完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト 「どうも皆さんこんにちは カイトです」
ライト 「え……? あ、ライトです、こんにちは……」
カイト 「あ、初見の方は初めましてです」
ライト 「え、お前にしては早くない?」
カイト 「流石にこの更新ペースじゃやばいと感じたので、今回から投稿ペースを上げ     ます!」
ライト 「マジかよ!?」
カイト 「と、いうことで尺も稼げたので……

カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」



26話 2回目の幻想郷巡り③ 記憶のある者

26話 

ルーミア 「なめるんじゃないわよ! 闇符「ダークサイドオブザムーン」!」

 

 これは自身の姿を闇に隠して赤弾を拡散させた後、一瞬だけ姿を現して全方位に黄色弾を放つ技である

 また、ダークサイド=忌まわしい方 ということで、地球に向いてないほうの面、「月の裏面」 という意味もあるのだろう

 

霊夢 「ふん、こんな甘い弾幕、通用するわけないじゃない!」

 

 そう、この弾幕は大弾にさえ気を付けていれば簡単によけることができる

 (まあ、第1面のボスだし多少わな……)

 

霊夢 「少しは手加減してあげるわよ

    じりじりと追い詰めてあげるわ」

ルーミア 「格が違う…… クッソ…… 夜符「ミッドナイトバード」!」

 

 その瞬間霊夢に無数の緑色の弾幕が襲い掛かる

 だが、それさえも霊夢はいとも簡単によけてしまう

 まあ、これもタイミングを見て右側に少し移動するだけでよけられる

 見ている側は難しく見えるが、黄色の大きな弾幕も、自機の方向には飛んでこない

 (よくわからなかったらググって頂戴♪)

 しかしこれも霊夢にとっては弱すぎる

 

霊夢 「じゃあ、次はこっちの番よね?」

ルーミア 「え……」

霊夢 「夢符「封魔陣」!」

 

 その瞬間無数のお札と少しのクナイ状の弾幕が発射される

 その隙間はないようなもので、じりじりと追い詰められていく

 また、その無数のお札も少しずつ移動しているため、1度当たったらかなりの傷を負うことになるだろう

 だが、ルーミアはすでに疲労しており、少々の傷もおっているため、これをよけることができなかった

 

ルーミア 「く……そ……」

 

 ルーミアは続けていくつかの弾幕に被弾

 かなりのけがを負うことになってしまった

 

霊夢 「これでこの異変も解決ね」

ルーミア 「……もともとあなたたちが悪いんじゃない」

霊夢 「……どういうことよ」

ルーミア 「人間と妖怪は共存しているのだから、少しくらい気にかけるべきなのよ

      もちろんすべての妖怪なんて言ったらきりがないかもしれない

      でも私たちはそうしないと生きていけないのよ

      ……まあ、アリスとかその辺は別かもしれないけどね

      私だって好きで人喰ってるんじゃないわよ

      それなのに人間たちは私たちをのけ者にする……」

霊夢「だってあなたいくら食べても足りないって……」

ルーミア 「そういいますけどねぇ!? 私を幽々子さんと一緒にするんじゃないわ       よ!

      こっちは朝昼晩すらまともに食べれてないのよ!

      別に多いといっても、人間より少しばかし多いだけよ……

      ああ、もう嫌になっちゃう! この怒り、あなたにぶつけるとするわ!」

霊夢 「ええ…… この子も学習しないわねぇ……」

 

(ここからオリジナルスペルカード入ります)

 

ルーミア 「闇符「闇に混じりて」!」

霊夢 「チッ 周りが真っ暗に……」

 

 ルーミアが能力を使用する

 だがもちろんその能力は自分にも跳ね返る

 

 そしてこの弾幕はあまり多くないものの、自機狙いの弾が入っているうえに、黒色なので、とても分かりにくい

 さらに0.5秒ごと、120方向に1個ずつ黒い弾が発射される

 立体的な奥行きは3度ごとになっている

 

霊夢 「また、面倒くさいもの作りやがって……

   変に焦ってケガするのも嫌だしここは慎重に行きましょうか……」

 

 といい、細かい微調整をしながらとても慎重によけている

 幸い霊夢は視力がいいので、ある程度の距離なら把握することができる

 そして30秒ほどが経ち、スペルカードが終了する

 

霊夢 「なら、次はこっちね」

 

 そういい終わる前に、ルーミアがスペルカードを発する

 

ルーミア 「「光符 雷(イカヅチ)」!」

 

 そういい終わるとすぐに霊夢もスペルカード宣言をする

 

霊夢 「霊符「夢想封印」!」

 

 このスペルカードを発すると同時に、霊夢から色とりどりの大き目な光弾が次々と飛び出しては相手めがけて飛んでいき、当たると同時に炸裂する

 そのせいでルーミアのスペルカードは始まることなく終わってしまった

 

 ~~~~~~~~

 

ルーミア 「という感じよ あ、今は適当にご飯もらってるから」

皆頼 「……なんか悲しいな」

魔理沙 「よく話す気になったと思うぜ」

ルーミア 「あなたが勧めたんじゃなかったかしら?」

魔理沙 「さあな? 記憶にないぜ」

ルーミア 「……まったく、あなたって人はねぇ……」

咲夜 「ただいま戻りましたよ」

皆頼 「あ、お疲れ様」

魔理沙 「……まあ、また奪ってくればいいか(ボソッ)」

皆頼 「聞こえてるぞ魔理沙」

魔理沙 「……地獄耳かよ……」

 

 結局そういうことで、魔理沙の家を出て、香霖堂に向かうこととなった

 

移動中……

 

レミリア 「妖精メイドさん、紅茶を入れてくれないかしら?」

妖精メイド 「♪♪♪」

パチュリー 「こあ、その次はこれお願いね」

小悪魔 (……まあ、パチュリー様がやるよりはましか……)

 

 

こーりん 「やあ、久しぶりだね」

皆頼 「……は?」

咲夜 「……お知合いですか?」

こーりん 「あれ? 前に見た覚えがあるのだけれど……

      皆頼君……じゃなかったかな?」

皆頼 「……お前、今日がいつかわかるか?」

こーりん 「え? 今日は9月…… ……あれ?」

皆頼 「……お前も覚えているのか……」

こーりん 「……まあいい、とりあえず奥に来るかい?

      1度も見せていなかったからね」

皆頼 「ああ、そうさせてもらおうかな

    ……ああ、それと咲夜」

咲夜 「はい、何でしょうか?」

皆頼 「少しだけ店内で待っていてもらってもいいか?」

咲夜 「え…… まあ、いいですけど……」

皆頼 「ああ、ありがとう」

 

 そうして皆頼は店内へと入っていく

 店内へはカウンターから行くことができ、角度によっては少し見える

 また、奥には倉庫もあり、いろいろなものが保管されている

 う~ん…… 倉庫にあるものの量が半端じゃないな

 まあ、売れ残りとか、売りたくないものとかなのだろうけど、何か欲しそうなものもちらほら見えるなぁ……

 売ってくれればいいのに……

 

こーりん 「ずいぶん興味があるようだね」

皆頼 「ああ、まあな」

こーりん 「まあ、それはともかく、これはいったいどういうことなんだ?」

皆頼 「……さあ……」

こーりん 「特に俺は事情を知らなかったからな……

      いつも外に出ることないし……」

皆頼 「俺もなにがなんだかわかってないんだけどな……

 

 そう言って、皆頼は自分の知っていることを事実として淡々と述べた

 たまにこーりんが驚いたような表情をしていたが、それも当たり前だろう

 ただ、その表情の中には、とてつもない冷静さと状況判断能力、そして人を信じることのできる純粋な気持ちがあった

 

こーりん 「なるほど…… 君はその原因をどう考えているんだい?」

皆頼 「信じれるのか!?」

こーりん 「……まあ、正直あり得ない話だけれど、今の状態ではそれを見た君が1番信用      できるんだよ

      あくまでここは幻想郷、普通の世界とは違うんだ」

 

 皆頼は少し心が軽くなるのを感じた

 やはり、自分の考えを完全に信じてくれる人がいてくれたのが大きいのだろう

 

皆頼 「俺は、この原因を、一つ、 咲夜や俺などが死に、この世界が崩れたこと

             二つ、 何者かの能力によって時間を巻き戻したか

                                と考えている」

こーりん 「まあ、普通に考えれば、2の方があり得やすいよね この世界ならばな 

      でもその場合、僕たちの記憶が残っている理由がわからない 

      なら、1のほうがあり得るかな?」

皆頼 「ちなみにお前、その巻き戻った日は何をしていた?」

こーりん 「多分別の世界に行って…………こ れ だ」

皆頼 「……でも俺は?」

こーりん 「知らんな」

皆頼 「What!?」

こーりん 「というのは冗談だけど、実際わからないよね

      ……というか、もうそろそろ30分たつし、話は今度、できるだけ早めにしよ

      う」

皆頼 「……ああ、そうだな」

 

 そういって俺は咲夜のもとへと行く

 

咲夜 「何の話をしていたのですか?」

皆頼 「う~ん…… まあ、秘密で」

咲夜 「むぅ…… まあ、また今度話してくださいね」

皆頼 「ああ」

咲夜 「それと、この銃、よくないですか?」

皆頼 「う~ん……」

 

 俺はそこまで銃とかのこと知らねえからな……

 まあ、1つ気になることといえば、この銃が普通の弾なのかということだな

 

咲夜 「それは、霊力を使うんですよ

    霊力を弾にして打つんです」

 

 声に出てた(笑)

 まあ、いいか 大したことじゃないし

 

皆頼 「ふ~ん…… まあ、咲夜がおすすめするなら買ってみようかな」

 

 そういって俺はサクッと会計をすます

 その際、俺はこーりんと目が合ったような気がした

 

咲夜 「さて、次はどこに行きましょうかね?」

 

残り30日と1時間半 (8月6日 13時半)

 

 

 




ちょっといろいろあるんすよ……

後、次の話は通常話じゃないぜ!!!!!!!!!!(これ重要)

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