完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト 「二話目でーす!」
ライト 「ふむ、連日投稿したのは褒めてやる」
カイト 「はい、とりあえず、話すことも特にないので
カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」


第2話 紅魔館に行こう!

皆頼 「ふぁぁ~~」

 

 さてと・・・・って、もう7時か 

 

皆頼 「もう起きられるのかな?」

永琳「ええ、少し動きづらいかもしれないけどね」

皆頼 「よっと・・・・」

 

 まあ、一応動けはするのだが、かなりよろけるな

 

永琳 「肩かそうか?」

皆頼 「ああ、よろしく頼む」

 

 こういう時の気遣いはほんとに助かる

 現実じゃあ、こんな人いないんじゃないか?

 

永琳 「そういえば、あなたはこの永遠亭に残るの?」

皆頼 「ああ、そうさせてもらうよ」

永琳 「ええ、わかったわ」

 

 まあ、ここはいいところだからな

 男をまだ一人も見かけていないのがあれだがな

 

皆頼 「よっと、ありがとうな」

 

 そう言って俺は椅子に腰を掛ける

 

永琳 「いいのいいの」

鈴仙 「ああ、おはようございます 皆頼さん」

皆頼 「ああ、おはよう・・・・それで、その人は?」

 

 鈴仙の後ろにはまだ寝ぼけている、一人の女性がいた

 

輝夜 「ああ、私は 蓬莱山 輝夜よ よろしくね」

皆頼 「ああ、俺は皆頼だ よろしくな」

 

 それにしてもここは特殊な名前の人が多いな まあ、何とも言えないのだが・・・・

 

皆頼 「おお、美味しそうな飯だな」

鈴仙 「ありがとうございます」

皆頼 「おお、鈴仙が作ったのか、ありがとう」

鈴仙 「いえいえ」

皆頼 「じゃあ、食べるか」

全員 「いただきます!」

 

 ん、美味しい・・・・

 むしゃむしゃ・・・・

 

全員 「ごちそうさまでした!」

 

 あ~~ 美味かった

 

皆頼 「あ、手伝うよ」

鈴仙 「え、でも・・・・」

皆頼 「いいからいいから」

 

 もう、俺の手足はほとんど普通に動かせるから問題ない

 

鈴仙 「すみません・・・・」

 

 5分ほど片づけをしていると永琳が話しかけてきた

 

永琳 「ああそう、言い忘れてたんだけど紅魔館に行くの延期になったから」

皆頼 「あ、分かりました」

永琳「ちょっとこっちの都合で申し訳ないんだけどね」

 

 よかったのか悪かったのか・・・・

 まあ、今は片づけに集中することにしよう

 

30分後・・・・

 

皆頼 「ふ~~~ 終わった~~~」

鈴仙 「ありがとうございます」

皆頼 「いいのいいの」

輝夜 「あ、皆頼どうせひまでしょ?

    ちょっとついて来なさい」

 

 輝夜はそう言うと俺の服の袖をグイグイと引っぱっていく

 

皆頼 「ちょ・・・・」

 

 連れてこられた部屋にはたくさんゲームが置かれていた

 これは・・・・ニートとみた

 

皆頼 「すごい量ですね・・・・」

輝夜 「あなたにはこれで戦ってもらうわ!」

皆頼 「な・・・・これは・・・・」

輝夜 「そうよ、ぷ○ぷ○ よ」

皆頼 「ほう、これなら得意だぞ!」

 

 そう言って俺はゲームを始めた

 

 20分後・・・・

 

皆頼 「・・・・勝てない・・・・」

輝夜 「まあ、こんなもんね」

 

 いや、強すぎるだろ・・・・

 

永琳 「あ、暇ならこっち手伝ってくれない?」

皆頼 「あ、はい、分かりました」

 

 そう言って俺は診察室? に入っていく

 

皆頼 「うわぁ・・・・薬がいっぱい・・・・」

永琳 「まあ、そうね あなたは薬をとったりしてくれる?」

皆頼 「あ、はい」

 

 少しして・・・・

 

永琳 「さて、午前は終わりね」

皆頼 「お疲れ様です」

永琳 「じゃあ、お昼が終わったら紅魔館に行ってもらうわ」

皆頼 「あ、分かりました」

鈴仙 「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

 

遠くから鈴仙の叫び声が聞こえた

 

皆頼 「!? なにがあった!」

 

 そう言って俺は鈴仙のところまで走る

 そこにいたのは罠にはまった鈴仙だった

 

兎 「うっさっさっさ」

永琳 「こら~~~~! てゐ!」

 

 てゐっていうのか これをやったのは

 

鈴仙 「く・・・・」

皆頼 「大丈夫ですか?」

 

 そう言いながら俺は鈴仙を罠から外す

 

鈴仙 「ありがとうございます・・・・」

皆頼 「いえいえ」

 

 そうしているとてゐを捕獲した永琳が戻ってきた

 

皆頼 「あ、永琳さん、お疲れ様です!」

永琳 「はいはい、とりあえずてゐは後でこの薬を飲んでもらうから」

皆頼 「うっわ・・・・」

 

 永琳が持っていた薬はいかにも危なそうなやつだった

 

永琳「あなたも飲む?」

皆頼 「全力で拒否させていただきます」

永琳 「そう、残念ね」

 

 残念? 冗談じゃない まだ俺は死にたくないんだよ

 

皆頼 「とりあえず、昼食食べないか?」

永琳 「ええ、そうしましょう」

 

 そうして俺たちは昼食を済ませた

 

鈴仙 「紅魔館までは私がご案内します」

皆頼 「ああ、よろしくな、鈴仙」

 

 俺はすぐに荷物をまとめた

 

永琳 「じゃあ、また会いましょう」

皆頼 「ああ、またな」

 

 そう言って俺は永遠亭を出た

 

鈴仙 「紅魔館までは1時間くらいかかるので人里で休憩して行きましょう」

皆頼 「ああ、その辺は任せるよ」

鈴仙 「わかりました」

 

 歩いていると、俺の頭に新たな疑問が生まれた

 

皆頼 「なあ、ここのお金ってどんな感じなんだ?」

鈴仙 「どういう感じ?」

皆頼 「ああ、1円って何円だ?」

鈴仙 「ああ、そういうことですね、ここの世界では1円が1万円になっています」

皆頼 「そうか、ありがとう」

 

 え~と、今あるのは・・・・約3000円か

 

皆頼 「お?ここは?」

 

 20分くらい歩いているとにぎやかなところに出た

 

鈴仙 「ここは人里ですね 何か食べていきますか?」

皆頼 「ああ、団子でも食べていくかな」

鈴仙 「わかりました」

 

 3分くらい歩くと団子屋についた

 

店主 「いらっしゃい、どのくらい買っていくかい?」

皆頼 「じゃあ、2本で」

鈴仙 「あ、でも・・・・」

皆頼 「ああ、いいのいいの」

店主 「2本ね、あいよ」

 

 そう言うと店主は団子を持ってきた

 

店主 「え~と、16銭だね」

皆頼 「はい」

店主 「まいどあり~~~」

鈴仙 「すいません・・・・私の分まで・・・・」

皆頼 「いいのいいの」

 

 いや、こんなにお金あっても困るし・・・・

 

鈴仙 「すみません・・・・」

 

 10分後・・・・

 

鈴仙 「では、いきますか」

皆頼 「ああ、よろしくな」

 

 そして歩くこと30分・・・・

 

皆頼 「何この真っ赤な館・・・・」

 




カイト 「はい、ここまでですね」
ライト 「ふむ・・・・頑張れよ」
カイト 「はい・・・・では、次回も

カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」

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