仮面ライダークロスバース   作:ドヴァクマ

1 / 1
仮面ライダークロスバース

世界は融合し、新たな世界となる。

「ディケイド!」

海東は、士に向かって叫んだ。

「奴に対抗するには、こうするしかない」

あらゆる世界が今一つに収束していく。

 

 

 

「市街地にワームが!」

加賀美が息を切らせながら矢車に報告する。

「わかった、あとは我々シャドウに任せろ。」

 

 

「ぐるる!」

蛹ワームが数体、現場では暴れていた。

「全員、ワームを引き付けろ、市民に被害が及ばないように発砲は避けるんだ」

ワームを煙玉で撹乱しつつ、引き寄せる。

そして一斉射撃。

見事な作戦だった。

「ライダーシステムを使うまでもないとは!さすが矢車さん!」

加賀美は矢車を尊敬していた。

「馴れ馴れしいぞ!加賀美!」

影山は、不満そうに加賀美を睨んだ。

「戦いにおいて重要なのは、パーフェクトハーモニー、完全調和だ。」

そう言った矢車だが、なにか、不可解な違和感を感じる。

その瞬間、ゼクトルーパーの悲鳴。

「ワーム!?違うな、オルフェノクか!」

どうやら、オルフェノクがシャドウに潜伏していたらしい、人数を瞬時に把握した矢車はコウモリのようなオルフェノクの攻撃を素手で受け止める。

「隊長さんよ!そのゼクターを俺に渡せ!」

オルフェノクの狙いはザビーゼクターか。

「誰がお前らに!」

「おっと、こいつはどうなってもいいのか?」

背後から聞こえる苦しそうな声……!

仲間のフクロウのオルフェノクか。

「影山!」

「すみません、足手まといになって、隊の調和を乱してしまいました……」

矢車は、溜息をつき変身ブレスを渡す。

「矢車さん!?」

加賀美が叫ぶ。

「そいつを離せ。」

バットオルフェノクは、ブレスをとると叫んだ。

「こい、ザビーゼクター!」

ザビーゼクターが遠くからやってくる。

「ついにゼクターの力が!」

しかし、ザビーゼクターは、バットオルフェノクに針を刺した。

思わず落とされたブレスを矢車は瞬時に拾う。

「変身!」

 

そう、矢車 想は、ザビーゼクターに選ばれた資格者、仮面ライダーザビーなのだ!

 

「Henshin!」

 

「くそ!こいつをやるぞ!」

二体のオルフェノクが殴りかかってくる。

矢車は、両方の攻撃を受け止め、瞬発力のあるジャブをコウモリオルフェノクに当てる。

「ぐっ、なかなかだが、これならどうだ!」

バットオルフェノクは、ザビーの胴体を掴んだ。

腕ごと掴まれていてこれでは身動きがとれない。

フクロウオルフェノクが背後から攻撃を仕掛ける。

「シャドウメンバー!撃て!」

「矢車さん!できません!」

影山は叫ぶ。

「矢車さんを俺は信じる!」

加賀美が倒れたゼクトルーパーの銃を拾って撃つ。

矢車は銃弾をうまく、コウモリオルフェノクを盾にして受け止める。

「よくやった!」

緩んだ隙に脱出し、ブレスのザビーゼクターを回す。

「キャストオフ!」

 

「change wasp!」

 

「クロックアップ!」

 

「clock up!」

 

ザビー以外の全員の時間がとまり、ザビーはコウモリオルフェノクに素手で何度も攻撃する。

「ライダースティング!」

ザビーゼクターの針をコウモリオルフェノクに刺す。

キシャン!といった音と共に、オルフェノクは灰になって消えた。

「お前もだ!」

フクロウのオルフェノクに対して、ライダースティングを繰り出す。

「ぐ……こんなとこで死んでたまるか!」

「clock over」

電子音と共にクロックアップの効果が切れる。

「いまだ!」

フクロウオルフェノクは逃げ去っていく!

「矢車さん!あいつはいいんですか?」

「ゼクトはワームを倒すための組織だ、それに隊員の救護が先だろう」

矢車は変身を解除し、バイクに乗る。

「どこへ?」

「さぁな」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。