完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト 「にゃんぱすー♪」
ライト 「にゃんぱすー♪」
カイト 「と、いうことでね 皆さんこんにちわこんばんはおはようございます
     初めての方は初めまして」
ライト 「暑くなってまいりましたね(もっと前から)」
カイト 「本当書く気が起きないんですよ」
ライト 「言い訳を作るな」
カイト 「じゃあ、

カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」



24話 2回目の幻想郷巡り①

 24話 

 

 前回のあらすじ

 

 カウントダウン……開始……

 

 

 ふぁぁぁぁぁぁ……

 

皆頼 「眠い……」

 

 時計は5時10分をさしている

 窓からは朝日が差し込んでおり、とてもきれいだ

 

 皆頼はいつも通り顔を洗う

 

皆頼 「……とりあえず、食堂に行くか」

 

 皆頼は朝食をつくるのを手伝うために食堂に向かう

 食堂までの廊下は、丁度日が当たらないのでちょっとした寂しさを感じる

 コツ、コツ と足音が廊下に響き渡る

 

 ギィィイィ

 皆頼は食堂のドアを開ける

 そこには、いつも通りの咲夜の姿がある

 

咲夜 「あら? 随分とお早いですね」

皆頼 「ああ、朝食のつくる手伝いをしに来たからな」

咲夜 「あら…… じゃあ、お願いしましょうかね」

 

 という軽い会話を済ませて皆頼はキッチンに立つ

 

咲夜 「皆頼さんは料理とかは得意なんですか?」

皆頼 「ああ、まあ一人暮らしできる程度にはな」

咲夜 「あれ? 皆頼さんは何歳でしたっけ?」

皆頼 「17だな」

咲夜 「……17歳で一人暮らしですか……」

皆頼 「ああ、まあいろいろあってな」

 

 時が戻ったので咲夜はこれまでのことを覚えていない

 ……もちろん、誰も覚えていないはずだ

 レミリアは……なんでだろうか?

 

皆頼 「というか咲夜さん仕事早い……」

咲夜 「まあだてに何年やってないですよ」

 

 そう会話をしながらも咲夜は次から次へと事を進めていく

 そのテキパキした動きからはやはり何年もやっているのだろうということが見て取れる

 

 そしてそのようなことを話しているうちに1時間がたった

 

 

 コン、コン

 

皆頼 「失礼するぞ」

レミリア 「ん……? 朝食かしら?」

皆頼 「ああ、その通りだ まあ少ししたら来い

    ほかの人も呼びに行くからな」

レミリア 「ええ、了解~」

 

 皆頼は部屋から出る

 昨日のことがあってからなにかレミリアに馴れ馴れしくなったような気がする

 ……それがいいのか悪いのかはわからないが

 とりあえず、美鈴を呼びに行こう

 

 ~~~~

 

咲夜 「……ふぅ 並べ終わりました」

皆頼 「おう、お疲れ様です」

咲夜 「あ、みんな呼んでくれました?」

皆頼 「ああ、もう10分くらいすればみんな来るんじゃないかな?」

咲夜 「分かりました」

 

レミリア 「あら? まだ皆きていないのかしら?」

皆頼 「ああ、まだ来てないぜ」

レミリア 「そう…… あ、コーヒー一杯もらっていいかしら?」

咲夜 「はい、畏まりました」

 

 ……レミリアってコーヒー飲むっけ?

 まあ飲んでた気がしないでもないが…… まあいいか

 

咲夜 「はい、コーヒーが入りました」

レミリア 「ありがとう咲夜」

 

美鈴 「おはようございますアル」

咲夜 「おはようございます」

レミリア 「おはよう」

皆頼 「あ、おはよう」

 

 ますアル……?

 なんだその独特な語尾は……

 

小悪魔 「おはようございます~」

パチュリー 「小悪魔ったら速いのよ……」

 

 皆次々と食堂に集まってくる

 

皆頼 「あ、二人ともおはよう」

レミリア 「これで皆揃ったことだし、朝食にしますか」

咲夜 「はい、そうですね」

 

 俺以外はもうみんな席についている

 いつの間に…… 速すぎるだろ

 と思いつつ、俺は席に腰を掛ける

 

レミリア 「じゃあ、食べようか」

皆頼 「ああ、そうだな じゃあ……」

一同 「いただきます!」

 

 

~~~~

 

レミリア 「……ふぅ 美味しかったわ」

パチュリー 「ええ、いつも通りのおいしさね

       ということで、私達は図書館に戻ってるわね

       ほら、いくわよこあ」

小悪魔 「わかりました~」

 

 そういいながら小悪魔とパチュリーは図書館に戻っていく

 

皆頼 「う~ん…… とりあえずみんなに挨拶してきた方がいいかな?」

レミリア 「その方がいいわね 面識ある方が戦いやすいでしょ

      まあ話を信じてくれるとは限らないけどね」

皆頼 「……まあ、それもそうだが

    とりあえず挨拶に行ってこようかな」

レミリア 「ええ、わかったわ

      でもさすがに一人は危険だから咲夜と一緒に行ってらっしゃい」

皆頼 「ああ、元からそのつもりだ」

レミリア 「てことで、咲夜頼んだわよ」

咲夜 「はい、了解しました」

 

 ということで、俺は急いで準備をする

 できるだけ余計なものは持って行かないほうがいいとも考えたが、特に重くもないので結局持っていくことにした

 まあ、特に何もしないと思うが

 

 というかそれより俺は地霊殿などのほうが気になる

 まあ、今の俺が行くと多分けがを負う気がするからいけないけれど

 

咲夜 「用意できましたか?」

 

 咲夜がドアの向こう側から話しかけてくる

 開けて話せばいいのに まあ、俺もわざわざ開けるのは面倒くさいのだが

 

皆頼 「ああ、出来ている 少し待ってくれ」

 

 俺は最低限の荷物の確認だけしてドアを開ける

 そしてそのまま二人で玄関へと向かっていく

 

咲夜 「1日で全て周れますかね?」

皆頼 「まあ、大丈夫だろう きっと」

咲夜 「まあ周れるならいいんですけど……」

 

 とまあ、そんなことを話しているうちに、玄関の前まで着く

 

咲夜 「では、行ってまいります」

レミリア 「ああ、まあ楽しんで来い」

皆頼 「まあ死ななければいいか」

レミリア 「お前は基準がおかしい」

 

 これには咲夜も苦笑している

 

皆頼 「じゃあ、行ってきます」

レミリア 「ああ、行ってらっしゃい」

 

 俺は玄関のドアを開ける

 そこからはまぶしい外の光が差し込んでいた

 

 

 

皆頼 「さて…… 出たはいいもののどこから行くか」

咲夜 「任せますけどあまり無茶なところは行かないでくださいね?」

皆頼 「ああ、もちろん とりあえず香霖堂にでも寄って考えるか」

 

 もしかしたら魔理沙もいるかもな

 まあその方がこちらの都合的にはいいかな

 

 ……やっぱり空を飛べるのはいいな

 前とは断然かかる時間が違う でも戦闘時はまだ安定しなさそうだからまた練習しないとだな

 

 ~~~~10分後~~~~

 

皆頼 「というか順番的に魔理沙のほう最初に行った方がよさそうだな」

咲夜 「確かにそうですけど…… なんで場所まで正確に把握しているのですか?」

 

 二人は話しながら高度を下げていく

 そして二人は魔理沙の家の少し(500メートル位?)前のところで着地する

 

皆頼 「ハハハ…… それは言えない秘密というものなのだよ」

咲夜 「そうですか……」

 

 ……これは過去になんかあったのでしょうね

少なくとも前に1度はここに来たことがあるはずですよ

 

 って…… うん?

 そうしながら歩いていくと、周りが闇に包まれていく

 そして瞬く間に周りは真っ暗になってしまう

 しかし近くに皆頼がいるため迂闊に全方位に攻撃などもできない

 

咲夜 「皆頼さん!? 大丈夫ですか!?」

皆頼 「え……? うん? 何がだ?」

咲夜 「何がだ? って皆頼さん気づいてない!?」

 

 しかし、そんなはずはない

 この効果は明らかにこの近く全体にかかっているはずだ

 ならばなぜ皆頼は気づいていないのだろうか?

 ……まさか効果を受けていない……?

 

皆頼 「というかお前もここで何してるんだ? ……誰だか知らんが」

?? 「えぇ……? なんでぇ……?」

咲夜 「この声は…… ルーミアでしょ!?

    早くこの効果をなくしなさい! じゃないとまた前と同じようになるわよ!」

ルーミア? 「……もう、仕方ないなぁ

       まさか咲夜も付いているなんてね 完全に計算外だったわ」

皆頼 「お前は誰だ? 俺は皆頼 鏡 という」

 

 俺の目の前にいるのは目が赤く髪は黄色の低身長の女の子だ

 恐らく種族は妖怪だろう

 白黒の洋服を身につけ、スカートはロングだ

 左側頭部に赤いリボンのようなものをつけている

 ……御札か? あれは

 

ルーミア 「私はルーミア ……なんで私の姿が見えていたのよ

      この辺りは闇に包んだはずだから見えないはずなのだけれど……」

皆頼 「は? 何言ってるんだ? 完全に見えていたじゃないか」

咲夜 「ええ……?」

ルーミア 「…………あなた自分の能力を把握しきれていないわね

      それかまだ分からないけどそれが表に出始めているのか

      まあ、あらかた相手の効果を受けないとかかしら? 今のだけだったらね」

皆頼 「……まあ、とりあえずことは収まったし、通らせてもらうぜ」

ルーミア 「う~~ん…… あ、そうだ!

      そうせならあなた、私と勝負しなさい!」

咲夜 「またそういって人を食べるような真似を起こすのでしょう?」

 

 ……人を……食べるだって? ……恐ろしいなおい

 

ルーミア 「そんなことしたら咲夜に殺されるでしょう……

      私は単純に勝負を楽しみたいだけ もちろんその男とね」

咲夜 「……あなたはいいの?」

皆頼 「……まあ、いいぜ 楽しそうだしな」

咲夜 「あら…… そう…… じゃあ、死なない程度によろしくね

    まあそんなことあれば私がすぐ何とかするけど」

皆頼 「おう! しっかり見ておけ!」

 

タイムリミットまで…… 残り30日4時間(現在8月6日11時)

 

 




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