完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト「どうも皆さんこんにちは カイトです」
ライト「初見さんは初めまして ライトです」

前回の前書きのあらすじ
投稿が1週間遅れたから今回は1週間早く投稿することになったうぷ主ことアマモ
さていったい今の状態は!?

アマモ「…………」
カイト「2019.3.17 19:15 死亡確認」
ライト「そんな日もあるさ」
アマモ「あってたまるか というかなんだそのふざけたあらすじは」
ライト「というか間に合うのか」
カイト「ま、それならそれでいいや」

カイト&ライト「ゆっくりしていってね!!!」

追記 喋っている人を書いてるのはただ単に書いている本人のスペック不足です
   いちいち誰がしゃべるか考えながら書くならこっちの方が書きやすいんだよぉ!
   だから台本形式にしているつもりはないですが一応そういうタグ付けるかもです



37話 自分の思い

 37話

 

 今日もまたいつものように5時に起きて挨拶をして朝食を作っている

 昨日の戦闘で疲れていたから前のように起きれなくなるかと心配だったがちゃんと起きれてよかった

 

咲夜「皆頼さんは音楽とか興味ないんですか?」

皆頼「聞く方は今興味あるけど…… 歌う方は……」

咲夜「そうなんですか」

皆頼「別に1人で歌う分にはいいんだけどな…… 友達にめっちゃ歌うたうの上手い奴がいるんだよ だからいつも歌うと馬鹿にされるからな」

咲夜「……皆頼さんは向こう(地球)に帰ってもいつでも帰ってこれると言われたら行きますか?」

皆頼「う~ん…… わかんないけど、一番仲の良かった友達には会いたいかな でもいきなり出てきてすぐ帰るのも怪しいだろ というか向こうでは俺の存在はどうなっているんだ(聞いてはいけない質問)」

咲夜「さあ?」

皆頼「ま、どちらにしろこっちの方が快適だし余計なこと気にしなくて済むから気が楽だけどな 向こうに言ってもどうせ友達少ないし」

咲夜「少ないんですか? 私の中ではっクラスのリーダー的なイメージがあったのですが」

皆頼「まあ……な」

 

 と、そんな会話をしながらその後もいつも通りのことをした

 朝食を食べて、片づけをして……(etc……

 昼ごはんの後の買い物も特に変わったところもなかった

少し何かあったと言えばいつも通りチルノに絡まれた

本当に俺とチルノの出会う確率高すぎるだろ

と、そんなことを思いながら今日が終わった

 

 ~~~~

 

 なんだかんだでもう咲夜と対戦してから1週間がたった

 後能力名はまだ全部能力が判明していないから決めていない

 その間特に何も起こらず平和な日々を過ごしていた

 それと一つ、咲夜との距離が少し近くなった気がする

 気のせいかもしれないが、とてもうれしい

 で、今日は例のフランに会いに行く日らしい

 まあそのための1週間の休養なのだろうが……

 

レミリア「さて、とは言ってもどうしましょうかね でもその日が異常なだけで今日は普通なのでしょうから大丈夫でしょう」

皆頼「マジかよ」

レミリア「ま、私も付いていくから安心しなさいな 咲夜はついてきたければでいいわよ」

咲夜「じゃあ、ついていきます」

レミリア「わかったわ」

 

 そうしてレミリアの後をついていくと地下の階段に着いた

 この光景自体はレミリアの部屋に行く際に何度も見ている

 そして地下の階段を下りそのまま直進するとフランの部屋にたどり着いた

 そこは牢屋となっていてもう一つあったが昔使われていたのだろうか

 

レミリア「お~い、フラン」

フラン「ん? どうしたの? お姉さま」

レミリア「今日は新しい家族を紹介しようと思ってね」

フラン「家族……? 誰?」

 

 そういうと、レミリアはこっちに視線を向ける

 今自己紹介をしろという合図だろう

 

皆頼「皆頼 鏡 という よろしくお願いします」

フラン「ふ~ん、私はフラン フランドール・スカーレットっていうの よろしくね」

 

 そういえば俺はフランの本名までは聞いてなかったな

 そんなことを思いつつ話を続ける

 

皆頼「ん? そのぬいぐるみ、壊れちゃったのか?」

フラン「うん…… 直してくれる?」

皆頼「ああ、任せとけ」

 

 俺はフランからクマのぬいぐるみを拝借しいつも持っている裁縫道具で縫い始めた

 咲夜もこのくらいできそうだが、今は空気を呼んで何も言わないでくれている

 ありがたい

 

咲夜「というか皆頼さん裁縫もできるのですね」

皆頼「ああ、多少ならな」

レミリア「私とは大違いね……」

皆頼「このタイミングで自虐に走られるとどう返せばいいかわからないからやめてくれないか?」

レミリア「あら、ごめんなさいね」

 

 レミリアは笑いながらそう言う

 そして、ほかにもフランのことをいろいろ聞いている間に裁縫が終わった

 

皆頼「これでいいかな?」

フラン「うん、ありがとう そういえば鏡……で合ってるよね?」

皆頼「ああ、合ってる」

フラン「鏡は弾幕ごっこは得意なの?」

皆頼「いや、残念ながら専門外だ」

フラン「む~~」

 

 フランは頬を膨らましながらそう言う

 こうしてみると一見普通の吸血鬼なんだけどなぁ……(普通の「吸血鬼」)

 

フラン「ま、楽しみにしとくね!」

皆頼「ああ、まあ「いつか」な」

フラン「……は~い」

皆頼「どうせだったらフランとレミリアで夜の散歩にでも行ってみたらどうだ?」

レミリア「う~ん……」

咲夜「でも今日ならいけるんじゃないですか? 私も同行しますよ」

フラン「じゃあ、4人で行けばいいよ!」

レミリア「そうねえ…… まあ、いいわ フランも久しく外の世界を見ていないだろうしね」

皆頼「俺も含むのか……」

レミリア「あたりまえでしょう?」

咲夜「ま、大丈夫ですよ」

 

 と、そんな感じでいったん全員それぞれの場所に戻った

 思ったより平和に終わってよかった

 あれなら牢屋に入れなくてもいいと思うんだがなぁ……

 

 と、なんだかんだで夕飯が終わり片づけをしている

 そろそろ時間も近づいてきているからなるべく早めに終わらせよう

 

咲夜「心配ですか?」

皆頼「ああ、多少な 別に何事もないと思うが」

咲夜「ええ、大丈夫ですよ 心配する必要はないです 何かあったらレミリアお嬢様と、私がいますし」

皆頼「そういってくれるとありがたい」

咲夜「フランお嬢様も最近全く外に出ていないので、気晴らしになるんじゃないでしょうかね」

皆頼「まあそれであの事件がなくなるのならいいんだけどな」

咲夜「でも思ったよりフランお嬢様は怖くなかったでしょう?」

皆頼「ああ、そうだな」

 

 と、会話を終えて片付けも終えたところにレミリアがやってきた

 

レミリア「じゃあ、フランを呼んで夜の散歩に行こうかしらね」

皆頼「ああ、じゃあ俺が呼んでくるよ」

咲夜「大丈夫ですか?」

皆頼「大丈夫大丈夫」

 

 ということで何事もなくフランを呼んできた

 本当にびっくりするほど何もなかった……と思っていたが、一つだけあった

 

皆頼「それ咲夜の私服なのか?」

咲夜「まあ……そうなるのでしょうか?」

 

 咲夜は黒いメイド服を着ていた

 具体的に言えばいつもの青い部分が黒くなっていて、袖の部分も黒くなっている

 リボンも紺色になっていて少し大人な感じになっている

 

咲夜「あまり使わないんですけどね…… どうでしょうか?」

皆頼「めっちゃ似合ってるし普段それでもいいと思うんだが」

 

 俺はその可愛すぎる姿に理性を失いながら一応まともな回答を送ることができた

 そしてその後、少し話もしてようやく出発になった

 美鈴とパチュリーたちにも散歩のことは伝えてあるし、後は行くだけだ

 

フラン「早くいこ~」

レミリア「ええ、そうね」

 

 そしてみんなで外に出る

 

咲夜「ちょうどいい気温ですね」

レミリア「ええ、そうね」

皆頼「……」

咲夜「ん? 皆頼さんどうしました?」

皆頼「ああ、いや、なんでもない」

 

 つい見とれてしまっていた

 危ない危ない というか新衣装は反則だろ

 と、そんな感じで始まった散歩だが、特別何もなかった

 ただ幻想郷を飛び回ったり文がスクープ扱いしようとして文の生命が脅かされたりしただけだった

 散歩も1時間くらいで終わり、雑談もしながらなんだかんだで楽しかった

 というか俺は終始咲夜の方を見ていた気がする

 ま、咲夜が気にしてなければいいか

 その後は、それぞれ別行動になり俺は風呂に入って眠りについた

 

 

 ~~咲夜視点(少しわかりづらいかもしれないからこう書いておきます)~~

 

 はぁ……

 前からずっと思ってたけれどなんなのでしょうか……

 目立ちたい……わけでもないのですけれど

 

 一緒にいたいと思うのは……?

            大切な人だから?

 

 わざわざ新しい服を出したのも?

            ……………………わかりません

 ……私にはわかりません……

 

 

               フラン事件まで残り13日 13時間(現在約23時)

 

 




(´・ω・`)


あ、次回もゆっくりしていってね!!!

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