にはフゥ太とリルとコルにルイそれとリボーン。
ランボとイーピンはどこかへ行ってしまった。
朝食の後で教えてもらったけどリルの方が姉でコルの方が弟の双子らしい。
座ってたときはわからなかったけど、服装が女の子の服と男の子の服で違いがあるから一応判別はできそう。やっぱり顔の判別は難しいけど・・・・。
「「じー」」
「えっと・・・何?」
「「リボーン」」
「何だ?」
「「何か頼りなさそう」」
「うわー!初対面の子供にひでいこと言われた!」
「二人ともー、ツナ兄すごいんだよ」
リルとコルの反応にフゥ太が弁護してくれているけど・・・・。
俺ってそんなに頼りなく見えるのかな・・・・・・。
「おい、確か綱吉と言ったな」
「え、あ・・はい」
声をかけてきたのはいつの間に俺のベッドに寝転がっていたルイ。
「実は俺は今日はリルとコルの付き添いで来たんだ」
「あ、そうなんだ」
「だが他の引率者がいれば問題ないと思うんだ」
「まあ確かに」
「そんなわけで綱吉。あとよろしく」
「え?」
言うだけ言って部屋から出ていってしまった。
これって俺今日一日この三人の面倒見ろってこと?
嫌な役押し付けられたー!つーかあの人一体何?
「ルイはかなりの面倒くさがりでな。自分の興味のないことには、とことん面倒になる体質なんだ」
「それって体質じゃなくてただの面倒くさがりだよ!ていうかリルとコルも、ルイ行っちゃったけどいいの!?」
「あ、ちょっと大変だね」
「うん。ルイが道端で倒れていないか心配だな」
「逆に心配してる!本当にどういうこと?」
「ルイは面倒くさくなるしすぐ疲れる体質なんだ」
「体質って言えばなんでも解決すると思ったら大間違いだぞ!」
「よし!じゃあツナと不良を戦わせてみよう!」
「賛成」
「いいよ!ツナ兄は絶対勝つもん」
「しかも何かこっちでは物騒な話が持ち上がってるし!!」
俺が不良と戦う?無理無理無理!
つーかフゥ太も張り合うなよ!
そして、なんやかんやで俺はフゥ太達3人に外に連れて行かれた。
ツナside out
***
「あ!10代目ー!」
「獄寺君!?」
ツナとフゥ太とリルとコル、そしてリボーンの4人が道端を歩いていると向こうから手を振りながら走ってきたのは獄寺隼人。
「不良だ!」
「よし、ツナをけしかけよう」
「違うよ。隼人兄だよ」
(ちょ!獄寺君にけしかけるとか勘弁してよ)
「奇遇っすね10代目。俺は暇なのでそのへんブラブラして10代目の家に向かおうかと思ってました」
「そ・・そうなんだ」
「いけツナ!不良を倒せ!」
「レッツゴー」
「ああん?なんだテメーらは。あと誰が不良だ!」
(違うの!?)
獄寺が近くにいたリルとコルを睨みつける。
逆にリルとコルも獄寺をじっと見つめる。
「あ、獄寺君。この子達はフゥ太の友達でリルとコル」
「フゥ太の友達っすか。見分けがつかないっすね」
「うん。俺もつかない」
服装以外、まったくといっていいほどに違いが見られないリルとコル。
雰囲気が若干リルの方が活発そうというくらいしか違いがない。
「隼人兄!ツナ兄の頼りになるところ見せてよ!」
「何?10代目の頼りになるところだと」
「フゥ太はツナが強いんだって」
「でもそうは見えないよ」
リルとコルがそう言うと獄寺の目がぎらりと光ったような気がした。
「このガキども。なるほど・・・いいだろう!お前らに10代目の素晴らしさを叩き込んでやる!」
「ちょ、獄寺君・・・」
「安心してください10代目!俺に任せてください!」
(不安しかないよ!!)
***
「えっと・・・獄寺君・・・ここは?」
ツナ達が獄寺に連れてこられてやってきたのは小さなビル。
2階だてほどしかないビル。
獄寺、ツナ、リル、コル、フゥ太、リボーンはビルの入口にたっていた。
ちなみにリボーンはコルの頭の上に乗っている。
「ここはこのあたりを仕切ってるヤクザのアジトです」
「何笑顔でさらっととんでもないこと言ってるの!?ていうか前に潰さなかった!?」
「別の奴らがここら辺を仕切り始めたんすよ」
「俺が教えたんだぞ」
「リボーン!」
ツナが隣を見るとコルから降りていたリボーンは髪をオールバックにして黒いサングラス、紫のワイシャツを着たいかにもなヤクザのコスプレをしていた。
「ツナも、骸との戦いが終わって緊張感が抜けてきてるからな。つーわけで、ここらでレッツフィーバー」
「何恐ろしいこと言ってんだ!相手はヤクザだぞ!」
「ヤクザより骸の方が怖ぇーだろ?」
「どっちも怖いよ!」
「ぜひボンゴレの島荒らす奴らを潰しましょう!」
「えぇー!!」
ガタガタガタ!
ツナ達が騒いでいると、ビルの入口が開いて数人の男達がでできた。
どの人物も、刺青をしていたり傷をつけたりといかにもないかつい集団。
間違いなくこのアジトのヤクザだろう。
「おうおう。ガキどもが、何の用だ?」
「ひぃー!いや、俺たちは・・・」
「とりあえず金目の物全部だせ。処分はそのあ」
ドスゥ!
「ぐぅ・・・」
ドサリ。
獄寺の膝蹴りがヤクザの一人の腹にめり込み、ヤクザはその場で気絶した。
「てめーら、10代目に何してやがる」
「獄寺君!」
「次はお前だな。部下にもフゥ太にも、たまにはいいとこ見せてやれ」
ズガァン!
リボーンの拳銃からうち出た弾丸は、真っ直ぐにツナの額に当たった。
この時ツナは後悔した。こんなことなら、少しくらいいいとこ見せておけばと。
「
額に炎を灯したツナは起き上りざまに近くのヤクザをぶん殴り戦闘不能にした。
「な!てめぇら!やっちまえー!」
「うおぉー!」
「くたばれやぁ!」
「2倍ボム!」
ドガァン!ドガァン!!
獄寺のダイナマイトに、ヤクザも吹っ飛んだ。
「おらぁ!」
ドガッ!
「ぐあぁ」
「うわぁ!何だこのガキ!ぐはぁ」
ツナと獄寺が暴れている近くで、フゥ太達が見物している。
「ツナ兄すごーい!」
「おおー!めちゃ荒っぽい」
「まるでヤクザがゴミのように」
「くらえ!」
メリケンサック装備のヤクザがツナに攻撃したが、ツナに腕を捕まれ止められけり倒された。
「がはぁ!」
「おー、あっさり」
「このヤクザも終わりだね」
そして、あらかたヤクザを殲滅したら。
しゅう~。
「ふぅ・・・」
「あ、戻った」
「ナイスだツナ。ボンゴレの勝利だな」
炎が額から消えて元の雰囲気に戻ったツナ。
下にはヤクザの屍(死んでません)がゴロゴロと倒れ伏している・・・・。
「やりましたね!10代目」
「あ、あははは(うわー、やっちゃった)」
「おうおうなんだこの騒ぎは?」
入口から出てきたのはまたヤクザ。今度は3人程だけど2人は真剣を1人は拳銃を持っている。
「ひぃー!またでたー!しかも拳銃!」
「てめーらか、よくも部下をやってくれたな」
「10代目!」
「おっと動くなよ。このガキがどうなってもいいのか?」
拳銃を持ったヤクザが近くにいたフゥ太に向かって拳銃を向ける。
人質を足られて獄寺も立ち止まってしまった。
「てめぇ」
「お礼はたっぷりとしないとな。ガキ共」
拳銃を持ってない方のヤクザが剣を構えた時、
―――スパン!
拳銃が、縦と横に切れ目が入り、4つの鉄の塊に別れた。
「リル!?コル!?」
フゥ太の隣にいたリルとコルが、いつの間にか小太刀を手に、振り切った状態で止まっていた。
「なんだこのガキぐほぉ!」
拳銃を持っていたヤクザはしゃべり終わる前にリルとコル接近して小太刀の塚を思い切り鳩尾に叩き込んだ。そして周りの屍(だから死んでません)と同化した。
「フゥ太に何するのさ」
「てめぇ!やりやがったな!おらぁ!」
「死ねぇ!このガキ共!」
ヤクザがリルとコルに向かい、リルとコルもヤクザに向かった。
「え!あれ何!」
ツナ達には、向かうリルとコルの姿がぼやけて見えた。
キィン!!
ヤクザ2人とリルとコルがすれ違った時、ヤクザ達の持つ剣はへし折られ、体に何箇所かの打撃痕を残して地面に倒れ伏した。
「今のは一体!」
「あれがリルとコルの使う剣刀術の一つ。虚実の太刀、参番。
「剣刀術?どっち?ていうか、は・・刃座?」
「足運びと重心移動に緩急をつける歩法と、察知しにくいいくつもの複雑な剣筋により、受け手に錯覚を起こさせて攻撃する技だ」
虚実の太刀には全部で3つの技があり、前にリルとコルが光努に対して使ったのは弐番、
「あのヤクザ大丈夫なの!?」
「安心しろ。ちゃんと二人とも峰打ちにしたから」
「ていうか、リルとコルって一体・・・・」
「リルとコル・・・そうか!思い出しました!」
「獄寺君?」
「昔マフィアの間で神童と言われる双子の姉弟剣士の話を聞いたことがありま
す。父親に教わったその剣技は、そこらのマフィア相手におお立ち回れる程に強力。その双子が、イリスのリルとコル」
「やっぱりマフィア関係者ー!!つーかイリスファミリーって光努のファミリーじゃん!あー!なんだか一度にありすぎ!」
「ま、とりあえずヤクザは潰したし。そろそろ帰るか」
***
「え!10代目!あの男ってイリスファミリーのボスなんすか!?」
ツナの家に全員戻り、イリスの話をしていて光努の名前が出たら獄寺が驚いた。
「あれ?獄寺君知らなかったっけ?」
「その話ししたとき、獄寺は寝込んでたからな」
千種の毒針にやられて意識不明の状態だったので獄寺は知らないのも無理はない。というか本当に獄寺は光努が誰だか分からずに一緒に行動していたようだ。
ツナはリルとコルがイリスの一員と知り、驚愕。
やっぱりマフィア関係者かー、とか考えていた。
「それにしても無事でよかったな。最近は物騒だからな」
いつの間にか帰っていたルイがしみじみと語る。
「てことはルイもイリスの人なの?」
「研究者だ。すごいだろ」
「あははは・・・」
(研究者って何かジャンニーニとか胡散臭い人しか思いつかない・・・・)
ジャンニーニとはボンゴレの武器チューナーで父親のあとを継いだのだが、腕の方は優秀な父親と比べて全然で武器をダメにする人物である。
「ま、なんにしても世話になったな。そろそろ帰るぞ、リル、コル」
「またねー二人とも」
「じゃあねーフゥ太」
「また遊ぼうね」
ツナ的に、今日みたいのがまさか遊び!?とか思ったけど、やっぱり違うよねとあえて自分のいい方に無理やり思考した。
リルとコルとルイは、ツナ達に別れを言って、家に帰ったのであった。
キャラクター紹介とか書こうかなー。