完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語 作:カイト&ライト
「最近インフルはやってるらしいが皆は大丈夫か?」
「文化祭とかでうつらないよう気をつけた方がいいかも……」
「じゃあ、そんなことでそろそろ、
「「ゆっくりしていってね!!!」
46話
「……お前、どうしてこんなことになった?」
「ちょっと、いろいろあってね
それよりあんたと会うのは……初めてよね?」
「ああ、そうだな
私は藤原妹紅だ まさかこんなところで紅魔館の主と会うことになるとは思わなかった」
そういう話の中でも弾幕は二人を襲う
この妹紅って人も弾幕が使えるらしく、さっきから適度に反撃している
「それはこっちのセリフね
まさかこんな戦闘に入ってくる奴がいるとは思わなかったわ」
「まあこんな状況を見ちゃったからには放っておけるたちでもないんでね
さくっと終わらせちゃうぞ」
「りょーかい、紅符『スカーレットシュート』!」
二つの赤い大玉とともに大量の赤い弾幕が現れる
それは中弾と小弾の両方があり、速度も速く大玉が当たれば当たると思っていた
でも実際初撃の大玉は当たったが次の大量にばらまいた弾幕は当たらなかった
そしてそれが2セット終わったら次は相手狙いの弾幕を打った
それはほかの弾幕が進路の邪魔をしてくれたこともあってクリーンヒットする
……というか体力多いわねぇ、さすが図体大きいだけあるわ
「私もこれに続こうか 時効『月のいはかさの呪い』!」
妹紅はそういうと緑の米粒状の弾幕を全方位にばらまく
さらに青いナイフを円を描くように投げ続け、相手を狙った赤いナイフも投げる
赤いナイフはゆっくり相手に近づいていて、緑の弾幕も合わせるとよけづらそうであった
しかも私が打ったスペカもあり、妖獣はかなり疲れているようだ
出血もところどころみられる
「あんたが先に体力を削ってくれたおかげかすぐ終わりそうだな」
「ええ、でも最後まで油断しないで行くわよ」
「暗影『雪夜』!」
!? 目の前が真っ白に!?
しかも敵や妹紅はおろか近くにあるはずの弾幕すら見えなくなった
それとそれ以上に……寒いわね
「おい、大丈夫か!?」
「とりあえずは大丈夫よ これは……ホワイトアウトね」
「ホワイトアウト?」
「ええ、雪などによって視界が白一色となって周りが見えにくくなることね
とにかく気をつけなさい! 多分すぐそこまで弾幕が来てるわよ!」
そんなことを言ってると後ろから迫っていたらしい弾幕に被弾してしまう
どこから来てるかはわからないが、白い弾幕でそれなりに速度も速いから油断ならないわね
「上からも来てるわ!」
言ったように上からも黒い弾幕が降ってきていた
その弾幕は速度は遅いもののそれのせいで身動きも取りづらくなっている
しかも下手に弾幕を打つと妹紅にまで被害が出かねないわね……
「しかも妖獣本体からの攻撃も来てるな
どうにかできそうか?」
妖獣本体が動いてるのならそのタイミングで攻撃を当てるしかないわね
仕方ない……使えるかわからないけどやってみましょう
~能力発動~
レミリアは何度か弾幕にあたりながらも未来を見続ける
…………
「ええ、どうやら何とかなりそうだわ
妖獣の方から来てくれなかったら終わってたかもね」
「……どういうことだかわからんが、ここは任せるぞ」
……あと10秒……
その間ももちろん弾幕は打たれている
ただよけるのに集中してそのチャンスを逃してはいけないので多少の被弾は目をつぶる
5…4…3…2…1…
「神槍『スピア・ザ・グングニル』!!」
妖獣がこっちにとびかかってくる瞬間に槍の形をさせた弾幕の集合体を放つ
それは妖獣にクリーンヒットし、妖獣はその場で倒れた
それによって視界は晴れて、気温も元の状態へと戻った
「さて、残るはあの怨霊だけになったわね」
「だったらもう終わらせるぞ、さっきみたいなのはもう十分だからな」
「そうね、神罰『幼きデーモンロード』!」
青い弾とレーザーの予告線がでて、そこから水色のレーザーが発射される
また、ランダムに青い中弾と黄色い大玉が出てくる
ただ妖獣という大きな的じゃなくなった怨霊はそれをよけていく
そして、スペルカードを発する
「『カタストロフィ』!」
その瞬間空から赤い弾が降ってくる
また、怨霊から青い弾が恐ろしい速度でこちらへと向かってくる
「な……!」
すぐさま一瞬だけ未来を見てその弾幕を覚える
そしてそれをよけるようにして動くが、やはりそれを全部避けるなんて不可能で、上から来る赤い弾幕にも数発あたってしまう
「まずいわね……」
「もうこうなっちゃったら火力のごり押しだな
滅罪『正直者の死』!」
妹紅から出ている米粒弾とウイルス弾で怨霊は身動き取れなくなっている
しかも、米粒弾の方はうねうねと波状に動いていて間を抜けることも難しい
「さあここだ!決めちゃってくれ!」
「はいはい、神槍『スピア・ザ・グングニル』!!」
その槍は動けなくなった怨霊の心臓部分を貫いた
その瞬間怨霊は消滅し、弾幕もすべて消え去った
「……お疲れ様ね、大きなけがはないかしら?」
「それはこっちのセリフだな、永遠亭にでも行ってみてもらったらどうだ?」
「あなたはいいの?」
「ああ、あそこにはいきたくねえな」
「あらそう、じゃあまた会う機会があったらよろしくね」
「その時はこんな状況じゃなきゃいいな」
「そのとおりね、それじゃあ、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
さて、永遠亭に向かいましょうか
ほかのみんなに致命傷がないといいけど……
それにしても妹紅とやらがいなかったら相当危なかったわね
何かお詫びでもできる機会あればいいけど……
と、やっぱり人里からは近いわね
もう着いたわ
コンコン
「はいはい、お疲れ様 ありがとうね」
「そりゃあ時間稼がなきゃ咲夜たちが死ぬ可能性まであるんだもの
全力も出すわよ」
「そういわれればそうなのかもね
まあ上がんなさいな、お茶とお菓子くらい出すわよ」
「別にそこまでしなくてもいいのに……
それで、咲夜たちはどうなの?」
「全員致命傷ではなかったから問題はないわよ
慧音は早めに治ったから帰って、フランと霊夢、それと魔理沙が1時間前くらいに起きたわね
フランが暴れると困るから今霊夢と魔理沙に見てもらってるわ
まあさすがにもう疲れてるだろうからそんな力残ってないだろうけど」
「迷惑かけてごめんなさいね」
「それを言うなら霊夢と魔理沙に言いなさいな」
そんな話をして、私は霊夢と魔理沙のいる部屋に案内された
皆頼と咲夜はまだ寝ているから明日の朝にでもまた来いと言われた
「お、ようやく来たのぜ」
「まずはお疲れ様、さすが紅魔館の主というべきかしらね」
「別にあんたたちが強すぎるだけで私もそこまで弱くはないのよ?」
「それはそうね」
「で、結局あの後どうなったんだぜ?」
「私も詳しいことはわからないけど行った時には咲夜以外全員倒れてたわよ
その後妖獣と怨霊と戦って帰ってきたわ」
「ふ~ん、ちゃんとあいつ滅符『ビッグバン』で仕留めきれなかったとき用の保険も用意してたのね」
「……もう終わったことだからどうでもよくないか?」
「馬鹿ね、こういうのは戦った後の反省点をまとめて次回の改善点にするもんなのよ」
「それはあとで自分でやってくれ」
「はいはい、それじゃあ私達は帰りましょうかね」
「ああ、じゃあレミリアは咲夜のところにいるフランと一緒に帰るんだな」
「そうね、私もそろそろ帰るとするわ」
「じゃあおやすみなさい」
「ええ、おやすみなさい」
さて、フランのところに向かうとしますか……
「フラン?いる?」
「あ、お姉さま この二人はどうするの?」
「明日紅魔館に戻ってくるわよ」
「……本当?」
「ええ、本当よ だから今日はもう帰って寝ましょうか
もういい時間よ」
「は~い、その代わり明日は地下にいなくてもいい?」
「……う~ん……」
そういわれてまた今日みたいに暴れられても困るのよねぇ……
どうしたものか……
「私我慢するから! ね?」
そんな袖引っ張りながら言われてもねぇ
…………
「仕方ないわね」
「ほんと? やった~! 約束だからね!」
「約束は破らないわよ」
「じゃあ、一緒に帰ろ~」
「はいはい」
こんな風に平和に過ごせるといいんだけどねぇ
いつかフランが穏やかな時期があればいいのに……
そう思いながら二人は紅魔館に帰ってそのままぐっすり眠った
その後起きて、皆頼と咲夜がいないことを思い出した
二人がいないので朝食を作るどころか材料すらなかったので、急いで二人を呼びに行ったのはまた別のお話
今回もご愛読ありがとうございました
次回も、ゆっくりしていってね!!
(なお私はインフルかかりました)