完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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k「どうも皆さんこんにちは……もう時間帯的にこんばんはかな?カイトです」
r「ライトだぜ」
k「で、ちょうど先日本小説のお気に入り登録者数が100人を超えました!!」
r「マジ感謝!」
a「まさか書き始めた当初はこんな見てくださる方々が増えるなんて思ってなかったから本当にびっくりしてます」
k「まあ、期待にこたえられるように頑張って」
a「はーい」
r「まあ、そんな感じでそろそろ本編入るか」
k「急に冷めるやんお前」
a「まあ前置き長いしね
 てことでそれじゃあ、

a&k&r「ゆっくりしていってね!!!」


55話 咲夜といちゃいちゃ?デート 後編

 

「そんな器用に鏡を銃で割るとかできるなんて知らないですよ……」

 

 俺らは今、さっき戦ってた場所の近くにあったベンチで休憩をしている

 とりあえず咲夜が戻ってくるまではここを動くわけにもいかないしな

 

「なんかこれを活かしてもっと面白いことできそうなんだよなぁ……

 まあ、それはまた今度研究しとくか」

「皆頼さんってけっこう努力家ですよね

 そこまで根詰めてやらなくてもいいと思いますけど」

「別に努力……というか俺は自分がやりたいことをやってるだけなんだがな

 ほら、俺外の世界から来たからさ、こういう特殊能力っぽいのって憧れるんだよ」

「私たちからすれば特に何も思わないんですが……

 まあ、自分の好きなことができるならそれはそれでいいんじゃないですかね」

 

 そんな雑談をしていたら遠くから咲夜が飛んでくるのが見えた

 買い物はもう終わったんだろうな

 相変わらず仕事が早い

 

「すいません、待たせてしまったでしょうか?」

「ん、大丈夫 ちょうどさっき終わったところだから」

「お疲れ様でした、それで勝敗はどうなりました?」

「負けましたよ、見事にね」

 

 と、みすちーが俺の代わりに結果を言う

 で、その後少し勝負についての感想をお互いに述べ合って、解散となった

 

「それじゃあ、またどっかで会いましょう

 あ、あと負けた私が言うのもあれだけど、もしよければ屋台に来てくれるとありがたいです」

「ああ、そうだな

 今度暇なときにでも行かせてもらうよ

 ……といっても夜ご飯はこっちで済ませちゃうし行く機会があるかはわからないけど」

「まあ、期待しない程度に待っときますね」

「ああ、そうしてくれ」

 

 実際俺もあんまお酒強くないし夜ご飯を食べに行く必要もないからなぁ

 ……まあ、来たらいいなくらいで待っててくれるとこっちもありがたい

 

「さて、買い物はもう済ませちゃいましたけどこの後どうしましょうか

 そろそろ夕方だからもう帰ってもいいんですけど」

 

 気づけばもう西側が橙色に染まりそうな時間帯だ

 まあ、特にもうすることもないだろ

 

「そうだな、もう帰ろうか」

 

 そういって俺たちは人里を離れ紅魔館の方へと飛び立つ

 別に急ぐわけでもないからゆっくり行こうと思って速度を少し下げると咲夜もそれに合わせてくれるのがちょっと嬉しい

 

 ……特に話すこともなくしばらく無言が続いていると咲夜が口を開く

 コミュ障ってこういうこと言うんだろうな

 

「あの……鏡さん」

「ん? どうした?」

 

 まあ俺はこう静かな方が好きなんだけども

 ……咲夜はどうなのだろうか

 

「その……手、つなぎませんか?」

 

 そんなことを思いながら会話を返したら咲夜がそのような提案をしてくる

 まあ俺もいつかはつなぎたいと思っていたくらいなので、

 

「確かに、今まで手をつないでなかったしな」

 

 と、その提案に乗っかる形で答えた

 すると咲夜は俺がそう答えるのを待っていたようにして俺の方に手を出してくる

 その、俺から見るとあまりにも白い手を俺が握ると、咲夜が嬉しそうにして ふふふ と微笑む

 やっぱりかわいい

 

「……やっぱ男性の手って固いんですね」

 

 そんな咲夜に見惚れてたら、咲夜がそう感想を述べた

 ……もしかして咲夜こういう男性経験ないのか?

まあ確かに俺を除けば紅魔館に男性はいないが、この容姿だし誰かに告白とかされてもおかしくはないと思うのだが……

 

「あら、そうでしょうか?

 まあ、確かに人里でそのような類の事を言われたりもしましたが……

 私の主はお嬢様方ですので」

 

 思ったことをそのまま伝えてみたが、まあ大方予想通りかな

 ……というか、だとしたら俺はどうなるんだ

 

「あ、鏡さんは別ですよ?

 さっきの件は全く関わったことない人からそう言われたから断っただけで……」

「ん、大丈夫 ……ありがと」

 

 そう思ったのも一瞬で、咲夜が慌てるようにしてその考えを否定した

 その慌て具合が、俺のことを本当に思ってくれてる感じが伝わってきて嬉しい

 

「逆に鏡さんは私以外との女性関係はあったんですか?」

「う~ん、威張ることでもないが、全くといっていいほどなかったな

 ……だから今こうしていられるのが自分でも不思議なくらいだ」

 

 これに関しては本当にその通りだ

 まあ、そもそも女性とかかわろうとしなかったから当然なのだが

 

「ふふふ じゃあ鏡さんの1人目は私ってことですね

 まあ、2人目以降を作らせる気もないですけど」

「作る気もないから安心しろ」

 

 そんな会話をしてると、ちょっとずつ心臓の音が早くなってるのを感じる

 恥ずかしいけど、なんか、こう、恋人っぽい?

と、そんな現実をかみしめていたら咲夜が話を切り出す

 

「そういえば、ふと思ったんですけど

 私が鏡さんの鏡世界……まあ能力内に関われたのって少なからず私が鏡さんの事を……その、想っていたからだったりするんでしょうかね?」

 

 咲夜が顔を少し赤らめながらそう言う

 でも、確かに言われてみればそう……なのかもしれない

 

「う~ん、でもあくまで俺の能力内だから、俺の意思が大きいんじゃないか?

 でも、あの時咲夜以外は入れなかったし俺が入れようと思ったからといって入れるわけでもないんだよな

 だから、条件としては

 俺が入ってもいい、または入らせたいと思っていること

 相手が入りたい、または入ってもいいと思っていること

 それと俺と相手が互いに信頼していること の全部が満たされていれば入れるのかなぁ」

「……だとしたら、いいですね

 なんかこう、鏡さんが信頼してくれてるって思うと嬉しいです

 ……鏡さんも私にもっと甘えてくれてもいいんですよ?」

 

 と、咲夜が首をかしげながら、上目遣いでそう言う

 甘える……かぁ

 もう十分甘えているような気もするのだが……

まあ、咲夜がそういうなら……ちょっとだけ甘えてみてもいいかもしれない

 

 

 

咲夜side

 

 ふふふ

 こういうのを母性本能っていうんでしょうか

 別に今のままでもいいんですけど、やっぱりちょっと甘えてほしいような気もします

 

「……」

 

 とか思ってたら鏡さんが止まって何もしゃべらなくなっちゃいました

 私も鏡さんに合わせて慣性で少し前に進みながらも動きを止め、鏡さんの方に顔を向けます

 ……どうしたのでしょうか?

 

「あの……どうしまし ひゃ!?」

 

 心配に思って鏡さんの方に体を向けようとしたら、鏡さんが後ろから私に抱き着いてきました

 ちょっと、というか結構びっくりしました

 確かに甘えてほしいとは言いましたけど……これはちょっと違うような?

 まあ、いいです

 

「も、もう、そういうことするならちゃんと言ってくださいよー

 びっくりして変な声出ちゃったじゃないですかー」

 

 とりあえず私は慌ててそう返しました

 その返答をしてる間にちょっとだけ、ほんのちょっとだけ冷静になって鏡さんの温度を感じられるくらいの余裕はできました

 ちょうど9月の終わりで、気温も肌寒いくらいだったので鏡さんの温もりがじかに伝わってくる感じがします

 ……あったかい、です

 

「ん、ああ、すまん……」

 

 鏡さんはそう言ってちょっと強く私のことを抱きしめた後すぐに離しました

 なんか、ちょっと寂しい感じが残りますね

 あったかかったからもうちょっと続けてくれても良かったんですけど

 とか思いながら鏡さんの手を掴みます

 

「ふふふ でも、嬉しかったです」

「ん、そう……なら、よかった」

 

 それにしても大胆でしたねー

 これを誰かに見られたらどうするつもりなんでしょうか

 そしたら恥ずかしいなんてもんじゃすまないですよまったく

 

「……今日はこのタイミングで文とか来ないんだな」

「確かにそうですね、いつもは写真とか取りに来るのに……

ってまあ、来ない方がいいんですけど」

 

 そんな見られるのが不安ならやらなきゃいいのに

 そう思いましたが私も鏡さんのこと言えないからお互い様ですかね

 

「さ、紅魔館までもうすぐですしパパっと帰りましょうか」

「ああ、そうだな」

 

 と、この日はこの後特に何もなく紅魔館につきました

 少し遅くなってしまいましたがたぶん大丈夫でしょう

 

「さて、じゃあ早く夜ご飯つくちゃわないとな」

「そうですね、ちょっと急ぎましょうか」

 

 その後少し急いで作りましたが、結局いつもよりは少し遅くなっちゃいました

 まあ、お嬢様方から何も言われなかったのでセーフですよね……多分

 

「それじゃあ、いただきます」

「「いただきます」」

 

 少年少女食事中……

 

「「ごちそうさまでした」」

 

 さて、食事も終わりましたし片付けましょうか

 妹様も満足そうでよかったです

 

「あ、そうそう咲夜、後で皆頼と一緒に私の部屋まで来てくれるかしら?

 急ぎのようじゃないから片付けが終わってからきて頂戴」

「はい、かしこまりました」

 

 食事が終わってキッチンに戻ろうとしたところをお嬢様に呼び止められ、このように言われました

 ……なんでしょうか

 また異変に関することなのでしょうか

 まあ、後で行けば分かりますね

 

「咲夜、そっちの皿洗ってもらっていいか?」

「あ、はい わかりました」

 

 さっきのことを考えながらキッチンに入った瞬間に鏡さんから指示をもらいました

 初めのころは音を上げてたのにもう慣れたものですね

 そう思いながらさっき鏡さんに言われたことをやります

 

「ん、ありがと」

「じゃあ今度私そっちやりますね」

「ああ、任せた」

 

 

 ……と、いつも通り片付けを済ませてさっきお嬢様から言われた用件を鏡さんにも伝えます

 

「ふーん、なんだろうな」

「まあ、行けば分かりますよ」

「それもそうか」

 

 そういって鏡さんとお嬢様の部屋まで移動します

 さすがに手はつながない方がいいですかね、見られてもあれですし、なにより恥ずかしいですし

 

  コン、コン

 

「入るぞレミリアー」

「はーい」

 

 そういって鏡さんが中に入り、私もその後を追って中に入ります

 さて、まあお嬢様の顔色的に別に悪い内容ではないでしょう

 

「安心しなさい、今回はいい報告だから

 ほら、この前の宴会の時……まあ貴方達が文に写真を撮られてスクープになったときあるじゃない」

「ああ、つい最近な」

「それであの事について文から話があってね」

「今更何でしょうか」

「まあまあそう怒らないで

 文もあの時のことはさすがに悪かったと反省したらしくてね、私にこんなものを届けに来たのよ」

 

 そういってお嬢様が見せたのは……

 チケット?

 

「ホテルの宿泊無料……って地下世界の?」

「ええ、皆頼は一回も行ったことなかったでしょう?

 だから、ちょうどいいかと思ってね」

「……そんな都合のいい話あるでしょうか?

 私には向こうで待ち構えてる天狗の姿が思い浮かぶのですが」

「私もそうだと思うけど、こんなおいしい話なかなかないわよ?

 それに、もう今更って感じでしょう」

 

 う~ん、まあそうかもしれないですけどやっぱりちょっと気は引けますよね

 まあ本当に反省の意という可能性も、もしかしたらある……いや、ないですね

 あの天狗はそんないい天狗じゃないです

 

「俺は別にいいが……まあ咲夜に任せようかな」

「……さて咲夜……貴方の彼氏は行きたいって言ってるわよ?」

 

 お嬢様が急かすようにそういいます

 

「むぅ……そういういい方はずるくないですか?」

「別に私は何も言ってないわよ」

「……まあ、そうですね どうせ休暇を頂けるなら精いっぱい休んできましょうか」

 

 その言葉を待っていたといわんばかりににやっと笑ったお嬢様が言葉を発する

 

「ええ、分かったわ

 じゃあ咲夜にこのチケットは渡しておくわね」

「でもレミリアとかは大丈夫なのか?」

「う~ん、まあご飯とかは美鈴に炒飯でも作ってもらうわよ

 それに貴方達がいなくても何とかなるってところを見せないとね」

 

 と、言う感じで今回の件はひとまず解散となりました

 その後鏡さんがお風呂に入りに行ったので、今は食堂でのんびりしています

 

「あ、俺お風呂入ってきたから次咲夜入っていいぞ

 というか待たせてすまん」

「いえいえ、大丈夫ですよ」

 

 そんなうちに鏡さんがお風呂を済ませて食堂に戻ってきました

 さて、じゃあ私もお風呂に入ってきちゃいましょうか

 

 

 

皆頼side

 

 ふぅ……

 いろいろあったけどとりあえずいったん落ち着いたかな

 それにしても楽しみだな、咲夜が休暇をもらえるのは1週間後らしいからその時までにいろいろと準備をしておかないと

 

「お隣失礼するわね」

 

 レミリアが横に座りながらそう言う

 別に言わなくてもいいのに

 

「……フランはもう寝たのか?」

「ええ、多分そうじゃない? もう夜の10時だしね」

 

 あれ以降フランにもちゃんと部屋がもらえるようになった

 最初の方こそはしゃいでたもののまあ特に面白い機能もないし、特殊なこともないからすぐに慣れたようだ

 

 

「あの子も根は偉い……というか素直なのよ?」

「ああ、レミリアの指示にも、欲望にもな」

「まあ、そうね……   でも、貴方にも感謝してるわよ

 あの子が普通に過ごせるようになったのも貴方のおかげでしょうし」

「別に礼を言われるようなことはしてないがな

 むしろ、レミリアも良く俺をここに泊めようと思ったな」

 

 そう、別に俺をここに招き入れるメリットなんか一つもなかったはずなんだよな

 なんか裏で金銭的事情でもあった?

 

「別に、気分よ気分」

「……ほんとか? まあ、別に疑う気理由もないんだが」

「長く生きてれば気分で行動することもあるのよ」

「そんなもんか」

「ええ、じゃあ、私は先に寝させてもらうわね」

 

 そういってレミリアは席を立って部屋に戻る

 最後に何か言っていたような気がしたが、俺にはよく聞き取れなかった

 ……まあ、たぶん気のせいだろ

 

 そのあと少しして、咲夜が風呂から上がってきた

 

「あら、待っててくださったんですか?

 別に先に寝てもらってても構わなかったのですが……」

「だって咲夜が風呂から出てきた後に誰もいなかったら悲しいだろ

 っていうか咲夜だっていつも待っててくれるしな」

「ふふっ ありがとうございます

 あ、そうだ それなら今日買った紅茶でも入れましょうか?」

「ああ、自分で入れるよ」

「大丈夫ですよ、鏡さんは座って休んでてください」

 

 別に無視して手伝いに行ってもよかったのだが、ここは咲夜に任せることにした

 多分咲夜の方が紅茶のこと詳しいだろうし、こういうのは初心者が無駄に邪魔しない方がいいだろ

 

 しばらくして紅茶を入れ終わったのであろう咲夜が2つのティーカップをトレイに乗せて戻ってくる

 こうしてみるとやっぱりメイドなんだなぁと感じる

 そしてこっちまで来た咲夜は俺の前と、俺の隣にティーカップを置く

 カタン、コトン

 ほかの人が寝て静かになった空間に音が響く

 

「ん、ありがと」

「とりあえずそのまま入れましたけどミルクティーとかにしてもおいしいですよ」

 

 咲夜の説明を聞きながら俺はその紅茶を口に運ぶ

 色はオレンジっぽく、香りはうん……まあ紅茶って感じだ

 確かディンブラ……とかいう名前じゃなかったっけ?

 

「うん、おいしい」

「紅茶の中でもだいぶオーソドックスなものを選びましたからね

 間違いはないはずです」

 

 そういって咲夜もその紅茶を口に運ぶ

 今度はお菓子とかと一緒に飲んでもいいかもしれんな

 

 と、両方とも飲み終わって今度は俺がキッチンに片づけに行く

 咲夜もついてこようとしてたがまあさっきやってもらったからということで休んでてもらう

 

「さて、それじゃあもう寝ましょうかね」

「ああ、そうだな」

 

 すぐに片付けも終わり、食堂に戻ると咲夜がそういったので俺も言葉を返す

 もうそろそろ23時だ

 

「じゃあ、おやすみなさい、です」

「ああ、おやすみなさい」

 

 そのあとすぐに寝ようとしたが、今日のことと、1週間後のことが頭に残ってしばらく眠れなかった

 





まずはご愛読ありがとうございますm(__)m
最近前書きと後書きのテンションの差がひどいなと思ってきました

とまあそんなことは置いといて、今回の話は執筆にあたって結構書き直したんですよね
なかなか心情を表したりするのって難しい……
それでもまあある程度は自分が好きな感じに書けたかなと思ってます
で、そんな風に書けたのはいいんですが気づけば文字数が約6000文字になってました
いつもこんな長くならないのに何でなん?
しかもなかなか話をきれる所がなかったので、今回はそのまま投稿という形になったわけですね

あと、話は変わりますが冒頭でも言った通りお気に入り登録者数が100人を突破しました!
読んでくださっている方本当にありがとうございますm(__)m
皆さんもコロナには気を付けてくださいね~

と、いう感じで、今回の編集小話はこれで終わりにします(満足した)
読んでくれてる人いんのかな……?
それでは次回も  

 ゆっくりしていってね!!!
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