完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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カイト「どうもみなさんこんにちは カイトです」
ライト「初見の方は初めまして ライトです」
カイト「ま、特に言うこともないからそのままいきます」
ライト「んじゃ、

カイト&ライト「ゆっくりしていってね!!!」



38話 レイマリ 参戦!

 

38話

 

 ~~明後日~~

 

 今日もいつも通り朝を終えて、暇を持て余した

 今はまだ10時だし、まだまだ昼ご飯までも時間がある

 どうしようかと思いとりあえず俺はいつも寝ている美鈴の様子を見に行こうとした

 ……そしたらこれだよ

 

 

 ~~少し前~~

 

霊夢「そろそろあの吸血鬼の妹のことについて聞きにいかないとまずいかしらねぇ さすがに放っておくわけにもいかないでしょうし……」

 

 別にいきなり降ってきたやつの言うこと聞かなくてもいいんでしょうけど1回証明(瞬獣戦)されちゃったからねぇ

 もしそれが本当だとしたら困るわけだし……

 どうせなら魔理沙も一緒に連れて行こうかしらね

 

 (強制同伴)

 

魔理沙「ったく、なんだよもう」

霊夢「別にいいじゃないの あんたもどうせ暇してるでしょ?」

魔理沙「ま、そうだけどよ」

霊夢「というか鏡と魔理沙って気が合いそうよね 似たもの同士だし」

魔理沙「そうか? まあ話しやすいと思ったことぐらいあるけど……」

霊夢「とか言ってたらついたわね」

魔理沙「どうせなら本でも借りていくか……」

美鈴「それは許しませんよ?」

霊夢「というかあんた起きてたのね」

美鈴「あくまで門番ですからね ここを通りたければ、私を倒してからにしなさい!」

 

 無残に散る美鈴

 

美鈴「なんでこうなるかなぁ?」

霊夢「あんたが邪魔なんかするからよ」

皆頼「……」

霊夢「あ、鏡じゃないの ちょうどよかった」

皆頼「例の件か?」

霊夢「わかってるじゃないの めんどくさいからできるだけ簡潔に頼むわ」

皆頼「瞬獣の時と一緒なら約13日後にフランが暴走する」

魔理沙「1文だな あ、私は少し用事があるから先に中に入ってるぜ」

皆頼「ダメに決まってるだろ」

魔理沙「なんでだ?」

皆頼「なんでだと思う?」

魔理沙「……むぅ」

霊夢「じゃあ、その日に私と魔理沙で駆け付ければいいわね」

魔理沙「それだけで足りるか?」

霊夢「足りるでしょ というか変に居られるよりかはいないほうがよっぽどましだわ」

魔理沙「確かにそうだな 鏡も一緒に戦うか?」

皆頼「勘弁してくれ……」

霊夢「ま、瞬獣戦で結果残してくれたから私としてはいてくれてもいいんだけどね」

皆頼「気が向いたらな」

霊夢「で、あと一つなんだけど……」

皆頼「?」

霊夢「……昼ごはん食べさせてもらっていい?」

皆頼「そんなことかい、ならいいよ というかむしろそっちが本題だったりしてな」

魔理沙「じゃあ私もいただくぜ!」

皆頼「はいはい」

 

 と、そんなこんなで一緒にご飯を食べることになった

 レミリアとかも別に拒否することなく、俺はすぐに咲夜と昼食の準備に取り掛かった

 その間霊夢たちは雑談をしていて弾に聞こえてくる笑い声はこっちまで聞こえてきた

 そしてそんなうちに昼食は完成した

 

霊夢「あら、美味しそうじゃないの」

魔理沙「霊夢にとってはごちそうかもな」

霊夢「そういってあんたもそう変わらないでしょう?」

魔理沙「確かにそうかもな」

 

 魔理沙は笑いながらそういう

 それだけでも非常に仲が良いのだと一目でわかる

 

霊夢「そろそろいただきましょうか」

レミリア「ええ、そうね」

一同「いただきます」

霊夢「それにしてもこうして大人数で食事するのは久しぶりねぇ どうせなら泊めてもらおうかしら」

レミリア「まあ…… 私は構わないけどね、そこの魔法使いはパチュリーが許さないんじゃない?」

パチュリー「私はいいわよ? ただし今までの本をすべて返してこれ以降本を盗らないならね」

魔理沙「盗ってはいないぜ 借りてるだけだ」

パチュリー「一生ね」

魔理沙「HAHAHA」

霊夢「じゃあ魔理沙はいいか」

レミリア「そこの魔法使いが本を返さないとあなたも帰ってもらうわよ」

霊夢「魔理沙……諦めなさい」

魔理沙「多勢に無勢 ここはおとなしく観念しといてやるぜ」

皆頼「ま、どうせ同じことの繰り返しで終わらないだろうけどな」

魔理沙「よくわかってるじゃないか」

皆頼「自覚があるならやめた方がいいと思う」

 

 と、そんな話をしながら昼食が終わった

 その後片付けもしたが暇になったのであまり関わりのなかったレイマリとそこら辺をふらつくことにした

 そしてその歩いている途中で瞬獣のことが話題に上がった

 

霊夢「本当によく倒せたわよね、あれ」

皆頼「まあ咲夜がいたしな」

魔理沙「まあ何かあったら私らもいたしな」

霊夢「ちょ、魔理っ…… はぁ……」

皆頼「いやあの時お前らいたなら手伝ってくれよ……」

霊夢「いやあねぇ そう思ったんだけどどうせなら少し見ておきたかったからねぇ」

皆頼「何をだよ」

魔理沙「そりゃあ鏡の実力だよ」

皆頼「実力もくそもないだろ、来たばっかなんだから」

霊夢「まあ、あれ見て分かったことはひとつ あなた個人戦の方が向いてるわね」

皆頼「そうか?」

霊夢「第1にあなた見方がいたら自分の命より味方優先しそうじゃない 第2にあなたは相手の隙に付け込む戦闘スタイルだから相手がぼろを出すまでミスを誘い続けるでしょ」

魔理沙「別にそこまで考えなくてもいいと思うのだけれど」

霊夢「馬鹿ね こういうのは自分のプレイスタイルを確定することから始めるのよ そうすることでチームでの戦い方も自ずと見えてくるのよ」

魔理沙「う~ん 私にはよくわからないな」

 

 そんなことを言っているともう日が落ち始めている

 今日の夕食は咲夜に任せていたからいいもののさすがにそろそろ戻った方がいい

 というのはもう他の奴もわかっていたため3人で紅魔館への帰路をたどった

 まあ帰路も何も空を浮かんで帰るのだが

 

霊夢「紅魔館なんて来るの紅魔異変ぶりかしら?」

レミリア「多分そうじゃない? 魔理沙はちょくちょく来るけどね」

霊夢「それは……まあ……そうだけどさあ……」

パチュリー「そんなことより食べない? ご飯が冷めちゃうわ」

レミリア「それもそうね じゃあ

一同「いただきます」

 

 その後、雑談を交わしながら夕食を食べ終えて、片付けも済ませた

 霊夢と魔理沙は空いている客室に案内した

 いろいろ案内する必要があるかと思ったが、俺が前に迷わないように作った紅魔館内の地図を渡すことで解消された

 ということで俺は風呂に入り、少しの読書をして、眠りについた

 ……が、なかなか寝付くことができなかったので少し散歩にでも出ることにした

 やはり雨は降っていない

 と散歩に出ようとしたその時、

 

魔理沙「お? お前も私と一緒か?」

皆頼「そうだな、なんか寝付けなくてな」

魔理沙「じゃあ、どうせなら一緒に行かないか?」

皆頼「ああ、別に構わない というか来てくれ」

魔理沙「それじゃあ決まりだな じゃ、後ろ乗ってくれ しっかりつかまってろよ」

皆頼「……お前さては寝る気ないな?」

魔理沙「なんでだ?」

 

 何でも何もこんな夜中に空を全速力で突っ切るとかどうかしてるだろ

 と言おうと思った矢先に魔理沙に「冗談だ」と返された

 何か負けたような気分になったがまあ気にしないでおこう

 その後は普通に散歩を終え、約30分後に紅魔館に帰ってきた

 魔理沙はそのまま客室に戻ったので俺は少し食堂を見てから戻ろうと思った

 食堂に咲夜はいなかったのでキッチンかなと思い俺は奥に向かう

 

皆頼「お~い、咲夜~?」

 

 そうしてキッチンをのぞいたら咲夜が椅子に座って眠っていた

 おそらく休憩していたら寝てしまったのだろうが……

 その瞬間にとっさに頭が回らなかったのでどうするか迷ったのち、とりあえず飲み干してあった湯飲みなどを片付けた

 ……どうしようか

 起こすのもなんか悪いし咲夜の部屋まで運ぶか?

 ちょうどそこに鍵も置いてあることだしな……

 と、ほかのことを考えられなかった俺は結局それを実行に移す

 ただこの状態からおんぶは少し難しいので少し恥ずかしいがお姫様抱っこで運ぶことにした

 まあ誰も見てないしいいよね

 それで持ち上げて少し移動したその時

 

咲夜「……ん……」

 

 ……起きてないよな? ……寝言か 良かった

 今起きられたら面倒くさいからな

 そして俺はその場で小さなため息を一つついて部屋に向かった

 その後は普通に眠りについたが、結局あまり寝付けなかった

 

~~咲夜視点~~

 

咲夜「……ん……」

 

 軽く目を開けようとしたら誰かに持たれているような感触があった

 目を開けたら目の前に皆頼さんがいたのですぐに目を閉じましたが……

 今は少しして落ち着いたからいいですけど

 多分食堂で寝てしまった私を運んでくれたのでしょうが……

 何か風邪でも引いたかのような暑い感じと高揚感があるのですが……なぜ?

 そうして咲夜はその謎の高揚感を残したまま気持ちよく就寝に入った

 

                  フラン事件まで ???日

 




次回もゆっくりしていってね!
あ、次回いろいろあって投稿遅れるかもです

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