完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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R「どうも皆さんこんにちは ライトだぜ」
K「初見の方は初めまして カイトです」
R「ということで、戦闘シーンですが作者の描写が下手でわかりにくいスペルカードなどがあると思うので、それについては調べていてください」
A「誠に申し訳ない」
K「ということなので、

K&R「ゆっくりしていってね!!!」


42話 VS??

42話

「さて、妹様行きますよ」

「はーい! いっぱいキュっとしてドッカーンしてあげるんだから!」

「まあ…… 暴れすぎないでくださいね」

「はーい!」

 

 早く霊夢さん来てくれませんかね……

 絶対妹様制御効かないでしょう……

 まあ……なるようになれです

 

「これを倒せばいいの?」

「まあ、そうですね」

「りょーかい! 禁忌『クランベリートラップ』!」

 

 相手の周りに魔法陣が描かれて、そこから自機狙いの赤玉が発射される

 その魔法陣は相手の周りを縦横に移動する

 また、それが終わると次は青玉が発射される

 まあ水獣みたいな大きい的がこの速度の弾幕をよけきれるはずがなく大量被弾をしてしまう

 というかもう決着つきそうなのですがこれ私いらないですよね?

 そんなことを考えていると水獣がスペルカードを発する

 

「水符『濁流』」

 

 青と水色の弾幕が曲線を描きながら2人を攻撃する

 また、それは青が右回り、水色が左回りである

 さらに上空には白い弾幕が横並びになっておりそれはくねくねと揺れながら落ちてくる

 ただフランのスペルは終わらない

 私はもうよけるのだけ徹底してまだいるかもしれない次の敵に備えておきましょう

 妹様が私に攻撃するかもわかりませんし

 

「まだまだ楽しませてね! 禁弾『過去を刻む時計』!」

 

 それを始めるとフランの横方向に赤い弾幕が発射される

 また、水獣の方向に赤い弾幕が扇状になって発射される

 さらに白い大きな弾幕を中心とした4方向に青いレーザーを発する弾幕も水獣方向に発射される

 これはもう勝負ありですかね

 

「まだまだ終わらないよね?」

 

 ただこの高密度な弾幕に大きい的、もう水獣は倒れる寸前だった

 そんな中楽しさを求める妹様の目はもう狂気に支配されている

 

「禁弾『スターボウブレイク』」

 

 水獣に対抗するかのようにフランも上空から色々な色の弾幕を降り注がせる

 それは見てる側にはとても美しくて、妹様の狂気を微塵も感じさせないようなものだった

 ただ水獣はこれに耐えられるわけもなくこんな一方的な展開のまま倒されていった

 

「……もう終わりなの? そうだ、咲夜…… 咲夜なら……もっと遊んでくれるよね?」

 

 ……まあ、知ってましたよ、ええ

 霊夢は紅魔館メンバーとして止められると思ったのかもしれないですが人間限界があります

 とりあえずここは、霊夢たちが来てくれるまで耐え抜くとしましょうか

 

「奇術『エターナルミーク』」

 

 自分の周りから全方向に青い弾幕を大量発射する

 特にそれといった効果はないですが速度は速いのでどこかで一発くらい被弾してくれると嬉しいのですが……

 そしてそれに対抗するように妹様もスペルカードを発した

 

「QED『495年の波紋』」

 

 始まったとたんフランの周辺から米状の弾幕が波紋状にばらまかれる

 一つ波紋ができたかと思えばすぐにいくつも波紋ができる

 それをよけつつ弾幕をあてるのは少し厳しく、その弾幕にはほぼ隙がなかった

 しかも速度もそこそこ速いので即座に判断をしなければいけない

 たまに投げるナイフもことごとく空をきる

 ただしほとんど攻撃しなかったおかげか被害は最小限に抑えられた

 別にここで倒す必要はない、ただただ耐久していればいいのです

 

「なかなかやるじゃない、ただよけてるばっかじゃ終わらないよ?

 禁忌『カゴメカゴメ』」

 

 すぐに次のスペルにはいる妹様

 それは緑の弾幕が縦横斜めに駆け巡っており、それが崩れると同時に黄色の大きい弾幕がいくつかばらまかれるというもの

 1回目は少し大きい黄色弾幕に被弾してしまいましたが逆に言えばその黄色い弾幕を発射するときがねらい目ですかね

 そしてフランはもう一度その弾幕を発する

 緑の弾幕が崩れ始めた今!

 

「幻世『ザ・ワールド』!」

 

 私は意識を前に向けるため前からいくつかナイフを投げた後後ろに回りナイフを投げる

 また、横からも投げるようにして全方向をカバーする

 これで妹様に目が2個しかない限りはナイフが当たるでしょう

 

「そして時は動き出す」

「っ!」

 

 予想通りフランにいくつかナイフが刺さり、スペルの一時中断に成功する

 だがすぐにスペルは再開される

 

「なかなかやるじゃない もっともっと私を楽しませてね!」

「……終わったから来てみればフランVS咲夜か…… 私も参加するわね」

「ありがとうございます! 皆頼さん達はどうなってます?」

「まあ…… なんとかなってるでしょう とりあえずまずは目の前の脅威から排除しなきゃね でも咲夜と水獣のおかげでもうだいぶダメージあるからすぐ終わらせるわね

 大結界『博麗弾幕結界』!」

 

 その瞬間霊夢の周りに青い結界ができる

 そして、霊夢から赤と白の弾幕が連なって全方位に発射される

 また、周りから霊夢へと同じように弾幕が発射される

 それは少しずつ横にずれていき、フランを追い詰める

 (よくわからないと思うので知らない人は調べてください)

 ただフランは被弾しながらもスペルカードを続ける

 被弾数も最低限に抑えている

 

「なかなかやるじゃないの でももう体力消費したくないからこれで終わりにしましょう

 霊符『夢想封印』」

 

 もはやいつも通り霊夢から色とりどりの大き目な光弾が次々と飛び出しては相手めがけて飛んでいき、当たると同時に炸裂する

 それにより、フランはその場に倒れた

 

「……もう終わってたか」

「結局霊夢には勝てないなぁ……」

 

 その後すぐ魔理沙たちが合流してきた

 

「タイムを競ってるんじゃないのよ れっきとした異変解決なんだから」

「まあいいじゃないか どうせ何とかなるんだぜ」

「そうじゃないのよ……」

「それはそうとしてフランは私が永遠亭に運んでおきますね」

「あ、よろしく咲夜」

 

 と、そんな話をしているとそこに永琳も合流してきた

 

「あら、どうしたの永琳」

「いや、人里付近で異変があったって聞いたからあなたたちにけが人がいたらけが人の治療をしようと思ってね」

「ならフランを頼んでもいいかしら? その方が早いだろうしね」

「じゃあ明日迎えに行きますのでどうかお願いします」

「はいはい、任せといて」

 

 そうして永琳はフランを連れて永遠亭に戻っていった

 

「さて、私たちも行きましょうかね お互い疲れてるし」

「そうだな、じゃかいさ……!」

 

 そう言おうとした皆頼にいくつもの弾幕が被弾する

 

「大丈夫!?」

「ちょっと……大丈夫……ではないかな……」

「……!!」

 

 私が顔を上げると、弾幕を発したであろう張本人が雷獣と炎獣を連れてそこにいた

 その人は黒いフードをかぶっていて顔まではわからなかった

 

「……あんたがこの異変を起こしたの?」

「さあね、それにしても陰で見ていたら仲間同士で勝手につぶしあってくれてるのだからこれほど楽なことはないよ

 お前らも相当疲れてるだろう

 諦めて観念すれば命だけは助けてやるぞ?」

 

 この異変主かどうかはさておきおそらく、いやほぼ確実にこいつが今回の事件を起こした人であることは間違いない

 私はこの間にできるだけ皆頼さんの手当てをしておく

 本来はこのタイミングで永遠亭に連れていきたがったが周りはもう獣に囲われている

 

「誰があんたたちのいいなりになんかなるかってのよ」

「ふん、この状況でどちらが上かもわからない愚民どもが……

 いいだろう、後悔してももう遅いからな」

 

 そういって事件主(事件を起こした人)は臨戦態勢にはいった

 

 

 




敵側描写って難しいね(特にセリフ)
それと次回もしかしたら間に合わないかもです……
(1週間後に間に合わなかったらごめんなさい)

ま、まあ、
次回も、ゆっくりしていってね!!!

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