完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト「どうも~みなさん~こんにちわ~ カイトです~」
ライト「おう、ライトだぜ」
カイト「多分そろそろ風邪ひきますね」
ライト「なんかそんな気がする」
カイト「まあ、その時は小説書くの厳しいかも」
ライト「書き貯めとか特にしてないしな」
カイト「まあ今年比較的暖かいけど」
ライト「じゃ、そゆことで」
カイト「ゆっくりしていってね!!!」
    


30話 戦いの準備

30話

 

チルノ「さて、あたいから行かせてもらうぞ!

    雹符「ヘイルストーム」!

 

 あたいから行くも何も、今回は耐久を目的としてるからずっとお前のターンなのだが

 と、考えている間に次々と弾幕が飛んでくる

 チルノの中心から竜巻のように弾幕が飛んでくる

 雨霰(あめあられ)だな

 まあ何とかよけてはいるが、今のところ安置などは発見できない

 たまに右から来た弾幕をよけて左前に移動すると左からくる弾幕にあたりそうになる

 これ、上から見たらきれいそうだなぁ

 

チルノ「なぜ当たらない!?

    ほかの妖精とかだったらこれで十分なのに……」

皆頼「ほかの妖精とも戦っているのかよ……」

チルノ「まあ、そんなこと言ってられるのも今のうち

    霜符「フロストコラムス」!

 

 その瞬間青い針状の弾幕と薄黄色の針状弾幕が繰り出される

 青い弾幕が周りに広がり、ゆっくりと落ちてくる

 それを俺は慎重にかわしていく

 そこにさらに薄黄色の弾幕が5連続、横に広がったものが落ちてくる

 その中には縦に広がったものもある

 また、それを余裕をもってかわすと、二つの弾幕がなかなかの勢いで落ちてくる

 周りにはゆっくりと落ちてくる青い弾幕

 例えるなら雪とつららだな

 まあそんなゆっくりと鑑賞している暇はない

 俺はゆっくりと落ちてくる雪弾幕に気を付けながら勢いよくつらら弾幕を横にかわす

 青の行動を何回か繰り返していくうちにスペルカードは終わっていた

 

チルノ「あなた落ち着きすぎじゃない?」

皆頼「ガチトーンじゃねえか、いきなりどうした」

チルノ「最近来た人とは思えないのだけれど」

皆頼「驚きで普通に言語が喋れてるの笑う

   いつも驚いていれば頭いいのに」

チルノ「お、あたいを馬鹿にしたな?」

皆頼「いいから早く来いよ」

チルノ「食事も弾幕も前菜から

    あたいの弾幕はまだこんなもんじゃない」

皆頼「はいはい、焦らないでゆっくり食べますよ」

チルノ「氷符「アルティメットブリザード」!」

 

 またも青い弾幕

 まあ、イメージ通りと言えばそうだが

 おっと、横からもあるのか

 上からの弾幕は青い弾幕、横からの弾幕は水色だが、少し大きいように感じる

 というか、大きい しかも右からも左からも来ている

 だが、上からの弾幕にはかなりの隙があるから、上に登っていくようにすればいいか

 なんか鯉が滝を上がっている様子みたいだな

 というか、そろそろ攻撃しようか?

 と思ったところで攻撃がやむ

 

チルノ「さて、メインディッシュと行こうかしらね?」

皆頼「まだ早いんじゃないか? というか俺の弾幕も味わってもらうぜ?

   そろそろ、反撃開始だ」

チルノ「あたいだって負けない!」

皆頼「ふん、言ってろ 反符『広がる波紋』

チルノ「氷王「フロストキング」!

 

 2人がほとんど同時にスペルカードを発する

 その直後、チルノの左右に何やら氷の塊?のようなものが出てくる

 って、速すぎないですかぁ!?

 恐ろしいスピードで曲線を描くように青い針状の弾幕が迫ってくる

 右、いや、よける暇がない!

 パン! パンパンパン!

 その場で銃声が鳴り響く

 その霊力弾は青い弾幕をかき消し、チルノへと向かっていく

 ただ…… まあ躱されるでしょうな

 

皆頼「こんな形で初お披露目とはなぁ」

チルノ「チっ…… 初見だから1発くらいは食らってくれても……」

 

 まあ1回見てしまえば余裕

 同じ要領で難なく交わしていく

 だが、チルノも弾幕にかかる様子はない

 

皆頼「お前がこんなスペルカード出してくるとは思わなかったよ」

チルノ「また馬鹿にしたな!?」

皆頼「知らん 綺符 『四回の危機』!

チルノ「こっちだって! 氷符「パーフェクトグレーシェリスト」!」

 

 先に発したのは皆頼

 まずは青い弾幕がチルノを襲う ……はずだったんだけどなぁ……

 その弾幕の殆どは相殺

 さらに、チルノの弾幕が来る

 水色の自機狙い てか速!

 さらに5つ横に並んだ青い弾幕がランダムで繰り出されている

 しかも速度が速いため1瞬の油断が命取りだ

 よし、1セットは耐えた

 後はこれを繰り返すだけ  しかも、俺の弾幕が3段階目に入った

 かかってこい! と思ったがもう俺の弾幕が殆どのチルノの弾幕を相殺、いやかき消していたためあまり俺に弾幕は飛んでこない

 

チルノ「クっ」

 

 よし、右足部分にあたったな

 しかも弾幕が4段階目に入った(よくわからなかったら設定資料読んで)

 ただ、これはほぼ相殺されたか

 これで両者のスペルカードが終わった

 

チルノ「まだまだ…… 凍符「パーフェクトフリーズ」!

 

 と、あぶねえ

 これは……? ランダムでいろいろな色の弾幕だなぁ

 綺麗だわぁ……

 って、止まった?

 と思ったらチルノからすごいスピードで青い弾幕が出てくる(5方向)

 危なっ!!!

 もう少し右にいたらあたっていた……

 とそんな思いもつかの間、さっき止まっていた弾幕が動き出す

 これもランダムだな

 右からも左からも……

 

皆頼「なかなかやるじゃねえか」

チルノ「早く当たりなさいよ!」

皆頼「そんな無茶な」

 

 そう言ってる間にも弾幕は動き続ける

 さて、こっちもだな

 

皆頼「銃符『暴発』! 標的 チルノ! 範囲2m!

 

 そして皆頼はチルノめがけて銃を何発も打つ

 そしてチルノの近く、2メートル以内(1部説明あり)にはいると……

 ボン! 爆発のような音がする

 そして8方向にはじけるようにして銃弾が飛ぶ

 今皆頼がうった銃弾は12発

 そのうち2メートル以内(1部説明あり)に入ったのは11発

 つまりチルノの近く2メートル以内から88発の銃弾が……

 

チルノ「はぁ!?」

 

 チルノも70発くらいは相殺したか……

 だが、チルノが何か所かに被弾し、そのまま戦闘は終了した

 

皆頼「おー 大丈夫か?」

チルノ「なんだ今の……

    というかあれが永遠に続いたらよけるの無理じゃない?」

皆頼「いや、制限はある

   効果時間は20秒以内

   また、この効果以外には銃弾に特質を付与できない

   このスペルカードを使った後、1回範囲内に銃弾が入るごとにこの効果が発動する範囲が10cmずつ小さくなる

 つまり、最大効果が発動するのは20発までということだな」

チルノ「へぇ~…… まあいいや 金平糖頂戴」

皆頼「はいはい……」

 

~~

 で、この戦闘が終わった後の話だが、また2週間ほど実戦練習を踏まえた特訓をした

 そして気づけば当日になっていた……

                                     ~~

 

咲夜「あ、おはようございます」

皆頼「ああ、おはよう」

 

 この幻想郷に来てからも朝早く起きるのは全く変わっていない

 ……それと一緒に朝ご飯を作るのも

 これが明日も続けばいいもんだが……

 

 

~~~~

 

レミリア「じゃあ、いただこうか」

一同「いただきます」

 

 と、いつも通りの朝ご飯を済ませる

 だが、瞬獣を信じてくれている人はいない

 レミリアは信じてくれているが、昼間だからどうもできない

 また、レミリアがみんなに言ったところで信じる人はいない

 まあ、それもそうだ

 いきなり来た奴が瞬獣が来る なんて言って信じる方がどうかしている

 

一同「ごちそうさまでした」

 

 一応咲夜はついてきてくれることになっているが、それも幻想郷観光 という名目での話だ

 

~~昼ごはん後~~

 

 武器の調整も済んだ

 後は、何とか耐えるだけだ

 もちろん最初から倒すことなんて考えていない

 これを見たやつが霊夢やらを呼んで倒してくれるまで耐えるしかない

 そのための練習だ まあ、倒せるならそれに越したことはないが

 

 

~~~~

 

皆頼「それじゃ、ちょっと行ってくるわ」

レミリア「ええ……よろしくね」

咲夜「では、行ってきます」

 

 そして紅魔館の玄関の門を開ける

 空はとても青く、雲一つない晴天だった

 ……まるで、正反対だな

 

             残り2時間半(9月5日 1時)

 




戦闘シーンの時はさらさらかけるのに日常シーン全然かけへんのやけど
(戦闘シーンがしっかりと書けているかは別として)
これリア充シーンとかどうするか……

あ、読んでいただきありがとうございます!
次回も、ゆっくりしていってね!!!

追記:質問はメッセージで受け付けています
   また、イラストを書いていただけたら嬉し(殴

ライト「ちょっと眠ってろお前」
カイト「こっわ……」

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