完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト「あけましておめでとうございます」
ライト「お前冬眠でもしてたの?
    今日1月8日だよ?」
カイト「amamoに言って」
アマモ「しょうがねえだろうが!
    正月くらいゆっくりさせろよ!」
ライト「いやもう正月終わってます
    しかも前回の投稿から3週間以上たってるし」
アマモ「いや本当次は2週間以内に出すんで許してください」
カイト「まあ正月休みってことで許してあげなよ」
ライト「……まあお前がいいならいいけどよ」
アマモ「カイトさんマジ天使……」

カイト「あ、本編どうぞ!」

追記 あけましておめでとうございます
   今年もこんなですがよろしくお願いします
   それと次回からは2週間投稿に戻しますのでどうかお許しを……

追記2 書き始めてもう1年


第5章 次の決戦に向けて
32話 一時の休息と能力開花!?


32話

 

永琳「大丈夫よ 命に別状はないわ

   骨折とかもないし、疲労かしらね? 少しすれば起きるんじゃない?」

咲夜「ふぅ…… ならよかったです」

優曇華「でもまさか本当に来るとは……」

永琳「何かあっても何とかなるだろうっていう考えが悪かったわね

   ま、何とかなってよかったわ」

咲夜「本当ですよ……

   ……で、そこの記者さんは聞きたいことがあるの?」

文「あらら…… ばれちゃいましたか……」

永琳「ばれるも何も何か事件があればすぐそこにいるのだからねぇ……」

文「ばれちゃったなら仕方ない

  その時のことについて詳しく教えていただけませんか?」

咲夜「う~ん…… まあいいのですけれど……」

文「けれど?」

咲夜「どうせなら皆頼さんから聞いて下さい」

文「……なぜ?」

咲夜「聞けばわかりますよ」

永琳「まあ聞く前にもう号外は配ってるんでしょうけどね」

文「まあそうですけど、あれだけだとまだ内容が薄いので明日の新聞に詳しく乗せるつもりですよ」

 

~~少しした後~~

皆頼「…………ぅぅ……」

永琳「あ、おはよう そしてお疲れ」

皆頼「……永琳……?」

優曇華「ここは永遠亭ですよ」

皆頼「……咲夜……は?」

永琳「大丈夫、向こうの部屋にいるわ

   それより体調は大丈夫? 何か異常はない?」

皆頼「……ん……特にない……」

優曇華「まだ寝ていたいようでしたら寝ていても大丈夫ですよ?」

皆頼「大丈夫……」

 

 そういい皆頼は起き上がる

 

 ああ……終わったのか……

 とりあえず…… どうせいるのであろう記者の質問に答えなきゃなぁ……

 

永琳「動くのはいいけどあまり過度な運動はまだ控えておいてね

   まだ完全回復したわけではないと思うから」

皆頼「了解 じゃあ、とりあえず咲夜のいる場所を教えてくれ」

優曇華「了解でっす」

永琳「じゃあ、とりあえず後は任せるわね 優曇華」

優曇華「はい、わかりました」

 

 

咲夜「あ、体大丈夫ですか?」

皆頼「ああ、一応は大丈夫ですよ

   で、そこの目を輝かせている烏相手をする必要がありそうだな」

文「時間はまだまだあるのでたっぷりとお話を聞かせてもらいますよ?」

 

 そうして俺は事の一部始終を話した

 もちろん謎の力の発動のことも

 そして烏の号外を見て来た霊夢も加えて状況を話していたら気づけば30分がたっていた

 

霊夢「それは悪いことをしてしまったわねぇ……」

皆頼「大丈夫大丈夫 信じる方がおかしいと思うから」

咲夜「レミリアお嬢様が泣きますよ」

皆頼「あいつは例外」

文「あ、じゃあとりあえず私はお暇します

  記事の作成に取り掛かるので」

皆頼「あ、頑張れよ 後盛りすぎない程度に頼むわ」

文「別に盛ったことは1度もないんですけどね……」

 

 といいつつ去っていく記者

 

霊夢「ふぅ…… で、そのあなたの言う「謎の力」のことだけどさ」

皆頼「ああ」

霊夢「それ、能力なんじゃないの?」

咲夜「私もそんな気がします

   この間の戦闘でも、ルーミアの闇の効果を打ち消していましたしね」

霊夢「打ち消す?」

咲夜「う~ん……なんていうのでしょうか

ルーミアは、その闇の効果をしっかりと受けているのですが、皆頼はそれを受けていないのですよね

それで、今回敵の弾幕を跳ね返した……

そしてその時には銀色の四角い物体……?」

霊夢「ちょっと何言ってるかわからないわね」

皆頼「まあ自分でもよく分かってないのだからな」

咲夜「というかその時はその「闇に包まれている」ということすらわかっていなかったですね」

霊夢「……???」

皆頼「まあわからないならいいんだけどさ」

霊夢「…………銀……その四角い物体って厚さはあった?」

皆頼「う~ん…… あまり良く覚えていなかったけど薄かったと思うよ」

霊夢「で、あなたは1度時間を巻き戻ってきている

   でももしそれが巻き戻っていたわけではないとしたら?」

皆頼「……どういうことだ?」

咲夜「別世界にいて、その時はこちらの時間が止まっていたと?」

霊夢「その可能性も一概には否定できないわよね

この世界によく似たもう1つの世界があった場合、まずその時が戻ったという謎は解ける

まあなぜ生きてこっちの世界にいたのかは不明だけれども

そして、闇に包まれていた時、皆頼が危機を察して別世界に逃げ込む

そうすればその闇が見えていないという謎も回避される

で、その場合の能力としては自分だけの世界を作り上げ、現実とを行き来できる能力

これならいくらでもやり直しは可能よね

その場合本人の能力の侵入を禁止して、本人の侵入だけ許可した という形になるわね」

皆頼「もう少しわかりやすく言ってくれ」

霊夢「要はあなたが細かいことまで支配できる別世界がある

   そしてその能力で敵の能力の効果を打ち消した という感じ?

   でもそれだと銀色の物体の謎が解けないけれどね」

皆頼「想像力の塊」

咲夜「ただ別世界という点は間違ってなさそうですよね

   その別世界がどういうものかがわかれば……」

皆頼「まあいい、ゆっくり考えるわ

   とりあえず時間がもう6時まわってるから帰ろうぜ?」

咲夜「もうそんな時間……?」

霊夢「これは咲夜終わったかしら?」

咲夜「まあ戦闘してたから……

   ……帰りに食材買っていきます……」

皆頼「じゃ、そういうことで」

永琳「体には気を付けてね」

霊夢「じゃあまたね」

 

 

 

咲夜「ふぅ……」

皆頼「これで買うものは全部か?」

咲夜「はい、別に一緒に来なくてもよかったのに……」

皆頼「別に邪魔ではないだろ?」

咲夜「ええ、むしろプラスですよ」

皆頼「そりゃよかった じゃあ、帰るか」

咲夜「そうですね、時間も時間ですし急ぎましょう」

 

 

咲夜「ふぅ……」

レミリア「あ、おかえり」

皆頼「すまん、少し遅くなった」

レミリア「別にいいわよ、それ以上の結果を残してくれたわけだし」

皆頼「そういわれると変な気持ちになるなぁ……

とりあえず急いで夕飯作るか」

咲夜「ええ、そうですね」

レミリア「じゃあどうせだから少し見てましょうかね?」

皆頼「恥ずかしいから勘弁してくれ」

レミリア「はいはい、じゃあ作り終わったら呼びにきて頂戴」

皆頼「りょーかい」

 

 

レミリア「案外早かったのね」

皆頼「そうか? 急いで作ったとはいえあまり変わってないような気がするが」

美鈴「なんかすいませんネ」

皆頼「いや別に大丈夫 死んでないからセーフ」

パチュリー「それもどうかと思うけどね」

レミリア「じゃあ料理が冷めないうちにいただこうか」

パチュリー「ええ、ぜひそうしましょう」

一同「いただきます!」

 

レミリア「それにしてもよく倒せたわね」

皆頼「咲夜さんのおかげですよ」

咲夜「いいえ、最終的に皆頼さんのあれがなければ倒せなかったのですから

皆頼さんのお手柄ですよ」

パチュリー「……なんか……すごい変わったわね」

皆頼「ん? なにがだ?」

レミリア「2人の親しさ? みたいなところよ」

咲夜「まあ、変わったでしょうね」

皆頼「俺は最初から今と同じ接し方だったがな」

レミリア「まああなたわね」

咲夜「ま、これからもよろしくお願いしますって感じで」

皆頼「こちらこそ

あ、もちろん他のみんなもな」

レミリア「ええ、いい忘れてたらここにもうあなたはいなかったわよ」

皆頼「おー怖」

 

 

 

皆頼「ふぅ……」

 

 もう10時か……

 それにしても疲れたなぁ…… 今日はもう寝ようかな?

 ……いつフランのこと伝えようか?

 何となく伝えにくいしなぁ……

 ……レミリアの部屋に向かうか

 あいつならたぶん信用してくれる……はず

 

 ガチャ

 

咲夜「あら、どうしたんですか?」

皆頼「ん? 何がだ?」

咲夜「いや、何か深刻な表情をしたような気がしたのですが……?」

皆頼「いや、何でもない」

咲夜「あら、秘密ですか?」

皆頼「……一緒に来るか?」

咲夜「ん~、じゃあ行きます」

皆頼「了解」

 

 

                 フラン事件まで 残り24日 14時間

 




キリ悪いけど許して下さい
次回も、ゆっくりしていってね!!!

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