完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

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あ、どうも皆さんこんにちは、筆者のアマモです
最近になってたまに長袖を使うようになってきました
暑かったり寒かったりと気温の差もありますが、皆さん体調には気を付けてくださいね

と、そんな話はここまでにしてそろそろ本編の方に行きましょうか
それでは、

 ゆっくりしていってね!!!



61話 本を盗む魔法使い

61話

 

 と、中から聞こえる声をきにしつつ図書館に入る

 すると、案の定魔理沙とパチュリーが弾幕ごっこをして争っていた

 

「あら、ちょうどいいところに来たじゃない!

 ちょっと手伝ってもらえるかしら!?」

「お、皆頼なら私の味方についてくれるよな!?」

 

 図書館に入った瞬間、二人からそのように言われる

 何が起こっているのかよくわからないが、大方魔理沙がパチュリーの本を盗もうとしたのだろう

 ……というか確実にそうだなこれ

 

「よくこの状況で俺が魔理沙側につくと思ったな?」

「いや、今回は違うんだ!

 普通に本を読んでたらパチュリーが急に」

「あんたが言う普通は普通じゃないのよ!」

 

 と、二人は弾幕を躱しあいながらそう言いあう

 まあ、流石に魔理沙の味方にはつかない

 でも割と戦闘面では気が合いそうだからいつか一回共闘してみたくもある

 

「まあ、今回は敵同士ってことで」

 

 そういいながら俺は魔理沙の方へと銃を向け、2,3発撃ちこむ

 まあ、多少撃ったところでどうせ当たりもしないだろうからこっちも全力でやらせてもらおう

 

「くっ……

 まあいいんだぜ、2人になったところでやることは変わらないしな!」

 

 そういいながら魔理沙は星形の通常弾幕をばらまく

 ……というか、このままだとこの図書館が壊れそうだけど大丈夫なのか?

 そんな心配をしながら魔理沙が撃ってくる弾幕を躱す

 

「土符『トリリトンシェイク』!」

 

 パチュリーがスペルカードを発する

 すると、8方向に黄色の大弾がばらまかれる

 さらに、黄色の小弾も大量にばらまかれ、それらはいったんパチュリーの周りで止まった後また動き出す

 この工程が繰り返され、図書館は一瞬のうちに黄色の弾幕でいっぱいになってしまった

 

「おっと、そのくらいの弾幕なら全然楽勝だぜ?」

 

 と、魔理沙はその弾幕の隙間を華麗に通り抜けながらそう言う

 というかなんで避けれてるんだあれ

 とか思いながら俺がまた弾幕を放とうとすると、隣から来たパチュリーの弾幕にあたりそうになる

 

「あっぶね!」

「ん? ああ、そういえばそうだったわ

 ごめんなさいね、いつもの感覚でやっちゃってたわ」

 

 まあ、気を付けてなかった俺も悪いとはいえ仲間からの攻撃で死ぬとかは勘弁してほしい

 

「さて、それなら今度は私の番だな!

 光符『アースライトレイ』!」

 

 そう魔理沙が言うと、魔理沙の周りから星形の小型弾幕が現れ、それは波紋状に広がってくる

 それを5回ほど繰り返した後、魔理沙は自機狙いの同じような弾幕を大量に放ってくる

 一応ぎりぎりでよけられたが、気づくのが少し遅れてたら危なかったかもしれない

 やっぱり力の差を思い知らされる

 

 だが、そんなことは気にもせず、また波紋状に弾幕が飛んでくる

 俺はその間をぎりぎりで避けて、何とか銃で反撃する

 が、それも簡単によけられてまた自機狙いの弾幕が飛んでくる

 

 ここであの新しいスペルカードを使うべきだろうか?

 いや、まだだ

 きっとどこかのタイミングで魔理沙はあれを必ず撃つはず

 その時まで耐えよう

 

「銃符『散鏡』!」

 

 そのスペルカードを使い、俺は銃を魔理沙ではなくその弾幕に向けて5発放つ

 その銃弾は、弾幕にあたって反射され、その弾幕がほかの弾幕にあたってさらに反射されていく

 その反射された銃弾も16方向に弾幕として現れ、また別の弾幕を反射する

 そうして、魔理沙が撃った弾幕のほとんどは反射されていく

 まあだからと言って必ずしも魔理沙の方に攻撃がいくとは限らないのだが

 

「おお、結構面白いことできるんだな

 でも皆頼、耐えてばっかじゃ終わらないぜ?」

「ああ、わかってるさ」

 

 確かにわかってる

 だからこそ、俺は魔理沙の攻撃を待ってるんだ

 ……というか、多分俺は相手の攻撃を利用する戦い方じゃないと勝てないし

 

「さっきから何の音ですか!?」

 

 と、そんなことを考えていたら咲夜も図書館に到着した

 これで1対3だし、流石に勝てる……と信じたい

 

「ああ、咲夜ね

 悪いけどちょっと手伝ってくれるかしら」

「おい、3対1なんて卑怯だと思わないのか!」

「そう?私はこそこそと隠れて本を盗む方がよっぽど悪だと思うけどね」

 

 と、そんな会話をしているうちに咲夜も何となく状況を把握したのか戦闘に参戦し、弾幕を放つ

 

「くっ……一時撤退だ!」

「そうはさせないですよ」

 

 逃げようとした魔理沙を咲夜が回り込んで止める

 止める、というよりかは逃げ道に弾幕を張って逃げられないようにしたという方が正しいか

 

「魔空『アステロイドベルト』!」

 

 追い込まれた魔理沙はまたスペルカードを発する

 すると、赤色と青色の星形弾幕が魔理沙を中心にして波紋状に広がっていく

 それは、交互に赤色と青色が混ざっていて真上から見ればとても奇麗なのだろう

 

 だが、そんなことを気にしている余裕もなく、その2種類の弾幕は結構なスピードで近づいてくる

 右、左、右、左……

 そうやってぎりぎりでかわし続けていると、今度は横から緑と黄色の小さい星形弾幕が現れる

 ……さすがにこれは……対処できん!

 そう思った俺はすぐさま鏡の世界へと逃げ込む

 

「鏡符『互交世界』!」

 

 そして、与えられた1秒間の猶予で体勢を立て直す

 その後、すぐにまた弾幕は現れる

 いや、これ、本当にどうしようか

 このままでは5秒も持たずに被弾してしまうだろう

 

「あ、やっべ」

 

 そんなことを言っていたら、気づいたら弾幕が真横まで迫ってきている

 ……これは……当たるな

 そう思って、当たる瞬間反射的に目をつぶる

 ……が、なぜか当たったような衝撃はなく、聞こえるのは咲夜の声だった

 

「幻世『ザ・ワールド』!

ふぅ……間一髪だったじゃないですか」

 

 どうやら鏡の世界に入ってきた咲夜が時を止めて助けてくれたようだ

 そして、そのタイミングで魔理沙のスペルカードも終わったのでいったん鏡の世界を崩壊させる

 

「ああ、すまん咲夜、咲夜が来てなかったらもろに被弾したてわ」

 

 今のは本当に危なかった

 咲夜が来てくれていなかったらあの後続けて被弾していただろう

 

「いいんですよ、それより今はラスボス退治です」

「ラスボスになったつもりはないんだぜ……

 それに、仮にラスボスだとしてもここで退治させられはしないぜ!」

 

 そういいながら魔理沙は手に八卦炉をもって構える

 これは……あれがくるな

 

「魔砲『ファイナルマスタースパーク』!」

 

 そういう魔理沙の周りからは、まず青と赤の星型弾幕が現れる

 そして、魔理沙が俺たち三人に向けてマスタースパークを放とうとする

 だから、俺はそのタイミングで前に出る

 

「鏡さん!?」

 

 と、咲夜が心配するがここは任せておいてほしい

 魔理沙は少し驚いたようにしながらも、そのままマスタースパークを放つ

 それと同時に、赤と青の星形弾幕も動き出す

 そして、俺はそれが当たる前に魔理沙の方を向いてスペルカードを宣言する

 

「それを……待ってたんだよ!

鏡符『イージスの鏡』!」

 

 そう宣言した俺の周りには四枚の鏡が現れ、俺の周りをゆっくりと回る

 ただ、これだけだと恐らく鏡の強度的に割れてしまうだろう

 だから俺はさらにスペルカードを宣言する

 

「鏡符『反射板』!」

 

 そう宣言した俺の前には、鏡の板が2枚、重なっている

 その鏡にあたったマスタースパークは、1枚に鏡を破壊し、さらに皆頼の方へと迫ってくる

くっ…… 頼む、耐えてくれ……

と、そう思っていると願いが通じたのか、イージスの鏡が割れる音とともに魔理沙が撃ったマスタースパークが跳ね返される

 相打ちか…… でも、このイージスの鏡にあたって反射されたマスタースパークは相殺不可能なので、魔理沙はこれをよけるしかない

 

「なっ……! あっぶな!

 なんてことするんだぜ皆頼!」

「相手の弾幕を利用するのも立派な戦術なんじゃないか?」

 

 そうして体制が崩れた魔理沙に、パチュリーが追い打ちの弾幕を仕掛ける

 

「土&金符『エメラルドメガリス』!」

 

 パチュリーは、大きい緑色の弾幕と多数の小さい緑色の弾幕を散らばらせて、魔理沙の体勢を立て直させないようにしつつ攻撃する

 そして、ついに魔理沙が被弾する

 

「くっ……

 降参だぜ降参! 勘弁してくれ!」

 

 そういわれたパチュリーは攻撃をやめて本を回収しに行く

 ふぅ…… 正直ここまでうまくいくとは思わなかったけど、あんま狙ってやるものじゃないな

 もし魔理沙がこの鏡から逸らして弾幕を撃ってたら終わってたわけだし

 

「まったく…… こんなに体力使うつもりじゃなかったんだけどね……

 後で小悪魔にでも処理を頼んでおきましょうか」

「……そういえば小悪魔は?」

 

 そういえば戦闘に夢中になって完全に小悪魔のことを忘れていた

 すまん小悪魔

 

「ああ、あの子なら今屋外の倉庫に本を取りに行ってもらってるわ」

「なるほど」

 

 そもそも図書館にあまり来ないからご飯の時しか会わないんだよな

 最近はからかわれることも減ったし

 

「で、魔理沙にはこれから何をしてもらおうかしらね

 こんだけやったんだからあなたにもいろいろ手伝ってもらうわよ」

「……助けてくれだぜ皆頼」

「自業自得だ」

 

 俺に言われてもこれは完全に魔理沙が悪い

 さんざんパチュリーにこき使われて反省するんだな

 

「それじゃあ、ありがとうね二人とも

 後はこっちで何とかしておくからもういいわよ」

「いや、別に全然手伝いますよ?」

「いいのよ、その辺は魔理沙にちゃーんとやってもらう予定だから」

「ひぇぇ……」

 

 まあ、そういうことなら任せておこうか

 ということで、俺らはこの場から離れることになった

 

 

 




まずは、皆さんご愛読ありがとうございます!
正直皆頼が強すぎると思う人も多いと思うんですけど、まあ相手の攻撃を反射してるだけなので多少はね?
ちなみに、イージスというのは『神盾』という意味らしいです
まあ、守ってくれるという意味では鏡も立派な盾ですね

まあでも、久しぶりの戦闘シーンを書けてよかったです
ちなみに、本当はこの先も書いてから投稿しようと思ったのですがきりがいいのでここで一回話を区切らせてもらいました

次回はまだ書き終わってませんが近々投稿出来たら……いいな(願望)
という感じで、次回も、

 ゆっくりしていってね!!!
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