完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト 「はい、宣言通り約5500文字です
……まあだからと言って特に話すこともないんですけどね」
ライト 「ということですので、よろしくお願いします」
カイト 「では、今回も

カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」


第11話 咲夜と幻想郷巡り!? ① 紅魔館~魔理沙宅

 

 ……そとに出たのが久々すぎて太陽がまぶしい

 というか、いつもまぶしい

 

咲夜 「まずは、人里にでも行ってみましょうか」

皆頼 「ん? ああ、任せる というか、任せるしかない」

咲夜 「フフフ それもそうですね」

 

 ということで歩いているが、人里って前に行ったことあるよな

 鈴仙とな 一回だけ

 まあ、そこまで詳しく観光もしていないし、ほかの場所もわからないし、まあいいや

 というか、ここの近く湖あるのな

 俺はたまに湖に行って釣りをしていたことがある

 こう見えても俺釣りはうまいんだぞ?

 というか見えてないか

 

 

 

 ということで歩き続けて1時間後……

 

 

咲夜 「はい、ここが人里です」

皆頼 「はい」

咲夜 「……もしかして知ってました?」

皆頼 「え? ああ、一度だけ紅魔館に来るときに来たことがある

    といっても少ししか見ていないから、説明よろしくお願いします」

咲夜 「あ、はい わかりました」

 

咲夜 「あ、それじゃあ、寺子屋でも行ってみますか?」

皆頼 「学校の代わりが寺子屋か、まあ、行ってみるか」

咲夜 「はい、わかりました」

 

 寺子屋ねぇ

 学校のようなもんだよな

 できればあまり勉強はしたくない

 勉強ばっかり ヤスミタイデス

 

 とまあ、そんなことを考えている間に到着です

 

 

咲夜 「……あら、もう勉強始まっていましたか」

皆頼 「ああ、そうだな 後にするか」

 

?? 「ん? 誰だ?」

 

皆頼 「あ……え~と、皆頼と申しますが……」

?? 「ん? ああ、私は上白沢慧音だ で、何しに来た?」

皆頼 「あ、はい 実は私、外来人というもので、人里の観光?に来たのですけど……」

上白沢 「そうか……ならちょうどいい、うちのやつに勉強を教えてくれんか?」

皆頼 「え? でも……」

上白沢 「一人だけでいいんだ 頼む」

皆頼 「……まあ、ならわかりました 案内してください」

咲夜 「それってもしや……」

 

 うん、やっぱり寺子屋だけあって教師も教師っぽいな

 当たり前だがな

 というか、なんか勢いで頼まれたけど大丈夫かな……

 ……まあ、なるようになるだろ

 ……多分

 

 ガラガラ

 

上白沢 「よし、プリントは終わっているか?」

村人1 「はい! 終わっています」

村人2 「簡単すぎです」

?? 「だれか~ 教えてくれ~」

上白沢 「ハハハ……いつも通りだな」

?? 「ハハハ……」

 

 ん? 村人以外にもいるな

 緑色の妖精の子とか、水色の妖精とか……

 鳥? はい、鳥ですね

 それと昆虫か

 

 なんだかんだいってやっぱ人間だけじゃないんだな

 さすが幻想郷だ

 

上白沢 「ああ、大丈夫だ、チルノ

     今回は即席で来てもらっている人がいる」

 

 ガラガラ

 

皆頼 「……わお」

上白沢「ああ、この人に来てもらっているのだが……何か質問はあるか?」

 

村人1 「は~い! この人たちはカップルですか~?」

皆頼 「……え?」

上白沢 「だそうだ」

皆頼 「い、いいや? 違うよ?」

村人6 「つまんな~い!」

皆頼 「は、ハハハ……」

 

 なんだこの子供たちは!?

 子供のくせにもう恋愛に手を出してやがる!?

 え? 今の子供ってみんなこうなの?

 あ、そうですか さいですか

 

上白沢 「じゃあ、そこの水色の妖精の子に教えてやってくれ」

皆頼 「え? あ、はい」

 

皆頼 「え~と、俺は皆頼だ 一応勉強を教えることになってはいる」

?? 「そうか! あたいはチルノだ! よろしくな!」

皆頼 「おう!」

?? 「あ、あの、チルノちゃんを教えるのは大変ですから頑張ってください……」

皆頼 「ん? ああ、分かった」

 

 ……だれ?

 緑色っぽい妖精だけども名前聞いてないな

 

?? 「あ、私は大妖精です よろしくお願いします」

皆頼 「ん? ああ、よろしくな」

 

 チルノの保護者みたいだな

 まあ、そんなもんなのか

 

?? 「あ、どうもです 私はミスティア・ローレライといいます」

皆頼 「ふ~ん……なんかあだ名とかある?」

チルノ 「いつもはみすちーと言ってるぞ~」

皆頼 「そうか、じゃあそれで」

みすちー 「あ、でもそのかわり私の前で鳥を食べないでくださいね?」

皆頼 「あ、はい」

 

 そうか、あくまでも鳥だからな

 よし、忘れるまで覚えておこう!

 

 

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

咲夜 「やっぱりですか……」

上白沢 「はい、それにしてもすごいなじめているな」

咲夜 「そうですね……」

 

 やっぱりチルノなんだ……

 あそこまで来ると逆にすごいですね……

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

皆頼 「ああ、だから、まんじゅうが10個あるんだ

    そこにあるまんじゅうをみんなが2個づつ食べたんだ

    じゃあ、何人が食べた?」

 

チルノ 「え~と、5だ!」

皆頼 「はいよろしい」

 

 一見普通に教えているように見えるじゃん?

 これな、10回目くらいなんだよ

 でも、さすがに時間も押してきてるからな……

 

皆頼 「すみません、予定上もういいでしょうか?」

上白沢 「ああ、ありがとう」

皆頼 「おいチルノ、今度またリベンジに来るからな! 覚えていろ!」

チルノ 「お、おう……」

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

咲夜「さて、次は……」

皆頼 「あ、もうどことか言われてもわからないと思うからもうおすきにお願いします」

咲夜 「あ、はい」

 

 青年移動中☆

 

慧音 「ん? おお、良かったなチルノ、プリントが増えたぞ」

チルノ 「なぜに!?」

慧音 「皆頼が作った解説付きプリントだとよ」

チルノ 「……」

 

 青年移動中☆

 

レミリア 「さて……」

 

 ……特にすることもなくなってしまったわね

 あ、紅茶でも入れようかしら……

 

 

 

パチュリー 「……」

 

 ……いま小悪魔に荷物運びさせてるけど暇になったわね

 たまにはお手伝いでもしましょうか

 

パチュリー 「こあ?」

小悪魔 「はい! 何でしょうか」

パチュリー 「いえ、少し手伝おうかとね」

 

 そういってパチュリーは少し重めの荷物を持つ

 

小悪魔 「やめときましょうよ……」

パチュリー 「なんのこのくらい……」

 

 しかしそう言っているパチュリーの足はふらついている

 

パチュリー 「……やっぱ持って?」

小悪魔 「あ、やっぱり?」

 

 どか~ん!

 

パチュリー 「何!? 爆発!」

小悪魔 「食堂ですね、行ってみましょうか」

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

パチュリー 「何? この騒ぎは……」

レミリア 「……い、いえ……別に紅茶をいれようとしただけなんだけど……」

パチュリー 「よくもまあこんなにもなったものね」

レミリア 「いつも咲夜に頼んでるから……」

 

 

 

 

 

美鈴 「zzzzzzzzzzzzzz……」

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

咲夜 「今頃美鈴寝てないかしらね……」

皆頼 「寝ている気がしますけどね……」

咲夜 「まあ、帰ってきた時にわかりますよね

    さて、次は魔理沙のところでも行きますかね」

皆頼 「あ、その辺もよくわからないのでよろしくお願いします」

咲夜 「あ、わかりました……が、お腹、へりません?」

皆頼 「ああ、確かにな この辺で何か食べていくか」

咲夜 「じゃあ……

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

皆頼 「あ、ここか」

咲夜 「知ってるんですか?」

皆頼 「知ってるも何もウサギときたぞ」

咲夜 「鈴仙さんですか?」

皆頼 「そうそう、前に来たことがあるな そいつと」

 

 ガラガラ

 

 うん、やっぱり変わらんな

 そこまで間はたってないけどな

 というかここって有名な店なのかな?

 まあまあ人が来ているような気がするが……

 

咲夜 「みたらしでいいですか?」

皆頼 「ああ、勘定はするから」

咲夜 「……財布忘れました……」

皆頼 「……まあ、払うからいいよ

    というか咲夜でもミスとかあるんだな」

咲夜 「すみません……」

皆頼 「いいのいいの」

 

 そう言って俺は店長と少し会話をしながら勘定を済ませてしまう

 べつにそこまでの出費じゃないからよしとしよう

 

 ……またどこか働いた方がいいのかな?

 やだよ~ 働きたくないよ~

 まあ、今度考えよう

 

咲夜 「すいませんね」

皆頼 「いいのいいの」

 

 そして俺たちは席に座る

 

咲夜 「そういえば皆頼さんは現実世界では何かしていたんですか?」

皆頼 「……勉強とアルバイトかな、ゲームはあんましない」

咲夜 「そうなんですか、ということはまじめな方で?」

皆頼 「自分では真面目とは思っていないが周りの人はそういう」

咲夜 「まあ、そんな感じですしね」

皆頼 「まあ、馬鹿にされてるわけではないからいいが」

 

 とまあ、このように雑談をして、そしてこの団子屋を立ち去った

 

 

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

 

 

 

 

皆頼 「うわぁ……いかにもなところだなぁ……」(到着時の感想)

咲夜 「まあ、魔法使いの家だしね」

皆頼 「魔法使い?」

咲夜 「……まあ、見ればわかるわ」

?? 「マスタースパーーーーーーーク!」

 

 そう大きな声が聞こえるとともに黄色の極太レーザー?が一直線に飛んでくる

 

皆頼 「!?」

咲夜 「……幻符 『咲夜の世界』」

咲夜 「はぁ…… ったく 死んだらどうすんのよ……」

 

 そういいつつ咲夜は皆頼を動かす

 もちろん時は止まっているので誰も動けるはずもない

 だが、咲夜は違和感を感じていた

 そう、普段なら感じるはずのない違和感を……

 誰かに見られているような……

 しかし、そんなことあるはずないとその考えを切り捨てる

 

咲夜 「解除っと」

?? 「お? 誰かいるのか?」

咲夜 「誰かいるのかじゃないわよ…… 全く変わらないわね」

 

 そう言い出てきたのは金髪の魔法使い(咲夜さんが言ってた)

 手になんか危なそうな薬品と魔法の箒(魔女だな……)

 を持っているいかにもかかわらないほうがいいような人だった

 

 というかあの時なんでよけれたんだろうか……

 まるで不思議な力に押されたような感覚だったが……

 

?? 「おお、お前が噂の皆頼か

    私は魔理沙だ 霧雨 魔理沙 よろしくな」

皆頼 「魔理沙さんですか……よろしくお願いします」

魔理沙 「おう! よろしくな!

     とりあえず中にあがれ」

皆頼 「あ、はい 失礼します……」

 

 

皆頼 「……あの、これなんですか?」

魔理沙 「ああ、それは八卦炉だ まあ、技を使うための道具のようなものかな」

皆頼 「そうなんですか……」

魔理沙 「まあ、ひと段落したら行くといい」

皆頼 「あ、わかりました ありがとうございます」

魔理沙 「いいってことよ それと、この幻想郷については何か聞いたか?」

皆頼 「え~と、少し調べはしましたが……」

魔理沙 「そうか、なら少し話してやる」

 

 

 

 

 

 

魔理沙 「ここ、幻想郷では前に大きな戦いがあったんだ

     それでな、その1年前……だったかな?

     に、ある人が来たんだ お前と同じようにな

     もちろん外来人だ そいつはもともと運動神経がよく、妖夢のところで剣術を習っていたよ そしてとても上達が早かった

     そして、それから少ししてからだな、異変が始まったのは

     最初は本当にささいなことだった

     少し妖怪の頻出頻度が上がるとか、寒くなったりするとかだな

     だが、後からその異変の大きさが大きくなってきたんだよ

     たとえば、人間が殺された とか、外来人に成りすました人がいたとかな

     まあ、結局その異変は外来人が倒して終わったんだが、何か似てると思わんか、

     この状況がさぁ……」

 

魔理沙 「まあいい、詳しいことは阿求とかに聞くといいと思うぞ

     まあ、そこまでのことじゃないから、大丈夫だぜ?

     ただの脅しだから」

皆頼 「脅しかよ!?」

魔理沙 「まあ、気軽に行こうぜ!」

皆頼 「ハハハ……」

魔理沙 「あ、でもこの話は本当だからな!

     まあ、その人はもう死んじゃったんだがな…… 相打ちだよ」

皆頼 「……」

魔理沙 「って、重い話をしてしまったな

     すまんすまん で、何か聞きたいこととか知りたいことはあるか?」

皆頼 「そうか、なら……なぜ俺にレーザーを打った?」

 

 と、俺は強め、そして怒ったような口調で言う

 まあどうせ敵だとでも思ったかなんかの練習だったんだろうな

 幻想郷なら何でもありだからな

 ここで常識にとらわれてはいけないんだよな、うん

 

魔理沙 「実験の結果です」

皆頼 「はい、知ってました」

咲夜 「というか少しは気をつけなさいよ、この前も大爆発起こしてたじゃない」

魔理沙 「まあ、しょうがないんだぜ」

皆頼 「……意外と努力家なのな」

魔理沙 「ん?」

皆頼 「かなり練習したんだろ?

    まあ、隠れた努力家って感じか?」

咲夜 「努力家が何を……」

皆頼 「……まあいいや」

 

どうせなら後で阿求とやらに聞きに行くとするか

 まあ、まわってからだな この幻想郷を

 

皆頼 「そうだ、地図とか持ってないか?」

魔理沙 「ああ、あるぞ ほい」

 

 そう言って、魔理沙は俺に幻想郷の地図を渡す

 少し古びている気もするが読めなくもない

 (この地図については個人の解釈です

  あくまで自分の意見ですのでよろしくお願いします)

 

 ……博麗神社か……

 というか香霖堂ってここまで来るまでの間にあるんだな

 って香霖堂ってなんだよ

 守矢神社…… 神社ばっかりだな、対立とかしてないのかな?

 ……まあいい、これは覚えておく……のは無理です

 

皆頼 「魔理沙、これいくらだ?」

魔理沙 「いや別に金はとらないぞ?」

皆頼 「あとさっきから気になっていたがこの石はなんだ?」

 

 そう言って俺が指さしたのはピンク色っぽい色をした石だ

 意外ときれいだからもらいたいなと……

 財布大丈夫かな?

魔理沙 「ああ、それか……

      まえにその外来人が私にくれた石だぜ

      まあ、欲しいならやる」

皆頼 「……これ商品?」

魔理沙 「一応はな」

 

 ということで俺をもらおうと思い財布から金を出し勘定を済ませる

 まあ、何となく力をもらえそうという理由だけで買ったのだがな

 占いは信じる方……だと思う

 

魔理沙 「あ、この地図もな」

皆頼 「ああ、ありがとう」

魔理沙 「それじゃあ、もう行くのか?」

皆頼 「……そうだな」

 

 俺は腕時計の時間を確認してからそういう

 

魔理沙 「そうか、じゃあまた迷わなかったら来いよ」

皆頼 「ハハハ……」

 

 うん、迷う気がするぞ……

 まあ、また来るときがあればだな

 

皆頼 「ああ、それじゃあまたな」

魔理沙 「ああ、じゃあな」

 

 そして俺は次の目的地に向かっていった……

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

 今更ですが少し主人公の説明をと思いまして……

 

身長は高めで、学力も高い

運動能力もまあまあ抜群で、かなりもてる

だが、本人はそういうことにはあまり興味がない

そして、もてるからか男子には少し受けが悪い

基本的に誰かのために尽くすという存在で、クラスの中心のような役割をしている

 

……などです 他はまあ、後から出てくるかと……

 




 ……新しい小説を投稿しようと思ってやめることが多い

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