完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語 作:カイト&ライト
r「今日はエイプリルフールやなと ライトだぜ」
a「今なら週一投稿って言っても嘘やってごまかせるんちゃうか……?」
k「お前はいつも週一投稿できてないから誰も信じないぞ」
r「小 説 か ら 逃 げ る な」
a「(´・ω・`)」
k「まあ、そういうことで、本編行きましょっか」
r「それじゃあ皆さん、
a&r&k「ゆっくりしていってね!!!」
53話
「さて、それじゃ私たちも紅魔館に戻りましょうか」
そういって咲夜は立ち上がり、微笑みながら俺にそう言う
微妙にまだ顔が赤くなってるのがまたかわいい
「そうだな、あんま遅いとレミリア達にも心配かけちゃうし」
俺はその気持ちを悟られないように冷静ぶってそう言った
その後ゆっくりと立ち上がっていつも通り空を飛ぶ準備をする
その瞬間、奥の茂みの方でガサッと音が鳴った
「……? 今向こうの方で音が鳴りませんでした?」
「たぶんなったと思う 風の音っていうわけでもなさそうだし……?」
「ちょっと見てきますね」
「俺も行くよ」
そういって俺らが茂みの方に近づこうとした瞬間何かが茂みから飛び出した
「に、逃げますよ椛さん!」
「え、あ、ちょっと待ってください!」
そう思ったら文と椛が俺らと反対の方向に猛スピードで逃げて行った
……ってことはあいつら今の全部見てたの? うっわ恥っず……
まあでもそれを咲夜が逃がすわけもなく
「幻世『ザ・ワールド』!」
……と、咲夜がそういうと同時に気づいたら文と椛が目の前に連れ出されていた
仕事はっや
「……文さん、あそこで何をしていたんですか……?」
「いや~ちょっと椛さんとかくれんぼをですね……」
「カメラ、出しましょっか」
「……それだけはできませんよ! 営業妨害です!」
「ふ~ん……そうですか」
文がそう言い訳を続けていると咲夜は時を止めて文の周りにナイフを突き刺した
もちろん文には当たっていないが
「……もう一度言いますね? カメラ、出しましょうか」
「……はい」
これにはさすがの文も観念したのかおとなしくカメラを差し出す
それを咲夜は中のフィルムだけ取り出してそれをナイフで刺した
「……これを記事にしてみなさい
今度こそナイフを当てますからね」
「…………」
「さて、それじゃ皆頼さん、行きましょうか」
「お、おう……」
俺は帰り際ちらっと文の方を振り返る
……まあ、妥当な制裁だよなぁ
「まったく、あの人はいつも……」
「まあ、文だしな そういう仕事だし」
「今回は気づけたからよかったものの……気づけなかったら皆頼さんも記事にされてたんですよ?」
「う~ん、まあ別に俺はそうなってもよかったんだけどな
記事になったからといって俺が咲夜を好きなことには変わんないし」
「……むぅ
そうやって急に好きっていうのずるいです」
「だってほんとだし」
とか言ってるうちにまた咲夜の顔がちょっと赤くなってる
たぶん俺も赤くなってる……気がする
っつーか周りから見たらただのバカップルだな 別にいいんだけど
「……ほら、つきましたよ」
「じゃあ、今日はもうお休みかな もう真夜中だし」
「そうですね、じゃあおやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
俺は寝る前に咲夜の私服姿を目に焼き付けてから部屋に戻る
……いや~それにしても、うれしいなぁ
まさかこういう展開になるとは思ってなかったから結構びっくりしてる
正直今も恋人になったっていう実感はあんまないんだけど、これからそういう風になったらいいなぁ
……そんなことを考えていたら、自分の目から涙が流れてきた
あれ、なんで……?
うれし涙ってやつなのか?知らんけど
……結局その後もしばらく今日起こったことを振り返っていたが、いつの間にか俺は眠りについていた
~~~咲夜side~~~
ん……
今日もいつものように目覚まし時計を止めて顔を洗い、食堂に向かう
さて、皆頼さんは……まだ来ていないみたいですね
皆頼さんがくる前にできることはやっておきましょうか
「ん、おはよう」
「おはようございます皆頼さん」
あのあと5分くらい待った後皆頼さんは食堂に来ました
「前から言ってるけどそんな敬語じゃなくてもいいんじゃないか?」
「う~ん、やっぱり癖、ですかね
まあこの方がメイドっぽくていいじゃないですか」
「そういうもんか」
「そういうもんです」
「あ~でも『皆頼さん』っていうのはちょっと他人行儀ですかね
どうせ付き合ってるんですから呼び方変えましょうか」
「……俺も変えた方がいいか?」
「いや、皆頼さん……鏡さんは変えなくていいんじゃないですか?」
「……あんま変わってなくね?」
「でも呼び捨ては嫌です」
「でもまあ俺的にはそっちのほうが恋人っぽくて好きかな」
「じゃあそうしましょうか」
と、いつもとはちょっと違う雑談を交わしながら料理を作っていく
こういう会話してるとちょっと顔がにやけちゃうのが自分でもわかります
……でも、やっぱり、あの場面でちゃんと思いを伝えてよかったです
そのおかげで今、めちゃくちゃ幸せです
よくやった昔の私
「さて、それじゃあみんな起こしてくるわ」
「はい、すいませんいつも」
「まあ別に紅魔館一周するだけだしな」
と、鏡さんが行った後にご飯を机に並べる
……さて、今日は鏡さんとどこに行きましょうかねえ
~~~皆頼side~~~
「とりあえず全員呼んできたからあとは待つだけだな」
「ありがとうございます」
「それじゃ先に座ってるか」
「そうですね、お嬢様たちもすぐ来るでしょうし」
と言って俺はどっか適当な席に座る
咲夜も俺に合わせるようにして隣に座ってくれてるのが結構うれしい
「ん、おはよう」
「おはようございますお嬢様」「おはようレミリア」
「で、起きて早々だけど案の定付き合い始めたのねあなたたち」
「何で知ってるんですか!?」
「いや、だって記事になってたし」
「……もしかしてあいつサブのカメラ持ってたんかな
またはフィルム自体すり替えられてたかもしれん」
「……あの天狗次会ったらただじゃおかない……」
あいつ捕まることまで計算済みだったのか……
あいつの記者っぷりには驚かされるな
「……まあ、何があったのかは聞かないけどおめでとうとだけ言わせてもらおうかしらね
あとちなみにこれ紅魔館メンバー全員知ってるから
っていうより幻想郷全体かしらね」
「……まあ、俺は別にいいんだが」
「はぁ…… まあ、なんかここまでになっちゃうともう振り切れますよね」
「もとより隠す必要はないでしょうよ
というか隠している方がつらいと思うのは私だけかしら?」
「……人によるだろ」
「おはようって朝から何の話し合い?」
とそんな話をしている中にパチュリーが入ってくる
と同時に小悪魔も
「恋愛話ですか~? 結局咲夜さんにとられちゃいましたね~」
「お前そんなキャラだったっけ」
「まあ、時によりけりですよ」
「もう皆さんお集りアルか」
「私も来たよ~」
そこに美鈴とフランも来て、その後はすぐ食事になった
結局それ以降は俺たちのことについて触れられることもなく食事が終わり片付けも終わった
レミリア達も多少は俺たちのことを話題に出さないよう配慮してくれてるんだろう
現実世界で彼女持ったとか言ったら即効からかわれてる気がする
まああいつらならちょっとからかわれた後普通に受け入れてくれるんだろうけど
とまあ、そんなことを思いながら掃除や雑談をして午前が過ぎた
午前中も大体の行動は咲夜としてた気がする
ちなみに今は昼食の片づけ中だ
「別に無理に私の行動に合わせてくれなくてもいいんですよ?
もし疲れたら遠慮なく休んでてくださいね」
「合わせる……というより俺は咲夜と一緒にいたいだけだぞ?」
「ん……
急にそういうのは……やっぱりその……ちょっと照れちゃいます……」
そういって頬を赤く染める咲夜がいとおしくて仕方がない
「じゃあ咲夜は俺と一緒にいたくないのか?」
「そんなわけないです!」
もちろん冗談で言ってるがそれに対してすぐに否定してくれるのが実は結構うれしい
なんか、愛されてるなぁって実感がわく
「じゃあ別にいいだろ」
「むぅ……でもちゃんと疲れたら言ってくださいね」
「りょーかい」
そらまあ疲れてぶっ倒れて前みたいに心配かけたら困るからな
それだけは絶対にしない
「あ、そうだ
鏡さん午後暇ならまた人里に行きませんか?」
「ん、別にいいぞ することもないしな」
ということで、片付けが終わってから人里に行くことが決まったのでぱっぱと片付けを済ませてしまう
まあっそんな時間もかからないのだが
「さて、それじゃあいきましょっか」
といいながら出てきたのはまたこの前とは別の私服姿の咲夜だった
縦模様が入った茶色のセーターの上にほんのり黄色っぽいシャツジャケットをきており、
薄茶色のネックオーマーを首に巻いている
下は茶スカートに黒タイツ、黒いエンジニアブーツを履いていて、クールながらも全体的にあったかい感じに仕上がっていた
「……どうです? 似合ってるっていいんですけど……」
「めっちゃ似合ってる……っつーかめっちゃ可愛い
メイド服もいいけどこういうのもいいな おしゃれって感じ」
「やたっ(小声)
やっぱ外出する時くらいは私服の方がいいですもんね」
「そっちの方が俺もうれしいわ」
というと咲夜は フフフ と笑う
というか小声で喜んでる咲夜もかわいい
ああ、また俺顔赤くなってるんだろうなぁ
「じゃあ、いきましょっか」
「そうだな」
という流れで、付き合ってから初めてのデートが始まった
書くの難しいけど楽しい