完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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※A…アマモ(うぷ主) K…カイト(補佐ボケ) R…ライト(補佐ツッコミ)
R「どうも皆さんお久しぶりです ライトだぜ」
K「初見の方は初めまして カイトです」
A「誠に申し訳ないと思っております」
R「おう遅れすぎだ」
A「これに関しては次回から投稿ペースをしばらく速めるので許してください」
K「どのくらい?」
A「1週間投稿くらいかな」
R「……まあ、こんな奴でも見てやってください」
K「珍しくライトが優しい 何か変なもの食べた?」
R「うるせえいつも通りだ」
A「それで、小説につきましてですがまず前書きの名前表示を簡略化しました
  また、小説本文での名前表示をなくしました
  台本みたいな書き方だったのでね」
K「変更点はそのくらいかな? じゃあ、
R&K&A「ゆっくりしていってね!!!」





41話 VS雷獣

41話

前回から間が開いたので前回のあらすじ

霊夢・上白沢ペアが炎獣を倒した 完

 

「おい、何が起こっているのかさっぱりわからないぜ!?」

「お前そんな目悪かったっけ?」

「そんなことはどうでもいいんだよ」

「ま、簡単に言えば敵撲滅ミッションだ」

「……まあ、知ってたが、そうとわかったからには急ぐぜ!」

「おうよ!」

 

 くっそ!

 よりにもよって店の前に出られるとはね

 さすがに僕一人じゃどうしようもないから早く増援が来てくれると助かるのだが……

 

「ようこーりん今来たぜ!」

「ありがとう魔理沙! 来たばっかりで悪いが何とかしてくれ!

 さすがにもう持たない!」

「もとよりそのつもりだぜ!」

「魔理沙早すぎんだよ、追いつけるわけがない」

「皆頼が遅いだけだぜ!」

「まあ、そろったからにはたっぷりと痛めつけてあげないとな」

「ああ、霊夢より先に討伐してやるぜ! 光撃『シュート・ザ・ムーン』!」

 

 青と赤の魔法陣が雷獣の左右8メートルあたりに2つ配置される

 そこからレーザーが直進に進んだかと思えば魔理沙の周りを囲うように赤の弾幕?が発射される

 また、魔理沙から雷獣の付近に星型弾幕が5列分発射され続ける

 それは魔理沙が動くたびに移動していき、魔法陣もどんどん雷獣の左右に追加されていく

 僕もサポートできることはしないといけないが……

 まあ、ちょっと厳しいかな……

 

「雷符『電光石火』」

 

 ここで敵のスペルカードも発動か……

 そう思ったのもつかの間、雷獣はその場から消えて魔理沙の近くに現れた

 そして少し黄色の弾幕を発した

 

「「おい、大丈夫か魔理沙!」」

「ぎりぎり間一髪だったぜ…… ただ初見殺しにもほどがあるだろうよ!?」

 

 そんなことを話している間にもう一度その場から消えて皆頼の近くに現れて弾幕を発する

 それを皆頼が避ける間に雷獣は消えて僕の近くに現れて弾幕を発する

 幸い僕と距離があったからよけることはできた

 

「こーりんは危ないから離れていていいぜ!」

「悪いけどそうさせてもらうよ! すまない、頑張ってくれ!」

「もちろんだぜ!」

 

 そんな間にも次の移動がやってきて、皆頼が標的にされる

 

「あぶねえな! おらよ!」

 

 バン!

 その移動の隙を縫って一度だけ銃弾を入れることに成功した

 そして次の移動は魔理沙と皆頼の真ん中あたりに現れる

 ただ5回目の移動は一定時間その場にいた後、大量の弾幕を発した

 そして少しして雷獣は元の場所に戻った

 そこで皆頼もスペルカードを発する

 

「釣符『釣』!」

 

 と、すぐに相手を追尾する銀弾幕が雷獣に向かうが、雷獣はまた瞬間移動する

 どうやらスペルカードは終わっていなかったらしいがこれはこれでよし

このスペルは最初に1個の追尾弾幕が先行し、その10秒後にその道筋に弾幕が現れ時間差で敵を狙うというものだ

 だから移動の瞬間追尾弾幕がどのような動きをするか見せてもらおうじゃないか

 そして魔理沙のところに移動すると元の場所からその場所まで見えるか怪しいほどのスピードで移動した

 なるほど、これは10秒後が期待できるな

 

「ちょっとだけ魔理沙耐えていてくれるか!?」

「? よくわからんが分かったぜ! できるだけ早く戻って来てくれ!」

 

 俺はすぐにコーリンの売り場に直行する

 そしてサブマシンガンを手にする 前々から目はつけてたんだよ

 弾も入ってるしありがたく使わせてもらうことにする 後マガジンも少しだけポケットにしまっておく

悪いなこーりん 後で金は払う

 そして俺は急いで線上に戻る

 

「すまんな魔理沙!」

「大丈夫だぜ! 後多分次5回目だから大量に来るぜ!」

「おk、任せとけ!」

 

 そして雷獣は5回目の移動をする

 その一は魔理沙と皆頼の間である

 

「ここだ! 叩き込む!」

 

 俺は持っているMP7A1を入っている弾丸全弾雷獣に叩き込む!

 さらにさっきの追尾弾幕も仕事をして雷獣が動きにくくなっている

 ドドドドドドドドドドドド!

 

「おらぁ! くたばりやがれ!」

 

 だがそれにもかかわらず雷獣は倒れない

 ただ相当のダメージは与えたようだ

 

「タフすぎるだろこいつ!」

「でももう相当のダメージは入ってるぜ! 魔空『アステロイドベルト』!」

 

 赤と青の星型弾幕が大量の雷獣に降り注ぐ

 また、左右からも緑と黄色の小さい星型弾幕が降り注いでいる

 

「つくづくお前が敵じゃなくて良かった」

「それは霊夢に言ってやれ」

 

 まあこれにあたらないのも無理があるわけで雷獣は図体が大きいのもあり相当の数被弾したはずだが一向にくたばる様子はない

 俺もスペルカードを一つ発したがそれでもくたばらない

 

「こいつらは体力に全ステータスふってるのか?」

「ほんとに体力バカなんだぜ……」

 

 そんな話している余裕もなく雷獣はまたスペルカードを発する

 

「雷符『雷樹』!」

 

 発した瞬間周りに雷のような音とともに一直線に天高く黄弾幕が並ぶ

 そしてそれが崩れると同時に魔理沙と俺の付近6メートルくらいの位置に紫色の雷属性を持った弾幕が俺らを取り囲むように現れるそしてそれは俺らの方に崩れていく

 

「大丈夫か鏡!?」

「大丈夫……ではないかな」

 

 そんな地獄のような状態がしばらく続いた

 そして俺はこの弾幕で何回か被弾してしまった

 体力的にもそろそろ決めないときついかもしれないな……

 そんな中魔理沙はまだまだ余裕そうだ

 レベルの違いを見せつけられるなぁ……

 

「さて、そろそろ決めたいところなんだぜ」

「それなら俺に方法がある 一度魔理沙の方に弾幕を集中させてもらってもいいか?」

「もう…… しょうがないなぁ……」

「ありがとう 感謝する」

 

 そして雷獣が魔理沙の方に弾幕を飛ばした今!

 

「雷符『金縛り』」

 電気属性でしびれ要素が存在する銃弾を飛ばす

 もちろん元から考えていたわけではなく、さっきの雷樹で俺がしびれまくったことから今考えた

そしてそれは見事相手にヒットしてくれた

 正直ラッキー要素は大きいが行動のチャンスを逃すわけにはいかない

 

「ナイスだ鏡! 恋符『マスタースパーク』!」

「おらぁ! もう一度食らいやがれ!」

「……帰順『蓄電』」

 

 サブマシンガンの弾とマスタースパークがすべて相手にあたる

 打つ前に何か聞こえたような気がしたが気のせいか?

 

「これはやったんじゃないか!?」

「おい魔理沙、そういうこと言うと……」

「反逆『放雷』」

 

 雷獣はさっきの弾幕をすべて自分のエネルギーに作りかえて弾幕を発し始めた

 相当の量の弾幕を打ったのでそれに対する雷獣の弾幕ももちろん大きい

 

「そんなのありかよ!? 強行突破だ! 恋符『マスタースパーク』!」

「これはまずい! 能力発動―鏡符『互交世界』!」

 

 一か八かの能力発動は成功したらしく周りに弾幕が少しの間消える

 その間にできるだけ弾幕を叩き込む

 そろそろ倒れそうだがなかなか粘っている

 そして弾幕無効化解除

 その瞬間俺の前にマスタースパークが現れる

 これはまずい 死ぬ!

 

「鏡符『反射板』!」

 

 そのマスタースパークを間一髪で跳ね返す

 多分マスタースパークを雷獣が避けてそれがちょうど俺のいる場所に来たのだろう

 そしてその跳ね返ったには雷獣 ギリギリだが、俺らの勝利のようだ

 雷獣は雄たけびを上げてその場に倒れた

 

「どういうことなのぜ!?」

「……ん? ああ、そうか お前は見えないんだったか 俺の能力だよ

 『鏡を操ることができる程度の能力』」

「……まあ、おわったらたっぷり話聞かせてくれな?」

「おう、もちろんだ」

「じゃあ、霊夢のところに急ぐんだぜ!」

「あ、ちょっと待て 多分霊夢は戦いが終わったらフランがいる咲夜のところに行くだろうからそっちに行った方がよくないか?

すれ違う可能性もあるし」

「ああ、なるほどな じゃあそうしよう」

「そうときまればさっそく行くか」

「ケガは大丈夫なのぜ?」

「……香霖堂から治療道具借りるわ」

「お金は私も払うぜ」

「すまないな、魔理沙」

「いいってことよ それより早く治療して咲夜のところに行くのぜ」

「そうだな」

 

 

 




次回投稿日 7月15日 4時~8時の間
ちなみにですが前書きは基本読まなくても問題ないです(今更感)
あと弾幕の説明が見たい方や没スペルカードが見たい方は設定資料のほうへどうぞ
では、次回も ゆっくりしていってね!!!

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