幼馴染みをプロデュース!!?   作:トップハムハット卿

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お久しぶりです!
トップハムハット卿です!

以前投稿していました、"幼馴染みをプロデュース!?"リメイクいたしました!
リメイク前よりも多くの人に楽しんでいただけるように、私頑張ります!

では、早速1話です。


第1話

「島村卯月がんばります!」

 

彼女のこの言葉を俺は人生で「おはよう」の次に多く聞いていると思う。彼女の名前は島村(しまむら)卯月(うづき)。俺、高田(たかだ)(りょう)の幼馴染みだ。

 

「諒くんも今日の試験がんばりましょうね!」

「俺はダルいからテキトーにやるわ~」

「そんなこと言って、諒くんは毎回点数良いですよねー」

 

ジト目でこっちを見てくる卯月。

 

たしかに、うちの高校は進学校の中でも偏差値が少し高い。

授業をしっかりと聞いてないとテストは割と厳しかったりもする……。

 

「今回こそ、諒くんに勝ってみせます!」

「卯月、まだそれ言ってるの?中1の時から、それを言って俺に1回でも勝ったことあるか?」

「それは………」

 

そ、そんな悲しそうな顔しなくても……

 

「ま、まぁ、テスト終わったらどっか遊びに行くか」

「い、いいんですか!?」

 

さっきの顔とは一変、すごく目をキラキラさせて返事をしてくれた

 

「卯月も今回のテスト勉強がんばってたから、ご褒美ってことでな」

「ありがとうございます!

あぁ、もうこんな時間!諒くん、急がないと遅刻しちゃいますよ!」

「うぉ、やっべぇ!走るぞ卯月!」

「ま、待ってください~」

 

と、言うのが俺らの通学風景である

 

俺と卯月は東京にある高校に通う2年生。卯月とは親同士仲が良く、家が近かったこともあり、"幼稚園の頃から"というより"物心ついたときから"一緒だ。

 

 

 

 

☆その日の下校中☆

 

 

「卯月、テストどうだった?」

「なかなか良かったと思います!苦手な数学も、諒くんに教えてもらったおかげで大丈夫でしたから」

「そっか、なら良かった」

「諒くんはどうだったんですか?」

「ふつー」

「言うと思いました」

 

だろうね、テストの度に毎回同じようなやり取りしてるし。

 

「そういえばさ、この間申し込んだアイドルのオーディションの結果はどうだったんだ?」

「それが.......残念ながら落ちちゃいました........」

 

以前にも卯月は幾つかのオーディションを受けて落ちている。

 

「そ、そうか。卯月を落選させるなんて見る目が無いと思うなぁ」

「しかたないですよ、私の力不足ですから……」

「こんなに頑張ってる卯月が力不足なわけないさ。そうだ、今度のレッスンに俺も連れてってくれないか?卯月のレッスンが久しぶりに見たい!」

 

卯月のレッスンを見て何かアドバイスが出来ればいいんだけどな……。

何とかして卯月を励ましたい。

 

 

「え、えぇぇ!?」

「ダメか…?」

「い、いえ!私も諒くんにレッスンの成果を見てほしかったんです」

「じゃあ決まりだな。今週末でいいか?」

「はい!よろしくお願いします!」

 

卯月のレッスンを久しぶりに見学できることになった

 

 

 

 

~時は流れて今週末~

 

 

 

卯月がいつもレッスンしているスタジオに入ると

「おはようございます、諒くん」

 

卯月が通っている養成所のスタジオに入ると、準備体操をしながら、いつもの笑顔で挨拶をしてくれた。

 

「おはよう、卯月」

 

「あら、諒くんじゃない」

「おはようございます、山根さん」

 

挨拶をしたのは、このレッスンスタジオの管理人の山根さんだ。

 

「今日はどうしてここに??」

「卯月のレッスンを見たいなぁと思いまして」

「あらぁ~卯月ちゃん、今日は頑張らないとね!」

「はい!今日もがんばります!」

 

そんな会話をしていると……

 

ガチャリ

 

スタジオのドアが開き、入って来たのは………

黒スーツを着た身長180cmはあるであろう大男だ。

 

「「「!!?」」」

 

(え………誰?てか、顔怖いんだけど…)

 

 

「あ、あの、何かご用でしたら受付の方に…」

そう言って山根さんが黒スーツの大男を案内しに行った。

 

「誰だあれ?」

「わからないです……」

「そっか、ちょっとトイレ行ってくるな」

「も、もお!わざわざ言わなくていいです!」

 

(あの人、何しに来たんだろう…)

一人で考えながらトイレで用を足していると…

 

『ママぁ!!!』

 

という卯月の叫び声が聞こえてきた。

急いでスタジオに向かってみると、半べそをかいた卯月と、その卯月に名刺と思われるものを渡そうとしている黒スーツの大男というカオスな光景が広がっている……。

 

「あんた、卯月に何したんだ!?」

 

「い、いえ…私は彼女に名刺を受け取っていただきたくて…」

 

「何の名刺だよ!?」

 

強引に大男から名刺を奪い、書いてある内容をみると

 

〈346プロ シンデレラプロジェクト

 

プロデューサー 武内(たけうち)駿輔(しゅんすけ)

 

と書いてある。

 

 

「プ、プロデューサー!?そんな人が、なんでここに来るんだ!?」

 

「彼女、島村卯月さんにシンデレラプロジェクトの再選考の結果をお伝えしようと思いまして…」

 

「「再選考??」」

俺だけでなく、卯月も首を傾げる。

 

「はい、先日受けてもらったシンデレラプロジェクトのオーディションの合格者に欠員が出てしまい、欠員補充の再選考を行うことになりました。島村さんはその再選考の一人目の合格者ということです」

 

……思わず二人とも思考が停止してしまった。

 




1話でした!
リメイク前も読んで下さった方、この作品から読んで下さった方、どちらも感想をお待ちしております!
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